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人工衛星SATELLITE

三菱電機では、高度なノウハウと技術力によって数多くの人工衛星を開発してきました。コミュニケーションインフラを担う「通信・放送衛星」、気象や災害予防に役立てる「地球観測衛星」、高精度の測位情報を送る「測位衛星」、太陽系や宇宙の謎を解き明かしサイエンスの発展に貢献する「科学衛星」、国際宇宙ステーションの日本実験棟やステーションへの物資補給機など、幅広い分野で技術を提供し、世界の宇宙事業に貢献していきます。

製品ラインアップPRODUCT LINEUP

通信・放送衛星

通信・放送衛星は、地上の通信ネットワークが整備されていない地域でも大容量のコミュニケーションを可能にするほか、通信の広域性、同報性、対災害性といった特長を持っています。三菱電機は1985年の電気通信事業の民営化とともに、衛星通信事業に参画してきました。確実で安定した通信サービスの提供のため、衛星の開発製造から運用まで一貫した体制を整備しています。

地球観測衛星

はるか上空から地上の様子を観察し、災害監視、気象予報などさまざまな事象の観測に役立っているのが地球観測衛星です。三菱電機は、地球資源衛星ふよう1号をはじめとした観測衛星の開発に携わるとともに、衛星から送られる全地球規模の観測データの処理設備や、衛星搭載用の各種センサも開発しています。

次期静止気象衛星(ひまわり10号)

線状降水帯や台風等の予測精度を抜本的に向上させるため、大気の三次元観測機能「赤外サウンダ」など最新技術を導入した次期静止気象衛星

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温室効果ガス・水循環観測技術衛星(GOSAT-GW)

宇宙から温室効果ガスと水の動きを観測する衛星

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超低高度衛星技術試験機
「つばめ」(SLATS)

超低高度軌道からの地球観測を実現するための技術試験機

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いぶき2号(GOSAT-2)

温室効果ガス観測の衛星「いぶき(GOSAT)」の後継機

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先進レーダ衛星(ALOS-4)

だいち2号の後継で観測性能の向上を目指すレーダ衛星

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先進光学衛星(ALOS-3)

高性能な光学センサによる防災・災害対策、地理空間情報への貢献を目的とした衛星

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だいち2号(ALOS-2)

地図作成、地域観測、災害状況把握、資源調査への貢献を目的としたレーダ衛星

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ひまわり8・9号

「ひまわり7号」の気象ミッションを引き継ぐ2機の静止気象衛星

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いぶき(GOSAT)

宇宙から温室効果をもたらすガスである二酸化炭素の濃度分布を観測する人工衛星

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ひまわり7号(MTSAT-2)

航空ミッションと気象ミッション機能を併せ持つ運輸多目的衛星

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みどり(ADEOS)
みどりII(ADEOS-II)

全地球規模の観測データを取得し、国際協力による地球環境監視を行う衛星

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ふよう1号(JERS-1)

全陸域のデータを取得し、資源探査を主目的とする地球観測衛星

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測位衛星

カーナビゲーションに代表されるように、測位衛星は私たちの生活に欠かせないものになっています。現在、米国の整備したGPS衛星システムが稼働中ですが、現在、欧州(ガリレオ)、中国(北斗)等新しい衛星測位システムを世界各国が開発中です。日本でもGPSによる精度を向上させる測位補完機能等を搭載した準天頂衛星システムの開発を進めています。

科学衛星・実証衛星

惑星の探査、天文観測など、はるかな宇宙の謎を解明するため、さまざまな観測機器やデータ収集機器を搭載した衛星が科学衛星です。これらの衛星によって日々新たな発見がなされ、科学と人類の進歩に貢献しています。 また、宇宙空間は地上と環境が全く異なるため、衛星に用いる新しい技術は実際の宇宙空間での実証が欠かせません。三菱電機は多数の実証衛星に参加し、宇宙用部品・コンポーネントの実証やランデブドッキング技術等の様々な最新技術の実証を行い、日本の衛星関連技術の向上に貢献しています。

国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーションは世界15カ国が参加している国際プロジェクトです。日本は「きぼう」(JEM)日本実験棟と宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)などの計画に参加しています。当社はJEMの電源系とHTVの電気モジュールを担当しています。特にHTVは、ISS運用期間の定期的な輸送手段として活躍が期待されています。

標準衛星プラットフォーム

増大し多様化する高速・大容量通信への需要にこたえるため、商用通信・放送衛星市場をターゲットとした標準衛星プラットフォーム「DS2000」を開発しました。数十年にわたり培ってきた豊富な通信衛星技術と、最新の設計手法、製造・試験設備を投入したDS2000は、高い信頼性を提供します。

衛星搭載機器

1968年から国際衛星通信のハードウェアの供給に参加し、650以上の各国のプロジェクトに参加しています。これらの衛星には最先端の技術と経験に裏付けられた、アンテナ、太陽電池パドル、中継機、バッテリーなど多くの三菱電機の機器が搭載され、全世界の人々に国際通信サービスを提供しています。

人工衛星搭載機器の生産拠点「相模工場」の紹介

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