ロスナイの後付けで、コロナ禍でも換気がしっかりできる空間に

某大学講義室 様
「北海道大学・三菱電機による共同研究」
ロスナイ®による換気が、CO2だけでなく飛沫(エアロゾル)の排出にも効果があるのか検証するため、講義室に測定機器を設置して、ロスナイ®による CO2と飛沫(エアロゾル)排出効果測定を実施しました。結果、ロスナイ®で換気量に見合う飛沫(エアロゾル)排出効果を確認できました。
- 納入製品
-
-
LGH-N100RXV
-
- 納入時期
-
2021年11月
導入後の効果
- CO2と飛沫(エアロゾル)共に、同レベルの換気(排気)効果を確認。
-
ロスナイ®による換気が、CO2だけでなく飛沫(エアロゾル)排出に効果があることが確認されました。
「測定条件・方法」
● 講義室容積:450m3(床面積 150m2 × 高さ 3.0m)
● 設置換気機器:下記機種を同時運転
〈既設〉LGH-50RS5(100V・50Hz)×4 台、設定風量:弱運転
〈後付け設置〉 LGH-N100RXV(100V・50-60Hz)×2 台、設定風量:弱運転
● CO2と疑似飛沫を一定時間噴霧
● 室内に多点配置したCO2濃度計と飛沫濃度センサーにて、CO2・疑似飛沫の濃度減少速度を同時に測定
※測定箇所は聴講席部分の9箇所(等間隔に測定器を設置)

- ロスナイ®の増設により、十分な換気風量を確保
-
CO2濃度減少率から算出した換気量は2,534m3/hと、厚生労働省推奨の1人当たりの必要換気量(30m3/h)を考慮に入れた場合、最大84人まで入室可能です。
※講義室の座席数が168席のため、試験時に座席を1席空けて利用した場合でも最大人数の入室可能。(ロスナイは静音性重視で弱運転のため、強運転に変更すれば、さらに入室可能人数を増やすことも可能)

- ロスナイ®の後付け設置(増設)を省施工で実現
-
既存の窓を利用して給排気ダクトの設置工事を実施したため、壁に穴を開ける工事が不要に。また露出設置にしたため天井改修工事が不要となり省施工を実現しました。

お客様の声
某大学ご担当者 様
新型コロナウイルス対策として、厚生労働省推奨の 1人当たりの必要換気量が 20m3/h から 30m3/h になりました。換気量不足となったことで、講義室の利用可能人数が制限されていましたが、講義室は受験でも使用するため、人数制限は大きな問題でした。冬は寒さが厳しく、窓開け換気の実施が難しかったため、室温の維持と換気を両立するために、ロスナイ®を選びました。
「三菱電機 空調・換気・衛生」についてのアンケート
日頃より「三菱電機 空調・換気・衛生」をご利用いただきありがとうございます。 当サイトのご利用についてアンケートにご協力ください。