国の補助金事業活用で省エネを実現 LED照明は売り場環境も向上させる
コジマ×ビックカメラ横須賀店 様
補助金を利用して環境配慮型店舗への改修
大手家電量販店のコジマは、2012年にビックカメラと資本業務提携契約を締結。環境配慮型店舗に注力するビックカメラと歩を揃え、店舗の省エネ化を進める中、「コジマ×ビックカメラ横須賀店」の省エネ施策が「エネルギー使用合理化等事業者支援事業」に採択。資源エネルギー庁の補助金を活用し、LED照明、EMS、高効率空調機器による省エネ改修を行った。
お客様の課題は「従来器具と違和感のないLED照明器具により省エネと同時に売り場環境の維持を目指す。」
コジマの店舗は開店から10年以上の店舗が多く、既存店の環境配慮型店舗への転換が求められていた。店舗の省エネ改修を行う際には、国の補助金を活用も視野に入れている。その場合、資源エネルギー庁の補助事業申請の品質、納期などの要件をクリアする必要がある。また、売り場環境を保持するため、採用するLED照明には既設照明と同等以上の演色性と色温度が求められた。
LEDソリューション
「LED照明と空調機器との組み合わせで国の補助事業を活用。少ない消費電力で十分な明るさを確保するLED照明」
「コジマ×ビックカメラ横須賀店」では、当初は高効率空調機器への交換による改修を予定していたが、三菱電機は照明のLED化を組み合わせた、より効果的な省エネ改修を提案。コジマの店舗照明に求められる品質基準を満たし、既設蛍光灯との置換が可能なLED照明器具で、消費電力削減と売り場の光環境の向上に取り組んだ。また、補助事業の事業完了に合わせた迅速な納品を、社内外の連携を高めることで実現している。
お客様の声
「三菱電機は補助事業の厳しい納期にも柔軟に応えてくれ、高い品質への信頼性はもちろん、一緒に省エネに取り組む協働体制が構築されている。多様な環境に応じた省エネの提案と補助事業の情報提供で、幅広くサポートしてくれた」(ビックカメラ総務部課長・鈴木孝佳氏)。「LED化で天井がすっきりした印象がある。白物家電の見え方がクリアになり、全体的な明るさ感も向上した」(同社総務部主任・田中章博氏)。「コジマの大型店では照明の灯数が多く、球切れ蛍光灯の交換が日常になっていたが、LED化により現場の手間はもちろん、交換品購入や廃棄のコストも軽減できた。蛍光灯より発熱量が少ないため空調負荷軽減にも貢献している」(同社総務部部長・工藤正義氏)
事例データ
■施主:株式会社 コジマ
■所在地:神奈川県横須賀市
■導入年月:2016年12月
「コジマ×ビックカメラ横須賀店」に採用された三菱電機のLED照明
■ LEDライトユニット形ベースライト「Myシリーズ」
器具本体と高効率なライトユニットの組合せで3000通り以上のバリエーション。後付オプションで無線調光システムの使用も可能。三菱独自の防汚技術「ハイブリッドナノコーティング」ライトユニットは汚れが付着しにくくメンテナンスの手間を軽減します。
■ LEDスクエアライト
空間用途に合わせて選べるスクエア形のLEDベースライト。連続調光対応でさらに省エネ、快適な環境を実現します。
■ ローカル自動調光システム「MILCO.S[ワイヤレスタイプ]」
調光信号線の配線工事が不要で手軽に自動調光システム導入可能。目的に合わせた運用メニューで快適性と省エネを両立します。
採用製品情報は納入当時のものです。現在はお取扱のない(後継機種に切替わっている)製品もございますのでご了承ください。