文化・教養
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先人に学ぶ
屋井先蔵(発明家)
電気の時代を先取りし「乾電池王」と呼ばれた発明家
2017年5月公開【全1回】
要旨
どこでも持ち歩ける電気製品が巷にあふれる現代。電力がまだ普及していなかった明治時代に、こうした未来を予見したかのように、携帯機器の可能性を切り開いた人物がいた。世界に先駆けて乾電池を作り、「乾電池王」と呼ばれた発明家・屋井先蔵。独創性と不屈の精神で時代を切り開いた屋井の生涯に迫る。
発明家 屋井先蔵(やい・さきぞう)
1863年、新潟県生まれ。時計店での年季奉公を経て、発明家の道に進む。1885年に電気時計を発明し、電気に関する日本の特許第一号を取得。1887年に乾電池を発明(諸説あり)。日本の乾電池産業の誕生・発展に貢献した。享年64歳。
- 要旨 屋井先蔵(発明家)
- 電気の時代を先取りし「乾電池王」と呼ばれた発明家
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