操作パネル表示 | 名称 | ||
---|---|---|---|
OLC | ストール防止(過電流) | 詳細 | |
OLV | ストール防止(過電圧) | 詳細 | |
RB | 回生ブレーキプリアラーム | 詳細 | |
TH | 電子サーマルプリアラーム | 詳細 | |
PS | PU停止 | 詳細 | |
MT | メンテナンスタイマ | 詳細 | |
SL | スピードリミット表示(速度制限中出力) | 詳細 | |
CF | 通信異常発生時運転継続中 | 詳細 | |
SA | セーフティ停止中 | 詳細 | |
LDF | 負荷異常警報 | 詳細 | |
EHR | Ethernet通信異常 | 詳細 | |
DIP | IPアドレス重複 | 詳細 | |
IP | IPアドレス異常 | 詳細 | |
SE | パラメータ誤設定 | 詳細 | |
Cor | 腐食警報 | 詳細 | |
UV | 不足電圧 | 詳細 | |
LP | ストロークリミット警報 | 詳細 | |
HP1 | 原点復帰エラー | 詳細 | |
HP2 | 原点復帰エラー | 詳細 | |
ED | エマージェンシードライブ実行中(標準仕様品、Ethernet仕様品) | 詳細 |
操作パネル表示 | 名称 | ||
---|---|---|---|
FN | ファン故障 | 詳細 |
操作パネル表示 | 名称 | ||
---|---|---|---|
E.OC1 | 加速中過電流遮断 | 詳細 | |
E.OC2 | 定速中過電流遮断 | 詳細 | |
E.OC3 | 減速/停止中過電流遮断 | 詳細 | |
E.OV1 | 加速中回生過電圧遮断 | 詳細 | |
E.OV2 | 定速中回生過電圧遮断 | 詳細 | |
E.OV3 | 減速/ 停止中回生過電圧遮断 | 詳細 | |
E.THT | インバータ過負荷遮断(電子サーマル) | 詳細 | |
E.THM | モータ過負荷遮断(電子サーマル) | 詳細 | |
E.FIN | フィン過熱 | 詳細 | |
E.UVT | 不足電圧 | 詳細 | |
E.ILF | 入力欠相 | 詳細 | |
E.OLT | ストール防止による停止 | 詳細 | |
E.SOT | 脱調検出 | 詳細 | |
E.LUP | 上限故障検出 | 詳細 | |
E.LDN | 下限故障検出 | 詳細 | |
E.BE | ブレーキトランジスタ異常検出 | 詳細 | |
E.GF | 出力側地絡過電流 | 詳細 | |
E.LF | 出力欠相 | 詳細 | |
E.OHT | 外部サーマル動作 | 詳細 | |
E.PTC | PTCサーミスタ動作 | 詳細 | |
E.OPT | オプション異常 | 詳細 |
操作パネル表示 | 名称 | ||
---|---|---|---|
E.OP1 | 通信オプション異常 | 詳細 | |
E.16 | シーケンス機能 ユーザ定義異常 |
詳細 | |
E.17 | |||
E.18 | |||
E.19 | |||
E.20 | |||
E.PE6 | 内部素子異常 | 詳細 | |
E.PE | パラメータ記憶素子異常(制御基板) | 詳細 | |
E.PUE | PU抜け | 詳細 | |
E.RET | リトライ回数オーバー | 詳細 | |
E.PE2 | パラメータ記憶素子異常(主回路基板) | 詳細 | |
E.CPU | CPU異常 | 詳細 | |
E.CDO | 出力電流検出値異常 | 詳細 | |
E.IOH | 突入電流抑制回路異常 | 詳細 | |
E.AIE | アナログ入力異常 | 詳細 |
操作パネル表示 | 名称 | ||
---|---|---|---|
E.USB | USB通信異常 | 詳細 | |
E.SAF | セーフティ回路異常 | 詳細 | |
E.OS | 過速度発生 | 詳細 | |
E.OSD | 速度偏差過大検出 | 詳細 | |
E.ECT | 断線検出 | 詳細 | |
E.OD | 位置誤差大 | 詳細 | |
E.MB1 | ブレーキシーケンス異常 | 詳細 | |
E.MB2 | |||
E.MB3 | |||
E.MB4 | |||
E.MB5 | |||
E.MB6 | |||
E.MB7 | |||
E.OA | 加速度異常 | 詳細 | |
E.IAH | 内部温度異常 | 詳細 | |
E.PID | PID信号異常 | 詳細 | |
E.EHR | Ethernet通信異常 | 詳細 | |
E.CMB | 基板組み合わせ異常 | 詳細 | |
E.1 | オプション異常 | 詳細 | |
E.5 | CPU異常 | 詳細 | |
E.6 | |||
E.7 | |||
E.10 | インバータ出力異常 | 詳細 | |
E.11 | 反転減速異常 | 詳細 | |
E.13 | 内部回路異常 | 詳細 |
操作パネル表示 | HOLD |
---|---|
内容 | 操作ロックモードが設定されています。[STOP/RESET]以外の操作ができないようになっています。 |
チェックポイント | -------------- |
処置 | [MODE]を2s長押しで操作ロックを解除できます。 |
操作パネル表示 | LOCD |
---|---|
