シーケンサ MELSEC iQ-Rシリーズ 特長 ソリューション

工場を進化させたい
情報連携ユニットを活用したIT連携
MELSEC iQ-Rシリーズの情報連携ユニットを活用することで、生産現場とITシステムをスムーズに連携できます。
- ユニットの詳細はこちらをご参照ください
Point1SCADAシステムなどと連携して、状況に応じた生産指示が出せる
- MESインタフェースユニットまたはOPC UAサーバユニットを活用することで、生産指示(レシピ情報など)、生産実績(不良品の数など)といった生産現場のデータをやりとりできます
- 生産現場から収集したデータをSCADAソフトウェアGENESIS64™などを活用して分析し、その分析に基づいた生産指示を関連するシステム全体に出せます
- 生産指示と生産実績のリアルタイムな情報連携で、効率の良い生産ができます

Point2高速収集した生産実績データをトレーサビリティーに活用できる
- 高速データロガーユニットを活用することで各工程の生産実績データを最速0.5msで収集し、Excel®/CSV形式の視覚的にわかりやすいグラフなどで生産状況を把握できます
- いずれかの生産工程で問題が発生した場合でも各工程のデータを収集できるので、より詳細な原因特定に役立ちます

Point3装置の稼働データから、故障の予兆をリアルタイムに検出できる
- 高速データコミュニケーションユニットを活用することで、装置の稼働データを受信・分析して故障の予兆をリアルタイムに検出できます
- 故障する前に装置をメンテナンスできるため、システムのダウンタイムを短縮し、生産性を向上できます

- 「e-F@ctory情報連携製品」リーフレットはこちらをご参照ください
ソフトウェアを活用したシンプルなIT連携
データ連携ソフトウェアMX ComponentやMX Sheetを活用することで、生産現場のデータを見える化できます。
Point4シーケンサ内のデータ見える化で、手軽にデータを活用できる
- シーケンサ内のデバイスデータを自動収集し、帳票や日報を自動で作成できるので、データの確認・転記の手間を減らせます
- 収集したシーケンサ内のデバイスデータをExcel®で加工し、簡単にアンドンシステムを構築できます


e-F@ctory支援モジュールで生産現場レベルのIIoT化を支援
e-F@ctory支援モジュールは、MELSEC iQ-R/iQ-Fシリーズおよび表示器GOT2000シリーズ用のサンプルプロジェクトです。見える化や簡易分析などの機能をサンプルプロジェクト形式で提供するため、現場に合わせたカスタマイズも可能です。
- 製品詳細は「e-F@ctory支援モジュール」リーフレットをご参照ください
Point5目的に応じた豊富なラインアップがあり、現場に合わせたIIoT化が実現できる
- 設備の管理・保全・改善に着目した機能を多数ラインアップしているため、目的に応じた機能をお使いいただけます
設備総合効率の見える化
MELSEC iQ-RMELSEC iQ-F
設備総合効率や生産数など、設備の生産・稼働状況を総合表示します。*1

シリンダーの動作時間監視による異常検知
MELSEC iQ-RMELSEC iQ-F
シリンダーの状態や動作、設備の稼働サイクルを計測・モニタし、異常兆候を監視します。*1

CO2排出量などを簡単取得・見える化
MELSEC iQ-R
CO2排出量、エネルギー原単位、生産数、電力量を簡単に確認できます。電力量、生産数のデータを保存し、生産ラインや設備の工程ごとでエネルギーロス分析に活用できます。

- *1.画面はMELSEC iQ-Rシリーズのものです。
データナビゲートアプリで生産現場のみえる化を手間なく実現
データナビゲートアプリは、C言語インテリジェント機能ユニット用の専用アプリケーションです。
工場全体のみえる化の第一歩である、生産現場のみえる化(可視化、分析)を様々な機能で支援します。

Point6Webブラウザでモニタリングや設定ができ、直感的に導入・運用が可能
- 直感的な操作で、初期設定や設定変更を行うことができます。プログラムに関する専門知識も不要です
- 表示器などの専用機器を使わずに、パソコンなどのWebブラウザでモニタリング・設定ができます
時間稼働分析アプリ
設備の稼働状態をみえる化

