◆拠点単位での脱炭素目標達成を支援
マルチリージョンEMSは、拠点ごとの脱炭素目標、再エネ発電量の予測値、電力需要の予測値、蓄電池の容量、環境価値証書価格などを考慮したうえで、最適な計画を作成します。これにより電力および環境価値の調達コストを最小化するとともに、拠点ごとの脱炭素化目標達成に向けた受給運用計画を策定することができます。
◆「自己託送制度」を活用した複数拠点間の電力融通
マルチリージョンEMSでは、脱炭素目標達成に向け、再エネ設備で発電した電力を①自拠点内で消費する、②電力が不要な時間に蓄電池へ充電し必要な時間に放電する、そして③別拠点に送り活用する、の3つの選択肢を検討できます。特に、③では「自己託送制度」を活用することで複数拠点にまたがる電力融通も選択肢に入れ、最も経済的に拠点毎の脱炭素目標達成を実現します。
◆環境価値業務の運用負荷を軽減
マルチリージョンEMSでは、環境価値に関わる受給計画の策定・変更・提出業務を自動化することができます。また、コーポレートPPAや環境証書購入など複数の再エネ調達手法に対応しています。目標とする再エネ比率と再エネ設備の導入状況に基づき電力の最適融通や環境証書の管理を行うことで、導入企業様の運用負荷を軽減します。