内容 | パスワード機能が設定されています。パラメータの表示、設定ができない状態になっています。 |
チェックポイント | -------------- |
処置 | Pr.297 パスワード登録/ 解除にパスワードを入力して、パスワード機能を解除してから操作してください。 |
操作パネル表示 | Er1 |
---|---|
内容 |
|
チェックポイント |
|
操作パネル表示 | Er2 |
---|---|
内容 | Pr.77 パラメータ書込選択=“0”のとき、運転中にパラメータ書込みを行った。 |
チェックポイント | 運転中ではないか |
処置 |
|
操作パネル表示 | Er3 |
---|---|
内容 | アナログ入力のバイアス、ゲインの校正値が接近しすぎている。 |
チェックポイント | 校正パラメータC3、C4、C6、C7(校正機能)の設定値の確認をしてください。 |
操作パネル表示 | Er4 |
---|---|
内容 |
|
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | Err. |
---|---|
内容 |
|
処置 | RES信号をOFFしてください。 |
操作パネル表示 | OLC | |
---|---|---|
液晶操作パネル表示 | OL | |
内容 |
|
|
加速中 | インバータの出力電流(リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御時は出力トルク)がストール防止動作レベル(Pr.22 ストール防止動作レベル 等)を超えると、過負荷電流が減少するまで周波数の上昇を止め、インバータが過電流遮断に至るのを防ぎます。ストール防止動作レベル未満になると再び上昇させます。 | |
定速運転中 | インバータの出力電流(リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御時は出力トルク)がストール防止動作レベル(Pr.22 ストール防止動作レベル 等)を超えると、過負荷電流が減少するまで周波数を下げ、過電流遮断に至るのを防ぎます。ストール防止動作レベル未満になると設定周波数まで戻ります。 | |
減速中 | インバータの出力電流(リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御時は出力トルク)がストール防止動作レベル(Pr.22 ストール防止動作レベル 等)を超えると、過負荷電流が減少するまで周波数の下降をやめ、インバータが過電流遮断に至るのを防ぎます。ストール防止動作レベル未満になると再び下降させます。 | |
チェックポイント |
|
|
処置 |
|
操作パネル表示 | oL | |
---|---|---|
液晶操作パネル表示 | oL | |
内容 |
|
|
減速中 | モータの回生エネルギーが過大となり、回生エネルギー消費能力を超えると、周波数の下降を止め、過電圧遮断に至るのを防ぎます。回生エネルギーが減少した時点で、再び減速を続けます。 | |
チェックポイント |
|
|
処置 | 減速時間が変わる可能性があります。Pr.8 減速時間で減速時間を長くしてください。 |
操作パネル表示 | RB |
---|---|
液晶操作パネル表示 | RB |
内容 | 回生ブレーキ使用率が、Pr.70 特殊回生ブレーキ使用率設定値の85%以上となった場合に表示します。回生ブレーキ使用率が100%に達すると、回生過電圧(E.OV[]) となります。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | TH |
---|---|
液晶操作パネル表示 | TH |
内容 | 電子サーマルの積算値が、Pr.9 電子サーマルの設定値の85%以上に達すると表示します。規定値となると、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | PS |
---|---|
液晶操作パネル表示 | PS |
内容 |
|
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | SL |
---|---|
液晶操作パネル表示 | SL |
内容 | トルク制御時に速度制限レベルを超えると出力します。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | SA |
---|---|
液晶操作パネル表示 | -------------- |
内容 | セーフティストップ機能動作中(出力遮断中)に表示します。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | MT |
---|---|
液晶操作パネル表示 | MT |
内容 | インバータの累積通電時間がパラメータに設定した時間以上経過したときに表示します。MTを表示するまでの時間はPr.504 メンテナンスタイマ1 警報出力設定時間 (MT) で設定します。Pr.504の設定が初期値(9999)の場合、この表示は発生しません。 |
チェックポイント | メンテナンスタイマの設定時間を経過しています。 |
