吸収式をDT-RⅡへ。ヘッダー内蔵タイプで省スペース・省工事

JR東日本都市開発 シャポー市川 様 (千葉県市川市)
JR総武線市川駅に直結するショッピングセンター「シャポー市川」様は、地域に賑わいと利便性をもたらしてきました。しかし、数十年を経たため改装に着手。セントラル空調の熱源を吸収式冷温水機から三菱電機の空冷式ヒートポンプチラーDT-RⅡ 60馬力 18台に更新。水配管を流用し、クーリングタワー撤去後の屋上に集約設置し、ヘッダー内蔵タイプの採用でメンテナンススペースを確保できたことが大きなメリットでした。

市川駅に直結。買物や食事のお客様で終日賑わう

駅のホームから見る。海が近いため、耐塩害仕様を選択
- 納入製品
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- 納入時期
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2018年11月
導入後の効果
- クーリングタワー跡地に熱源機の集約設置
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三期に分けてのリニューアル工事で、一期工事では個別分散化を実施。
二期工事も同様に個別分散化を検討しましたが、冷媒配管長の制約がありましたので、既存水配管を活かしたセントラル空調で更新することになりました。(ポンプ容量次第で、水配管長に制約なし)
セントラル空調の中でも高圧ガスの取扱が容易かつリスク分散が可能で、さらにクーリングタワー跡地にも多台数設置可能なモジュールチラーが採用されました。

- ヘッダー内蔵タイプで省スペース設置&シンプルなシステム制御
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業界で唯一配管内蔵(ヘッダー内蔵)が可能なDT-R。
ヘッダー内蔵タイプによる省スペース設置でメンテナンススペースがしっかりと確保できました。
また、現地工事の簡略化にも大きく貢献しました。
チラーの台数制御がシンプルなのも採用の決め手です。
最も省エネになるポイントで台数の切替をDT-R自身が自動で制御を行いますので、現地の計装もシンプルに構築できます。

お客様の声
株式会社ジェイアール東日本都市開発 ショッピングセンター事業本部 マーケティング開発部 開発課 担当課長 福岡 修様
館内の空調はもともとセントラルで、改修一期のエリアでは個別分散化しました。二期も同様の要望が出ましたが冷媒配管長に制約があったため、既存水配管を活かした熱源更新としました。当初はGHPチラーも候補でしたが、屋上の荷重制限やスペース、保守契約などがネックとなり、EHPチラーに。中でも三菱電機製のチラーはシステム制御(最適周波数台数制御)がシンプルでわかりやすかったので採用を決めました。機械室は倉庫に転用したかったので、冷却塔撤去後の屋上に集約設置できることも大きな魅力でした。ヘッダー内蔵タイプの採用でメンテナンススペースが確保できたこともよかったですね。空冷チラーなら冷却塔の水の入替えも不要になりますし、今後他の地区の熱源更新でもDT-Rは有力候補です。
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