人が時間や空間を共有するように、
しあわせもまた、大切な誰かと分かち合うことができます。
一人ひとりのしあわせをみんなでシェアすれば、社会はもっとしあわせになれるはず。
そんな想いから、三菱電機は、働く人から暮らす人まで
誰もが自分らしい100年を生きるライフソリューションを開発しています。
たとえば、そこにいるすべての人々に安心できる空気をお届けする技術もその一つ。
ここでは、三菱電機が長年取り組んできた空気を清浄化する「ヘルスエアー®技術」についてご紹介します。
ヘルスエアー®技術ってなに?
室内環境の空気を清潔に保つため、三菱電機が2012年に独自※1開発した空気清浄技術です。その特徴は、電界・放電空間によってさまざまな物質を抑制する仕組みにあります。
ヘルスエアー®技術で、
どんなことができるの?
ウイルスや菌、花粉、ホコリに含まれる有害物質を抑制します。さまざまな調査機関および共同研究においてヘルスエアー®技術の効果が実証されています。
ウイルスを抑制
【試験概要】 | 四畳半に相当する25m³の密閉空間にウイルスを噴霧し、一定時間後に試験空間内の空気を回収し、その中にいるウイルスをプラーク法で測定。 抑制方法は「ヘルスエアー®機能」ユニット内を通過・浮遊したウイルスを対象とする。 「ヘルスエアー®機能」の稼働有無で、65分で99%抑制。試験は1種類のウイルスで実施。 実際の生活環境では同様の効能・効果が得られることは実証できていません。 (独)国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター設置の環境試験室にて試験。(仙医ウ23-002号) |
---|
菌を抑制
【試験機関】 | (一財)北里環境科学センター |
---|---|
【試験方法】 | 25m³の密閉空間に菌を噴霧し、一定時間後に試験空間内の空気を回収し、その中にいる菌を測定 |
【抑制方法】 | 「ヘルスエアー®機能」ユニット内を通過 |
【対象】 | 浮遊した菌 |
【試験結果】 | 115分のヘルスエアー®の稼働によって99%を抑制(北生発23-0311号)。試験は1種類の菌で実施。 |
花粉を98%抑制
【試験機関】 | ITEA株式会社東京環境アレルギー研究所 |
---|---|
【試験方法】 | 空中に浮遊させたアレル物質をヘルスエアー®通過後、サンドイッチELISA法で測定 |
【抑制方法】 | 「ヘルスエアー®機能」ユニット内を通過 |
【対象】 | 浮遊した花粉 |
【試験結果】 | ヘルスエアー®稼働有無での花粉抑制率98%(12M-PTMAY025)。試験は1種類の花粉で実施。 |
ヘルスエアー®技術効果の範囲
ヘルスエアー®技術の効果が及ぶのは菌、カビ、花粉といった大きな粒子(沈降性大気塵)だけではありません。たばこ煙のような小さな粒子(浮遊大気塵)も逃さずキャッチします。
ほかの空気清浄技術と、どんなところが違うの?
ほかの空気清浄技術と、 どんなところが違うの?
オリジナルの電極で、たくさんの物質を抑制します。
オリジナルの電極で、
たくさんの物質を抑制します。
電気で物質を抑制するのに欠かせないのが放電電極です。一般的に用いられるのは断面が円形のワイヤ線ですが、高電界にできる範囲が狭く、素材の強度にも限界がありました。そこで三菱電機はタングステンという金属を平らに特殊加工し、耐久性のあるリボン形状の電極(タングステンリボン電極)を素材メーカーとともに開発。これによって、広い範囲を高電界化し、より多くのウイルスや菌を抑制できるようにしました。
リボン電極によって形成された広い範囲の高電界空間を室内空気が通過し、
通過するウイルスを抑制させることが可能です。
リボン電極によって形成された
広い範囲の高電界空間を室内空気が
通過し、通過するウイルスを抑制
させることが可能です。
ヘルスエアー®技術
はどんなところで
使われているの?
ヘルスエアー®技術はどんな
ところで使われているの?
高性能で省エネなヘルスエアー®技術は、ご家庭やオフィスの空調機器をはじめ、エレベーターといった公共の場でも利用されています。