東北支社×
東北オドロキ探検ツアーSEASON 2 (2018~2019)
Vol.5 福島で見つけたオドロキ

オドロキ探検ツアーでは、東北支社長のわたくし荒木が、東北の多彩な魅力をお伝えするため、東北六県のビジネスパートナーと一緒に、各県の“知ってオドロキ!“な三菱電機の事例をご紹介します。さらに、その土地の方に教えていただいた地元の文化・伝統、オススメの食べもの、とっておきの場所など、オドロキポイントを実際に体験、“やってオドロキ!”な様子をお届けします。

オドロキ探検ツアーでは、東北支社長のわたくし荒木が、東北の多彩な魅力をお伝えするため、東北六県のビジネスパートナーと一緒に、各県の“知ってオドロキ!“な三菱電機の事例をご紹介します。さらに、その土地の方に教えていただいた地元の文化・伝統、オススメの食べもの、とっておきの場所など、オドロキポイントを実際に体験、“やってオドロキ!”な様子をお届けします。

REPORTER

東北支社長荒木 久嗣

詳細を見る

北陸支社や中部支社での勤務を経て、2017年から東北支社長に就任しました。前東北支社長の江本のSEASON1を引き継ぎ、私が「東北オドロキ探検ツアー」SEASON2を担当します。街歩きが大好きなので、いろいろな場所を訪ね歩きながら、私なりに新しい東北の魅力を発信していきます!

HIGHLIGHT AREA

東北支社

詳細を見る

「環境・省エネ」「地域社会」の貢献を目指し、東北エリアを営業拠点とした活動をご紹介しています。

東北支社 地域ビジネス活動

掲載されている情報は、2019年3月公開当時のものです

2018年10月、三菱電機コミュニケーション・ネットワーク製作所郡山工場に、IoT関連分野の急速な進展を背景に生産体制の増強を図るため、生産棟が新設されました。今回、ビジネスパートナーである三菱電機システムサービス株式会社北日本支社の戸塚支社長(以下、戸塚)をお招きして、三菱電機株式会社福島支店の里見支店長(以下、里見)とともに見学した後、いろいろ話を伺いました。

実際に製品やシステムを体感できる場として

里見「生産棟を新設したことで、光通信分野や無線通信機器、映像監視システム関連の生産規模が2倍に拡大される計画です。ご覧いただいたように棟内にはショールームを備えており、製品やシステムを実際に体感していただけるようになっています。」

戸塚「ショールームの展示一つ一つに高い技術力が感じられ、先進的な機器やシステムで実現できる様々なシーンを体感できます。こうした場を活用して、お客様への具体的な提案につなげていくのが、私たちの役目と考えています。」

里見「建物自体が周囲の環境に配慮した造りとなっており、省エネを含め環境対応の工場事例としても機能すると思います。」

戸塚「環境先進工場のモデルケースというわけですね。」

荒木「製品のPRのみならず、最新の工場という点でも、お客様に興味を持っていただけると思うので、どんどん活用していただけるといいですね。」

連携によるビジネスメリットの拡大へ向けて

戸塚「私たちはアフターサービス中心なので、お客様からさまざまなニーズや困りごとなどの情報が寄せられます。我々がお客様の声を共有しながら、連携していくことで、お客様に最適なソリューションを提案できると考えています。」

荒木「三菱電機がより良い製品づくりに取り組み、三菱電機システムサービスが高いエンジニアリング技術で、付加価値を加え、よりお客様が求めているものに近づけていく。そういう連携が今後一層、求められていきますね。」

地域のニーズにきめ細かく対応していく

荒木「どのようなお客様がいらっしゃるのですか?」

戸塚「私どものお客様の中で特にお付き合いが長いのは、“郡山ビューホテル”様です。省エネ化の一環としてLED照明を導入されていますが、ホテル内の上品な雰囲気づくりにも、当社のLED照明の明かりが貢献しています。