処置 | メンテナンスタイマ設定の目的にあわせた対処をする。 Pr.503 メンテナンスタイマに“0”を書き込むと表示を消すことができます。 |
操作パネル表示 | CF |
---|---|
液晶操作パネル表示 | CF |
内容 | 通信回線または通信オプションに異常が発生している状態で運転を継続している場合に表示します。(Pr.502=“4”設定時) |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | LDF |
---|---|
液晶操作パネル表示 | LDF |
内容 | Pr.1488 上限警報検出幅、Pr.1489 下限警報検出幅で設定した検出幅を負荷が超えたときに表示します。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | EHR |
---|---|
液晶操作パネル表示 | EHR |
内容 | Pr.1431 Ethernet 断線検出機能選択= “1~3” 設定時に、物理的にEthernet通信ができない場合に表示します。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | DIP |
---|---|
液晶操作パネル表示 | DIP |
内容 | IP アドレス重複検出時に表示します。 |
チェックポイント | ネットワーク上の他の機器と重複したIP アドレスを設定していないか。 |
処置 | 個別のIP アドレスを設定する。 |
操作パネル表示 | IP |
---|---|
液晶操作パネル表示 | IP |
内容 | IPアドレスまたはサブネットマスクの設定が範囲外の場合に表示します。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | SE |
---|---|
液晶操作パネル表示 | SE |
内容 | 制御方式の設定(Pr.800、Pr.451)に対して、モータの設定(Pr.71、Pr.450、Pr.80、Pr.453、Pr.81、Pr.454)が始動可能条件を満たしていない状態で、始動指令を入力した場合に表示します。 |
チェックポイント | 制御方式の設定に対して、モータの設定が適切か。 |
処置 | 制御方式の設定とモータの設定を見直す。 |
操作パネル表示 | Cor |
---|---|
液晶操作パネル表示 | Cor |
内容 | 制御回路基板の腐食具合がレベル3(Pr.198=“3”)になると表示します。(FR-E8[][]-[]-60(コーティングあり仕様)のみ機能します。) |
チェックポイント | インバータ使用環境は適切か。 |
処置 |
|
操作パネル表示 | UV |
---|---|
液晶操作パネル表示 | -------------- |
内容 | インバータの電源電圧が下がると制御回路が正常な機能を発揮しなくなります。また、モータのトルク不足や発熱の増加を生じます。このため電源電圧が約AC115V(400Vクラスは約AC230V、575Vクラスは約AC330V)以下になるとインバータの出力を停止し、“UV”を表示します。電圧が正常に戻ると警報は解除されます。 |
チェックポイント | 電源電圧は正常か。 |
処置 | 電源など電源系統機器を調査する。 |
操作パネル表示 | LP |
---|---|
液晶操作パネル表示 | LP |
内容 | 入力端子に正転ストロークエンド信号(LSP)または逆転ストロークエンド信号(LSN)を割り付けた場合にLSP 信号またはLSN 信号がOFF(常時閉入力の場合)すると、OFF している間表示します。 |
チェックポイント | LSP 信号、LSN 信号がOFF していないか。(常時閉入力の場合) |
処置 | LSP 信号、LSN 信号をON する。(常時閉入力の場合) |
操作パネル表示 | HP1、HP2 |
---|---|
液晶操作パネル表示 | HP1、HP2 |
内容 | 位置制御の原点復帰動作にエラーが発生した場合に表示します。 |
チェックポイント | エラー発生原因の調査 |
処置 | 設定パラメータと入力信号が正しく入力されているか確認する。 |
操作パネル表示 | ED |
---|---|
液晶操作パネル表示 | ED |
内容 | エマージェンシードライブ実行中に表示します。 |
チェックポイント | X84 信号ON によりエマージェンシードライブ実行中です。 |
処置 | エマージェンシードライブを終了すると表示が消えます。 |
操作パネル表示 | FN |
---|---|
液晶操作パネル表示 | FN |
内容 | 冷却ファンを内蔵しているインバータの場合、冷却ファンが故障停止したり、回転数が落ちたとき、Pr.244 冷却ファン動作選択の設定と異なる動作をしたとき、操作パネルにFNを表示しま |
チェックポイント | 冷却ファンに異常はないか。 |
処置 | ファンの故障が考えられます。お買上店または当社営業所までご連絡ください。 |
操作パネル表示 | E.OC1 |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 加速中過電流遮断 |
