天気予報でおなじみの静止気象衛星「ひまわり」。
2014年10月の「ひまわり8号」の打ち上げに続き、
いよいよ「ひまわり9号」が打ち上げられます。
なぜ「ひまわり9号」が必要なの?
私たちの日々の生活に最も身近な人工衛星である静止気象衛星「ひまわり」。その静止気象衛星「ひまわり」に万が一の事態が発生した場合、私たちの日常生活だけに限らず、各方面に多大な影響を及ぼすことが懸念されます。そのため、安定して観測を続けることができるように「ひまわり9号」は「ひまわり8号」をバックアップする役割を担って打ち上げられます。
そして、「ひまわり8号」は2022年にメインでの観測を「ひまわり9号」にバトンタッチします。それ以降は「ひまわり8号」がバックアップの役割を担い、私たちの生活を支えていくのです。
静止気象衛星「ひまわり8・9号」
「ひまわり8・9号」は、2機体制でみなさんの空を見守ります。
天気の変化が大幅にわかりやすくなった
「ひまわり8・9号」の特長
「ひまわり7号」と比べると画像はモノクロからカラーとなり、分解能は2倍になっています。アジア・太平洋地域の鮮やかで詳細な画像を最短で2.5分に1度、お届けできるようになりました。
静止気象衛星「ひまわり8号」ドキュメンタリー
「ひまわり9号」と同じ性能を持つ「ひまわり8号」。
その向上した性能と、打ち上げまでをわかりやすくご紹介します。
DSPACE 静止気象衛星「ひまわり」関連コラム
DSPACEの連載コラムより、静止気象衛星「ひまわり」に関連する記事を集めました。
ぜひ、こちらもあわせてお読みください。
ドリームアートロケットプロジェクト
~夢をひとつに、宇宙へとどけ!~
「ひまわり9号」を載せて打ち上げ予定のH2Aロケット31号機に、小山宙哉さんのイラストがロケットの機体に貼られます。イラストは応募された沢山の画像を組み合わせた巨大なモザイクアートとして作られ、子供から大人まで沢山の夢とともに宇宙へと飛び立ちます。
Ⓒ小山宙哉/講談社
実際のH2Aロケット31号機への貼り付け作業の様子です。なかなか見ることができないとても貴重な映像ですので、ぜひご覧ください。
画像提供:(公財)日本宇宙少年団
Ⓒ小山宙哉/講談社
ひまわり・なんでも・調査隊!
~ ひまわり8・9号のひみつを探る~
2016年8月19日、三菱電機イベントスクエア「METoA Ginza」にて、日本宇宙少年団(YAC)が主催する夏休みイベント「ひまわり・なんでも・調査隊!~ ひまわり8・9号のひみつを探る~ 」が開催されました。宇宙や気象が大好きな小中学生約60人が参加し、静止気象衛星「ひまわり」への理解を深めました。