“音”が、こだわりのカーライフの価値と楽しさをブーストする!
“SUBARU”のグローバル最量販モデル・フォレスターの新型車が今夏、いよいよ発売される。“SUBARU”初となる乗員認識技術“ドライバーモニタリングシステム”の採用や、水平対向エンジンと電動技術を組み合わせた“e-BOXER”の設定等々、話題に事欠かないこのニューカマー。そのディーラーオプションのナビシステムの1つとして、『DIATONEサウンドビルトインナビ』も名を連ねる。
注目の新型フォレスターにこれが設定されることとなったこの機会に、『DIATONEサウンドビルトインナビ』の良さの真髄と、“SUBARU”と“音”との関係性を掘り下げるべくスペシャル対談を企画した。
登場願ったのは(株)SUBARU 部品用品本部 アクセサリー企画部 企画推進グループ 前田怜也さんと、三菱電機(株)三田製作所 カーマルチメディア製造第二部 設計第三課 梅本智司さん。お二人に、新型フォレスター用の『DIATONEサウンドビルトインナビ』が生み出された背景やこのナビに込めた思いを熱く語っていただいた。
“SUBARU”車に愛着を感じ、“音”に親しみを感じて入社を決意…。
最初に、お二人のプロフィールを簡単に紹介しておきたい。奇しくもともに30代前半の精鋭。それぞれの入社のきっかけと、今関わっている仕事内容を教えてもらった。
「子どもの頃からクルマが好きで、高校生になるとWRCに興味を持つようになり“SUBARU”車に愛着を感じ始めました。そして大学生のときに中古のレガシィを所有して、さらに“SUBARU”が身近な存在となりました。そんな流れで“SUBARU”に入りたいと思うようになったんです。
現在は、ディーラーオプション品全般の企画・開発を担当する部署に所属しています。同部署に配属されたのは2009年で、その翌年からナビの担当になりました」
「私は高校、大学と音楽に夢中になっていて、トロンボーンを担当してバンド活動に明け暮れていました。それで、仕事に就くならば音が出るものを作りたいと漠然と考え始めて。そんな中、三菱電機の三田製作所で“DIATONE”製品を作っていることを知り、入社を希望したんです。
入社後はハードウェア設計の部署に配属されOEM用の車載パワーアンプの設計に携わった後、3代目モデル(2014年モデル)の開発時から『DIATONE SOUND.NAVI』の設計チームに加わりました。初のモデルチェンジ機となる2015年モデル(『NR-MZ100シリーズ』)の開発も同時進行でスタートする時でした。以来、音響パーツの1つである“DSP”のプログラミングを担当しています」