内容 | 加速運転中に、インバータ出力電流が定格電流の約230%以上になったとき、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.OC2 |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 定速中過電流遮断 |
内容 | 定速運転中に、インバータ出力電流が定格電流の約230%以上になったとき、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.OC3 |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 減速中過電流遮断 |
内容 | 減速中(加速中、定速中以外)に、インバータ出力電流が定格電流の約230%以上になったとき、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.OV1 |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 加速中過電圧遮断 |
内容 | 回生エネルギーにより、インバータ内部の主回路直流電圧が規定値以上となると、保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。電源系統に発生したサージ電圧により動作する場合もあります。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.OV2 |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 定速中過電圧遮断 |
内容 | 回生エネルギーにより、インバータ内部の主回路直流電圧が規定値以上となると、保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。電源系統に発生したサージ電圧により動作する場合もあります。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.OV3 |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 減速中過電圧遮断 |
内容 | 回生エネルギーにより、インバータ内部の主回路直流電圧が規定値以上となると、保護回路が動作して、インバータの出力を停止します。電源系統に発生したサージ電圧により動作する場合もあります。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.THT |
---|---|
液晶操作パネル表示 | インバータ過負荷遮断 |
内容 | 定格出力電流以上の電流が流れ、かつ過電流遮断(E.OC[]) に至らない状態で、出力トランジスタ素子の温度が保護レベルを超えた場合、インバータの出力を停止します。(過負荷耐量 150% 60s) |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.THM |
---|---|
液晶操作パネル表示 | モータ過負荷遮断 |
内容 | 過負荷や低速運転中での冷却能力低下によるモータの過熱を、インバータ内蔵の電子サーマルが感知し、Pr.9 電子サーマルの設定値の85%となったときプリアラーム(TH表示)となり、規定値となると、保護回路が動作し、インバータの出力を停止します。多極モータなど特殊なモータや複数台のモータを運転する場合は、電子サーマルではモータ保護はできませんので、インバータ出力側にサーマルリレーを設けてください。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.FIN |
---|---|
液晶操作パネル表示 | フィン過熱 |
内容 | 冷却フィンが過熱すると、温度センサーが動作し、インバータの出力を停止します。 フィン過熱保護動作温度の約85%になるとFIN信号を出力することができます。 FIN信号出力に使用する端子は、Pr.190~Pr.196(出力端子機能選択)のいずれかに“26(正論理)または126(負論理)”を設定して割り付けてください。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.UVT |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 不足電圧 |
内容 | PMモータ駆動時に電源の異常(停電、電圧低下など)によりコンバータ電圧が低下してモータがフリーランとなった際、瞬停再始動機能により再始動とフリーランを繰り返すような場合にこの保護機能が動作します。 |
チェックポイント | 電源に異常は無いか。 |
処置 | 正常な電源を供給する。 |
操作パネル表示 | E.ILF |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 入力欠相 |
内容 | Pr.872 入力欠相保護選択にて機能有効設定(=1)として、3相電源入力のうち1相が欠相するとインバータの出力を停止します。Pr.872の設定が初期値(Pr.872 =“0”)の場合、この保護機能は機能しません。3相電源入力仕様品のみ機能します。 |
チェックポイント | 3相電源入力用ケーブルに断線がないか。 |