時間稼働率の低下要因を分析
エネルギー分析アプリ
設備の使用電力などをみえる化

無駄な使用電力などの改善点を把握
動作サイクル監視アプリ
シリンダーなどの動作時間を監視

異常兆候や性能低下を検知
アラーム分析アプリ
アラームの発生状況をみえる化

発生頻度や影響の大きい異常を把握
見える化製品でFA・ITのデータを有効活用
SCADAソフトウェアGENESIS64™はFAとITのデータを一元的に管理するIIoTプラットフォームで、様々なデータの監視・分析ができます。工場の自動化、スマートビルディング実現、社会インフラシステム構築など、お客様のご要望に最適な監視統合ソリューションを提供します。
- 製品詳細はこちらをご参照ください
Point7見える化したデータを分析することで、予防保全に活用できる
- GENESIS64™を活用し、広域にわたる各拠点の生産情報を一括監視することで、設備の運用コスト削減を支援します
- リアルタイム監視で設備を効率的に稼働できるので、高い生産性を得られます
- 監視データを分析した結果を生産ラインにフィードバックすることで、予防保全にも活用できます

様々な機器との連携をスムーズに
お手軽にシーケンサ間のデータ連携ができるシンプルCPU通信機能や、一般・安全・駆動通信を混在しながら、生産現場とITシステムをシームレスに連携できるネットワークCC-Link IE TSNを活用して、各機器とのスムーズな連携を実現します。
Point8簡単なパラメータ設定のみで、他社PLCとも簡単データ連携
- Ethernetインタフェースユニットを使うと、パラメータ設定のみで、当社シーケンサだけでなく既設の他社PLCともデバイスデータのやり取りができます(シンプルCPU通信機能)*5
- 既設シーケンサのプログラムを変更せずに、簡単にデータ収集ができます
- *5.対応接続機器一覧はこちらをご参照ください。

Point9CC-Link IE TSN 1本で、生産現場とITシステムをシームレスに連携できる
- CC-Link IE TSN 1本で一般・安全・駆動通信を連携でき、柔軟なシステムを構築できます
- MELIPCといったエッジコンピューティング機器を活用し、異なる工程の様々なデータをメインコントローラやITシステムへ送信できるので、簡単にデータ連携を実現します
- CC-Link IE TSN Plusマスタ・ローカルユニットを使用すると、CC-Link IE TSNの高速・高精度な通信はそのままに、EtherNet/IP™機器を活用できます
- CC-Link IE TSNの詳細はこちらをご参照ください

システムレコーダによる事後保全ソリューション
- ソリューションの詳細はこちらをご参照ください
Point10異常に関連するデータをまるごと収集できる
- 設備のダウンタイムを最小化するためには、不具合原因を早期に見つけ出すことが重要です
- 異常に関連する全デバイス・ラベルデータをまるごと収集できるので、レコーディング対象の選択に悩みません

Point11レコーディング対応機器*6が連動してデータをまるごと記録し、簡単に異常要因を特定できる
- レコーディング対応機器のいずれかが異常を検知した際、システム内の全レコーディング対応機器が一斉にデータを記録します
- 大規模システムの場合でも、CC-Link IE TSNを経由して他局に異常を通知できます
- 異常発生時の各機器の制御データや動画を突き合わせて確認できるため、複数の機器にまたがる異常要因を簡単に解析できます
- *6.レコーダユニット、カメラレコーダユニット、モーションCPUユニット、モーションユニットが対応しています。

Point12異常が発生した瞬間を映像で記録できる
- ネットワークカメラで、異常が発生した瞬間を映像で記録できます
- 高速フレームレートFAカメラから、業界標準に対応した多彩なネットワークカメラまで対応しているので、撮影対象や設置環境に合わせたカメラを選択できます

Point13異常原因を迅速に特定できる
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異常に関連するデバイス・ラベルデータと、使用したプログラムを1つの画面でまとめて確認できます
- ❶デバイス・ラベルとその影響範囲をデータフロー図で視覚的に確認できる
- ❷プログラムの見たい部分をブックマークできるので見返しやすい
- ❸モニタした値とプログラムをまとめて確認できる

Point14撮影した映像を簡単に解析できる
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撮影した映像の確認したい瞬間にしるし(ログマーカー)をつけて、GX Works3(回路モニタ)およびGX LogViewer(波形表示)と連携することで、簡単に解析作業ができます
- ❶異常が発生した瞬間の部分にしるし(ログマーカー)をつけられます
関係者間で同じ着目点を共有できる - ❷しるし(ログマーカー)を後から見返した時わかりやすいように分類できます
色分け・コメント追加ができる
- ❶異常が発生した瞬間の部分にしるし(ログマーカー)をつけられます