また、作業現場などで使用される安全靴などのフットウェア製造を手がける“東北ミドリ安全工業株式会社”様は、省エネのご相談をきっかけに、新たにお付き合いがスタートしました。工場の天井に設置されている照明のLED化に加え、工場全体の冷暖房効率を高めたいというご要望だったので、エアー搬送ファンを導入しました。」

里見「職場環境の快適化に対するニーズも高まっていますね。」

戸塚「“東北ミドリ安全工業株式会社”様も職場環境を注視されていて、空調や照明以外に、トイレ周りの環境整備にも取り組まれており、換気扇やジェットタオルなどをパッケージングでご提案しています。このようにちょっとした建物の空間まできめ細かく手を加える改修工事をリフォーム的な感覚で空間ごと提案するものとして、“チヴィコン”と名付け、お客様に提案しています。」

郡山ビューホテル

東北ミドリ安全工業株式会社

とっておきのオドロキを探しに

荒木 「ところで、福島をもっと知るために、何かオススメはありますか?」

里見 「まずは猪苗代湖と磐梯山。歴史的な面では会津が有名ですから、鶴ヶ城は必見です。鶴ヶ城を臨む飯盛山にもぜひ。180段くらいの急な階段を登ると白虎隊の墓所などがあり、また途中には、世界的にも珍しい仏塔建築さざえ堂があります。会津藩校の日新館も、大変興味深いです。」

荒木 「食べ物などでオススメは、ありますか?」

里見 「輪箱飯(わっぱめし)なんて、どうですか。山に狩りに入る男たちが持っていった弁当が始まりとされていて、なかなか美味しいですよ。あと、会津の郷土玩具として有名なのが、赤べこ。お土産でも喜ばれるし、確か、手作り体験ができるところもあります。」

荒木 「貴重な情報、ありがとうございます!早速、行ってみたいと思います。」

プロジェクトME 第9回 福島県 コミュニケーション・ネットワーク製作所 郡山工場編

三菱電機「コミュニケーション・ネットワーク製作所」(郡山市)は、安全・安心な暮らしを「目」でサポートする、監視カメラの開発をおこなう製作所です。プロジェクトMEでは、製作所の様子を動画でご覧いただけます。

プロジェクトME 郡山工場編

img box

早速、戸塚支社長と里見支店長から教えていただいた福島のオドロキスポットに向かって、出発!どんなオドロキや発見と出会えるか、楽しみです。

猪苗代湖

湖面を照らす、神々しい陽光に心奪われる

国内の湖の中で4番目の大きさを誇る猪苗代湖は、美しい景色に囲まれています。ここから見える磐梯山の眺めは絶景とのことでしたが、この日はあいにくの天気。湖から吹く風も冷たく、磐梯山は雲に隠れてしまいました。ただ時折、雲間からのぞく陽の光が湖面を照らし、神々しい雰囲気を醸し出していたのはとても印象的でした。四季折々、美しい風景を楽しむことができるということなので、ぜひ再訪してみたいと思います。

田季野

歴史の趣を感じる老舗のお店で、輪箱飯に舌鼓を打つ

オススメの輪箱飯をいただくために、「元祖輪箱飯 田季野」を訪れました。このお店は、鎌倉時代から続く旧家を移築・復元したもので、とても趣があり、歴史を感じます。輪箱飯とは、ヒノキを曲げてつくった器に、会津米と多彩な季節の食材を入れて蒸し上げた会津伝統の郷土料理。
いただいた輪箱飯は、それぞれの具材がしっかり味を主張しつつ、一体となって美味しさを引き立てており、とても味わい深かったです。

日新館

会津藩の学び舎

日新館は、会津藩の藩校として人材育成を目的に、1803(享和3)年に建設されたものです。会津藩の上級藩士の子弟は、10歳になると日新館に入学したそうで、その生徒数はなんと1000名以上。入り口の南門から入ると、その規模の大きさに驚きます。広い敷地には、日本最古のプールといわれる水練場や天文台などが設置されています。大成殿や資料館などを見学した後、弓道体験に初挑戦しました。何度も射るうちに、徐々に矢は飛ぶようになったものの、結局1本も的に当てられず。的に当てるのは修練が必要なようです。

さざえ堂

らせん状のスロープに、ワクワク!