処置 |
|
操作パネル表示 | E.OLT |
---|---|
液晶操作パネル表示 | ストール防止による停止 |
内容 | [V/F] [磁束] ストール防止動作により、出力周波数が0.5Hz の値まで降下し、3s 経過した場合、アラーム(E.OLT) を表示し、インバータの出力を停止します。ストール防止動作中はOL。 |
[センサレス] [ベクトル] [PM] 速度制御している場合に、トルク制限動作により、Pr.865 低速度検出(初期値は1.5Hz)設定値まで周波数が降下し、かつ出力トルクがPr.874 OLT レベル設定(初期値は150%)設定値を超えた状態が3s経過した場合、アラーム(E.OLT) を表示し、インバータの出力を停止します。 |
|
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.SOT [PM] |
---|---|
液晶操作パネル表示 | モータ脱調 |
内容 | モータが脱調した場合にインバータの出力を停止します。(PMセンサレスベクトル制御時のみ機能します。) |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.LUP |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 上限故障検出 |
内容 | 負荷が上限故障検出幅を超えた場合にインバータの出力を停止します。Pr.1490の設定が初期値(Pr.1490=“9999”)の場合、この保護機能は機能しません。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.LDN |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 下限故障検出 |
内容 | 負荷が下限故障検出幅を下回った場合にインバータの出力を停止します。Pr.1491の設定が初期値(Pr.1491=“9999”)の場合、この保護機能は機能しません。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.BE |
---|---|
液晶操作パネル表示 | ブレーキ回路異常 |
内容 |
|
チェックポイント |
|
処置 | インバータを交換してください。 |
操作パネル表示 | E.GF |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 出力側地絡過電流 |
内容 | インバータの出力側(負荷側)で地絡が生じ、地絡過電流が流れるとインバータの出力を停止します。 |
チェックポイント | モータ、接続線に地絡はないか。 |
処置 | 地絡箇所を復旧する。 |
操作パネル表示 | E.LF |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 出力欠相 |
内容 | インバータの出力側(負荷側)3相(U、V、W) のうち、1相が欠相するとインバータの出力を停止します。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.OHT |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 外部サーマル動作 |
内容 | 外部に設けたモータ過熱保護用サーマルリレーまたはモータ埋込み形温度リレーなどが動作(接点開)したとき、インバータの出力を停止します。Pr.178~Pr.189(入力端子機能選択)のいずれかに、設定値“7”(OH 信号)を設定した場合に機能します。初期状態(OH信号割りつけなし)ではこの保護機能は機能しません。(標準仕様品およびEthernet 仕様品で機能します。) |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.PTC |
---|---|
液晶操作パネル表示 | PTCサーミスタ動作 |
内容 | 端子2-10 間に接続されたPTC サーミスタの抵抗値がPr.561 PTCサーミスタ保護レベル以上となり、Pr.1016 PTCサーミスタ保護検出時間以上経過した場合、インバータの出力を停止します。Pr.561の設定が初期値(Pr.561=“9999”) の場合、この保護機能は機能しません。 |
チェックポイント |
|
処置 | 負荷を軽くする。 |
操作パネル表示 | E.OPT |
---|---|
液晶操作パネル表示 | オプション異常 |
内容 |
|
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.OP1 |
---|---|
液晶操作パネル表示 | オプション1異常 |
内容 |
|
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.16~E.20 |
---|---|
液晶操作パネル表示 | エラー16~エラー20 |
内容 | シーケンス機能の特殊レジスタSD1214に“16~20”を設定することで保護機能を動作させることができます。保護機能を動作させると、インバータは出力を停止します。 シーケンス機能有効時に機能します。初期値(Pr.414=“0”) の場合、この保護機能は機能しません。 |
