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ひまわり7号(MTSAT-2/ Multi-functional Transport Satellite-2)は、航空ミッションと気象ミッション機能を併せ持つ運輸多目的衛星です。航空ミッションは、アジア太平洋地域の交通容量拡大と安全性の向上に寄与するもので、通信・航法・監視・航空交通管理から構成される世界規模の新しい次世代航空保安システムの構築を図ります。気象ミッションは、気象イメージャによる観測と気象データの収集・配信を行うもので、防災情報や気象情報の一層の精度向上に貢献します。 |
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納入先 |
国土交通省・気象庁 |
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打ち上げ時期 |
2006年2月18日 |
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質量 |
4,650kg(打ち上げ時) |
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打ち上げロケット |
H-ⅡA |
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電力 |
3,410W |
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打ち上げ場所 |
種子島宇宙センター |
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設計寿命 |
10年 |
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軌道 |
静止軌道(東経145度) |
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当社担当 |
プライムコントラクター |
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2005年2月26日にH-ⅡAロケット7号機により打ち上げられた、ひまわり6号。そのバックアップ衛星として、2006年2月18日にH-ⅡAロケット9号機により打ち上げられ、「ひまわり7号」と命名されました。当初はバックアップでしたが、2010年7月1日より気象観測を開始し、2015年7月7日に後継機である「ひまわり8号」に引継ぎました。 |
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気象観測機能だけでなく、航空管制ミッションを併せ持ち、航空機の安全運航の確保を最優先としつつ、洋上空域における管制間隔短縮の早期実現を目指しています。そのための航空用通信機能・GPS補強機能も備え、通信・気象観測ミッションを実現させた複合衛星です。 |
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政府調達の実用衛星は国際競争入札が義務付けられています。ひまわり7号は国際競争入札で初めて日本のメーカーが受注に成功した衛星です。通信・放送・観測など多くのミッションに対応できるDS2000標準バスで性能と共にコストダウンを実現させ、欧米に十分に対抗できる競争力を身につけました。 |
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