ビルマネジメントシステム

導入事例

三菱自動車工業株式会社様

本社や全国の生産拠点における相互入館を実現するために、社員証と入退室管理システムの
全社統一化をご検討されていた三菱自動車工業株式会社様。
その実現に向け、三菱電機の入退室管理システム「MELSAFETY-G」を導入いただきました。
本プロジェクトの経緯と効果について、グローバルIT本部システム基盤部の西川康弘様、橋森友祐様にお話を伺いました。

MELSAFETY-G

社員証と入退室管理システムを全社統一化
安心・安全利便性の高い職場環境を実現。

三菱電機独自のさまざまな強みに魅力を感じて

パジェロ、デリカ、ランサーといった世界的な名車を数多く生み出し、RJCカーオブザイヤー(2019)を受賞したエクリプスクロスを提供する三菱自動車工業様。技術開発や製造において機密情報の厳重な管理が求められる中、1つの課題を抱えていらっしゃいました。

「会社のセキュリティーポリシーに則ってはいるものの、拠点ごとの個別最適で確立してきた入退室管理システムが全国の生産拠点に点在していました。拠点ごとで使用している社員証も統一されておらず、全国の拠点への出張がある社員は、毎回受付で臨時入館証を借用する必要がありました」。

そう語るのは、グローバルIT本部システム基盤部担当部長の西川様。
課題の解決に向け、2017年から三菱電機と情報システムに強みを持つ三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社に依頼し、セキュリティーにおける現状の課題を分析・評価し、改善策を共に検討してきました。担当窓口の橋森様は、その対応についてこのように振り返ります。

「毎週、調査報告会を開いていただくなど、三菱電機グループの営業担当の方には、拠点ごとのセキュリティーレベルや運用の見える化に向けてきめ細かく分析・評価していただきました。その姿勢が好印象でしたし、課題に対する改善策も当社に最適なものでした」。


提案内容については、具体的に次のような点をご評価いただきました。

「三菱電機製の入退室管理システムを複数拠点で統合管理できることはもちろん、周辺システム(他社製の入退室管理システム、勤怠管理システム、喫食管理システムなど)とも連携させることで、個人情報やカード情報、通行履歴情報を一元管理できる点が、非常に魅力的でした」と西川様。

三菱自動車工業株式会社
グローバルIT本部システム基盤部
担当部長
西川 康弘 様

社内で最も高い評価を得たのが社員証の全社統一化

2019年初頭の導入以来、MELSAFETY-G導入によるメリットを最も実感していただいたのが社員証の全社統一化。

西川様は「全国の拠点へ足を運ぶたびに毎回受付で臨時入館証を借用するため長い列に並んでいたのが嘘のようです」と頰を緩めます。

一方、橋森様からはこんなエピソードが。

「本社移転では、MELSAFETY-Gの他にも会議室予約システムやQRコードによる来訪者登録システムの設置など先進的なオフィス空間にふさわしい様々なITインフラ設備も整備しました。それらの導入に対する社員の満足度調査を実施したところ、『拠点間の相互入館に加え、出退勤時刻管理や喫食管理、コピー機についても1枚の社員証で利用できるため、非常に利便性が向上した』などの意見が多く、最も高い評価を得たのが社員証の全社統一化だったのです。また、このシステム構築にあわせ、運用面でもカード発行に関わる業務フローの見直し、標準化が実現でき、業務改善につながりました」。

このエピソードに西川様が続けます。

「新システムの導入にはどうしてもネガティブな印象を与えてしまいますが、今回は“セキュリティー性と利便性の向上により、全社員がHAPPYだと感じる職場環境”を構築することが目標でした。それを実現できたことが何よりの喜びですね。これからも三菱電機さんのサポートを得ながらよりよい運用を実現し、安心・安全とともに社員の満足度、利便性を高めていきたいと考えています」。

三菱自動車工業株式会社
グローバルIT本部システム基盤部
橋森 友祐 様


入退室管理システムの多拠点管理により、快適な職場環境を実現

本社納入機器
  • カードリーダー:95台
  • カメラインターホン付カードリーダー:3台
  • 指透過認証装置:1台
  • 人流センサー:2台
  • セキュリティーゲート:1台

導入に関するご相談・ご質問などございましたら
三菱電機ビルソリューションズ株式会社
ビルマネジメントシステムウェブサイトよりお問合せください。

https://www.mitsubishielectric.co.jp/building/

三菱電機ビルソリューションズ株式会社

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