チェックポイント | 特殊レジスタSD1214に“16~20”を設定していないか。 |
処置 | 特殊レジスタSD1214に“16~20”以外の値を設定する。 |
操作パネル表示 | E.PE6 |
---|---|
液晶操作パネル表示 | その他エラー |
内容 | パラメータ操作中に、電源遮断によりデータ書き込みに失敗した場合、もしくは記憶素子のデータ異常がある場合に、インバータリセットを実施すると発生します。 |
チェックポイント | パラメータ操作中に電源遮断が発生していないか。 |
処置 | 電源や電源系統機器を調査し、異常がないことを確認してください。
|
操作パネル表示 | E.PE |
---|---|
液晶操作パネル表示 | パラメータ記憶素子異常 |
内容 | 記憶しているパラメータに異常が発生した場合、インバータの出力を停止します。(EEPROMの故障) |
チェックポイント | パラメータの書込み回数が多くないか。 |
処置 | お買上店または当社営業所までご連絡ください。 通信などで頻繁にパラメータ書込みを行う場合は、Pr.342 通信EEPROM書込み選択の設定値を“1”にしRAM書込みとしてください。ただし、RAM書込みですので電源をOFFするとRAM書込み以前の状態に戻ります。 |
操作パネル表示 | E.PUE |
---|---|
液晶操作パネル表示 | PU抜け |
内容 |
|
チェックポイント | Pr.75の設定値を確認する。 |
処置 | Pr.75の設定値を変更する。 |
操作パネル表示 | E.RET |
---|---|
液晶操作パネル表示 | リトライ回数オーバー |
内容 | Pr.67 アラーム発生時リトライ回数で設定したリトライ回数以内に正常に運転再開できなかった場合、インバータの出力を停止します。Pr.67を設定した場合に機能します。初期値(Pr.67=“0”) の場合、この保護機能は機能しません。 |
チェックポイント | 異常発生原因の調査 |
処置 | この保護機能の1つ前の保護機能が動作した原因の処置を行う。 |
操作パネル表示 | E.PE2 |
---|---|
液晶操作パネル表示 | パラメータ記憶素子異常2 |
内容 | インバータの機種情報に異常が発生した場合、インバータの出力を停止します。 |
チェックポイント | -------------- |
処置 | お買上店または当社営業所までご連絡ください。 |
操作パネル表示 | E.CPU | E. 5 | E. 6 | E. 7 |
---|---|---|---|---|
液晶操作パネル表示 | CPU異常 | エラー5 | エラー6 | エラー7 |
内容 | 内蔵CPUの通信異常が発生した場合、インバータの出力を停止します。 | |||
チェックポイント |
|
|||
処置 |
|
操作パネル表示 | E.CDO |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 出力電流検出値オーバー |
内容 | 出力電流がPr.150 出力電流検出レベルの設定値を超えた場合、インバータの出力を停止します。Pr.167 出力電流検出動作選択を“1”に設定した場合に機能します。初期値(Pr.167=“0”)の場合、この保護機能は機能しません。 |
チェックポイント | Pr.150、Pr.151 出力電流検出信号遅延時間、Pr.166 出力電流検出信号保持時間、Pr.167の設定値を確認。 |
操作パネル表示 | E.IOH |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 突入抵抗加熱 |
内容 | 突入電流抑制回路の抵抗が過熱した場合、インバータの出力を停止します。突入電流抑制回路の異常があります。 |
チェックポイント |
|
処置 | 頻繁に電源のON/OFFを繰り返さない回路としてください。 上記対策をしても改善されない場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。 |
操作パネル表示 | E.AIE |
---|---|
液晶操作パネル表示 | アナログ入力異常 |
内容 | Pr.73 アナログ入力選択、Pr.267 端子4 入力選択で端子2または端子4を電流入力の設定にして、30mA以上の電流入力した場合、または7.5V以上の電圧入力をした場合に、インバータの出力を停止します。 |
チェックポイント | Pr.73 、Pr.267および電圧/電流入力切換スイッチの設定値を確認してください。 |
処置 | 30mA未満の電流を与えるか、Pr.73 、Pr.267および電圧/電流入力切換スイッチの設定を電圧入力に設定して、電圧入力してください。 |
操作パネル表示 | E.USB |
---|---|
液晶操作パネル表示 | USB通信異常 |
内容 | Pr.548 USB 交信チェック時間間隔に設定された時間だけ通信が途切れた場合に、インバータの出力を停止します。 |
チェックポイント | USB通信ケーブルが確実に接続しているか。 |
処置 |
|
操作パネル表示 | E.SAF |
---|---|
