万が一に備えた正しい点検を
点検・保守
法令により、建物の所有者、管理者および占有者に、防災照明を適正な状態に維持することが義務付けられています。
誘導灯は消防法令※1、非常用照明器具は建築基準法令※2により、機器の外観検査、非常時の定格点灯時間の確認などを点検し、適正な状態を維持管理することが義務づけられています。
※1 誘導灯:消防法第17条3の3
※2 非常用照明器具:建築基準法施工規則 第6条及び平成20年国交省告示第285号
下記項目それぞれの適正交換時期を過ぎた誘導灯・非常用照明器具は万一の劣化によるトラブルを考慮して早めに点検・交換することをおすすめします。
![交換の合図](img/emergency2_img_11.jpg)
■蓄電池
蓄電池の交換目安は4〜6年です。交換時期を迎えた蓄電池では、避難時に必要な点灯時間が得られません。適切な時期での交換をお願いします。 目安の期間ご使用いただくためには、定期点検による十分な放電をお願いします。十分な放電が行われないと非常点灯時間が極端に短くなるおそれがあります。 6カ月に1回の定期点検による点灯確認(放電)を推奨します。
![蓄電池の点検](img/emergency2_img_13.jpg)
■リモコン自己点検タイプなら省メンテナンス!
高所に設置された防災照明器具は点検時に脚立などが必要ですが、リモコン自己点検タイプならリモコン操作で自動点検をスタートでき、バッテリー容量の定期点検の負担を大幅に軽減できます。
誘導灯と非常用照明器具の自己点検が同一のリモコンで可能です。
![自己点検リモコン](img/emergency2_img_16.jpg)
■ランプ
ランプモニタによる点検が、消防法の点検要綱に追加されました。ランプモニタの表示が正常(消灯)の状態であるか確認してください。
※直管蛍光ランプ・コンパクト形蛍光ランプ・冷陰極ランプ(高輝度誘導灯)使用の防災照明器具は、使用開始後8〜10年の期間を経過している可能性がありますのでLED照明器具への交換をお勧めします。
![ランプモニタの点検](img/emergency2_img_12.jpg)
■表示板
![表示版](img/emergency2_img_14.jpg)
交換時期の目安は6〜10年です。表示面が汚れて視認性が低下した場合は適正なメンテナンスをおすすめします。 使用中に表示板が変色して劣化した場合は速やかな交換をお願いします。
■器具本体
交換時期の目安は8〜10年です。照明器具に表示している認定マークの色で、適正交換時期を超えていないか、お使いの照明器具をチェックしましょう。
![認定マーク](img/emergency2_img_15.jpg)
資料
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