さざえ堂は、なんとも不思議な建物です。正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」といい、1796(寛政8)年に建立された六角三層のお堂です。内部がらせん状のスロープで構成されているのですが、上りと下りが別の通路となっているため、人とすれ違うことはありません。こうした二重らせん構造の木造建築は世界的にも珍しく、国の重要文化財にも指定されています。ユニークな体験で、ワクワクしました。

笑美(わらび)

赤べこづくりに挑戦!

古布や民芸品を扱う「笑美(わらび)」というお店で、赤べこづくりを体験しました。ここの赤べこは、年賀切手の絵柄に採用されるなど、全国的に赤べこの名前が知られるきっかけとなったそうです。店舗を切り盛りするお母様と息子さんの指導を受けながら、赤べこづくりに初挑戦です。見本を参考に絵の具で着色します。顔の表情など、細かい描き込みが難しかったのですが、なんとか無事完成!なかなか可愛い赤べこができたので、満足です。

鶴ヶ城

天守閣からの眺めは、圧巻!

最後に、会津の歴史を今に伝える鶴ヶ城を訪ねました。難攻不落の城といわれ、戊辰戦争の際は、新政府軍の猛攻にも耐え、城は落ちなかったそうです。明治になって、石垣だけを残して取り壊された後、2011(平成23)年に、幕末時代の赤瓦をまとった日本で唯一の天守閣として復元が完了し、幕末当時の姿がよみがえりました。この日は晴天に恵まれ、天守閣からは、前日の猪苗代湖からは見えなかった磐梯山が一望でき、その堂々とした美しい姿に感銘を受けました。

会津地方の歴史や伝統に触れ、文化の独自性を実感。
地域貢献への想いを強くした旅

今回のオドロキ体験では、福島、特に会津地方の歴史や伝統に触れることができ、この地に生きる人々が形づくってきた文化の独自性を実感しました。東北というエリアの中でも、それぞれに個性があり、その地域に寄り添いながら、これからも、ここ東北の地の発展に貢献していきたいという思いを強くしました。

オドロキ探検ツアー

オドロキ探検ツアーでは、東北支社長が、東北の多彩な魅力をお伝えするため、東北6県のビジネスパートナーと一緒に、各県の“知ってオドロキ!“な三菱電機の事例をご紹介します。さらに、その土地の方に教えていただいた地元の文化・伝統、オススメの食べもの、とっておきの場所など、オドロキポイントを実際に体験、“やってオドロキ!”な様子をお届けします。

image vol 4

Vol.4 宮城で見つけたオドロキ

三菱電機グループとして当社製品の販売を行っている三菱電機住環境システムズ株式会社の喜久 一平(きく いっぺい)東北支社長と、宮城ならではの導入事例について対談。そして喜久支社長に教えてもらった宮城のオドロキポイントを体験してきました。

記事を読む
image vol 5

Vol.5 福島で見つけたオドロキ

三菱電機システムサービス株式会社 北日本支社の戸塚支社長をお招きして、三菱電機株式会社福島支店の里見支店長とともに新設の生産棟を見学した後、いろいろ話を伺いました。そして、お二人に教えてもらった福島のオドロキを体験してきました。

記事を読む
image vol 6

Vol.6 岩手で見つけたオドロキ

三菱電機ビルテクノサービス株式会社東北支社の鎌野支社長をお招きし、三菱電機株式会社 北東北営業所の福本所長とともに、東北地域のビジネスの特徴や事例、そして、岩手のおすすめのスポットについて伺いました。

記事を読む