液晶操作パネル表示 | Safety回路異常 |
内容 |
|
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.SAF |
---|---|
液晶操作パネル表示 | Safety回路異常 |
内容 | 機能安全に関する異常が発生した場合、保護機能動作にてインバータを出力遮断します。 |
操作パネル表示 | E.OS |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 過速度発生 |
内容 | PLGフィードバック制御、リアルセンサレスベクトル制御、ベクトル制御、PMセンサレスベクトル制御時にモータ速度がPr.374 過速度検出レベルを越えた場合にインバータの出力を停止します。初期状態では、この保護機能は機能しません。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.OSD |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 速度偏差過大検出 |
内容 | ベクトル制御やPM センサレスベクトル制御時にPr.285 速度偏差過大検出周波数を設定した場合に、負荷の影響などによりモータが加速、減速され、速度指令値どおりにモータの速度を制御できない場合に減速チェック機能(Pr.690)が動作してインバータの出力を停止します。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.ECT |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 断線検出 |
内容 | オリエント制御、PLG フィードバック制御、ベクトル制御時に、PLG 信号が遮断すると、インバータの出力を停止します。初期状態では、この保護機能は機能しません。 |
チェックポイント |
|
処置 |
|
操作パネル表示 | E.OD [ベクトル] |
---|---|
液晶操作パネル表示 | 位置誤差大 |
内容 | 位置制御時に位置指令と位置のフィードバックの差がPr.427誤差過大レベルを越えた場合、インバータの出力を停止します。初期状態では、この保護機能は機能しません。 |
チェックポイント |
|
処置 |
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操作パネル表示 | E.MB1~7 |
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液晶操作パネル表示 | ブレーキシーケンス異常1~7 |
内容 | ブレーキシーケンス機能(Pr.278~Pr.285) 使用時に、シーケンスエラーとなった場合、インバータの出力を停止します。初期状態(ブレーキシーケンス機能無効)では、この保護機能は機能しません。 |
チェックポイント | 異常発生原因の調査 |
処置 | 設定パラメータの確認と配線を正しく行う。 |
操作パネル表示 | E.OA |
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液晶操作パネル表示 | 加速度異常発生 |
内容 | モータ回転速度の加速度 が加速度異常検出レベル(Pr.375) を超えた場合に、加速度異常(E.OA) としインバータの出力を停止します。初期状態では、この保護機能は機能しません。 |
チェックポイント |
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処置 |
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操作パネル表示 | E.IAH |
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液晶操作パネル表示 | 内部温度異常 |
内容 | インバータ内部の温度が規定値以上に達すると、インバータの出力を停止します。 |
チェックポイント |
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処置 |
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操作パネル表示 | E.EHR |
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液晶操作パネル表示 | Ethernet通信異常 |
内容 |
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チェックポイント |
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処置 |
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操作パネル表示 | E.CMB |
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液晶操作パネル表示 | 基板組み合わせ異常 |
内容 | 基板と本体の組み合わせが正常でない場合や基板が本体に接続されていない場合に表示します。 |
チェックポイント | 基板が本体に接続されていないか。 |
処置 |
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操作パネル表示 | E.PID |
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液晶操作パネル表示 | PID信号異常 |
内容 | PID制御中に、測定値がパラメータで設定した上限または下限を超えた場合や、偏差の絶対値がパラメータで設定した検出値を超えると、インバータの出力を停止します。Pr.131 PID 上限リミット、Pr.132 PID 下限リミット、Pr.553 PID 偏差リミット、Pr.554 PID 信号動作選択で機能を設定します。初期状態ではこの保護機能は機能しません。 |
チェックポイント |
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処置 |
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操作パネル表示 | E.1 |
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液晶操作パネル表示 | エラー1 |
内容 |
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チェックポイント |
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処置 |
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操作パネル表示 | E.10 |
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液晶操作パネル表示 | エラー10 |
内容 | インバータの出力側(負荷側)で地絡が生じるなど、出力電流の異常を検知するとインバータの出力を停止 します。 |
チェックポイント | モータ、接続線に地絡など異常はないか。 |
処置 | 地絡等異常箇所を復旧する。 |
操作パネル表示 | E.11 [センサレス] |
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液晶操作パネル表示 | 反転減速異常 |
内容 | リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わるとき、速度指令と推定速度の方向が異なる状態になると、低速で速度が減速しなくなることがあります。このとき、逆方向へ回転が切り換わらず過負荷になる場合、インバータの出力を停止します。初期状態(V/F制御)ではこの保護機能は機能しません。(リアルセンサレスベクトル制御のときのみ機能します。) |
チェックポイント | リアルセンサレスベクトル制御のトルク制御時に、正転から逆転(または逆転から正転)へ切り換わっていないか。 |
処置 |
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操作パネル表示 | E.13 |
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液晶操作パネル表示 | 内部回路異常 |
内容 | 内部回路異常時に表示します。 |
チェックポイント | ------------------ |
処置 | お買上店または当社営業所までご連絡ください。 |
操作パネル表示 | E.0 |
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液晶操作パネル表示 | アラームなし |
内容 | アラーム履歴がない場合に表示します。(重故障発生中にアラーム履歴クリアした場合も表示します。) |
操作パネル表示 | EV |
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液晶操作パネル表示 | ------------------ |
内容 | 以下のどちらかの条件下で、主回路電源がOFF の状態のとき、外部から24V 電源を入力中に点滅表示します。
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チェックポイント | 外部24V 電源入力中です。 |
処置 |
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操作パネル表示 | RD |
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液晶操作パネル表示 | Rd |
内容 | インバータのパラメータおよびシーケンス機能用データをパソコンにバックアップしています。 |
操作パネル表示 | WR |
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液晶操作パネル表示 | WR |
内容 | パソコンにバックアップしたデータをインバータにリストア(復元)しています。 |