製作所

鎌倉製作所

確かな技術で
未来を創る、未来を守る

鎌倉製作所は、1962年の操業以来、防衛システム、宇宙システムのリーディングカンパニーとして、数多くの製品を開発・生産し、国内の安全保障や宇宙開発に大きく貢献してきた。また、これらの製品開発で培った技術を応用し、私たちの生活をより豊かにする社会インフラ製品の整備・構築にも携わっている。

業務内容・製品

誘導飛しょう体システム、火器管制システム、情報・通信・指揮システム、人工衛星、人工衛星搭載機器、衛星通信用地上設備、高度道路交通システム、車載用ミリ波センサー、高精度測位応用システム

technology鎌倉製作所の技術

01-05

close-up

超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)

受賞歴

鎌倉製作所で製造され、2017年に打上げられた超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)は、イオンエンジン技術を利用して、超低高度衛星を開発するための技術評価を実施する衛星であり、7段階の軌道高度において軌道保持運用を実施しました。最終的に軌道高度167.4kmにて7日間の軌道保持を実現し、2019年に地球観測衛星の最低飛行高度としてギネス世界記録に認定されました。

付帯施設について

社員の安全で健康な暮らしを支えるため、鎌倉製作所には社宅・独身寮(男性寮、女性寮)や運動場(グラウンド・体育館・テニスコート)といった付帯施設があります。
写真は若手男性社員が利用している男性寮の内観で、食堂や共有のリフレッシュスペースなどが整っています。

男性寮共用フロア

PLACE

鎌倉製作所

〒247-8520
神奈川県鎌倉市上町屋325番地

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鎌倉製作所(郡山工場)

〒963-0215
福島県郡山市待池台一丁目21番地(郡山西部第二工業団地内)

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鎌倉製作所(相模工場)

〒252-5295
神奈川県相模原市中央区宮下一丁目1番57号

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静止気象衛星「ひまわり」

気象現象に加え、地球環境の監視機能を持つ人工衛星

静止気象衛星は日本の防災や気象予報を支える人工衛星。当社は「ひまわり7号」の開発から携わり、現在軌道上で運用されている「ひまわり8号、9号」は、前号機の「ひまわり7号」と比べて観測センサーの性能が飛躍的に向上しており、気象予報の精度向上に寄与している。
また、2023年には次期静止気象衛星「ひまわり10号」受注。「ひまわり10号」では「ひまわり8号、9号」からの更なる性能向上を図り、台風や集中豪雨、線状降水帯の予測精度向上や防災気象情報の高度化など、防災機能強化による貢献を目指す。

次期戦闘機

イギリス・イタリアとの最新式戦闘機の共同開発

世界各国の戦闘機が高機動性、高ステルス性、更には無人機との協働等を追求し開発競争が進む中、それらに対抗できる新たな戦闘機を開発すべく、日本がイギリス・イタリアと3か国による共同開発を行うこととなった。三菱電機は、この戦闘機に搭載するレーダーを始めとした「戦闘機の目と頭脳」とも言える様々な搭載電子機器システムの開発担当企業として参画している。鎌倉製作所ではこれまでも当時日米の先進の技術を結集して開発されたF-2戦闘機のレーダーなどの開発・製造を行っており、これまでに培った技術を駆使し世界最高の戦闘機を創り上げるべく、イギリス・イタリア企業とも連携して取り組んでいく。

準天頂衛星システム「みちびき」

人々をみちびく「日本版GPS」

準天頂衛星システム「みちびき」は、内閣府主導で構築された日本の衛星測位システム。鎌倉製作所で製造し2010年から2017年にかけて打ち上げられた4機の衛星により、2018年11月にサービスが開始された。
「みちびき」が提供するCLASという誤差数センチの高精度衛星測位サービスは、自動車や農機の自動運転など、様々な用途に活用されている。
現在、アメリカが運用するGPS衛星に頼らない自律測位システムの確立を目指し、2025年度までに7機体制とするため、5号機~7号機の製造に取り組んでいる。

高度道路交通システム「ITS」

安全・快適な道路交通環境を実現

ITS(Intelligent Transport Systems)は、人・インフラ・車両の情報をリアルタイムに結びつけ、渋滞・交通事故の低減や利用者の快適性向上を目的とした最先端の交通システムの総称。その中で鎌倉製作所が2001年に日本の高速道路初のシステムとして開発・納入した製品がETC(Electronic Toll Collection)である。関東エリアを中心にシェアを有しており、特に首都高のシステムでは2022年の入口ETCの全面更新工事の受注によりシェア100%を獲得した。
また、交通信号機の表示や合流車線の他走行車両の状況など、さまざまな情報を走行車両へ提供することで、シームレスな自動運転を達成する大規模システムの実証実験を行うなど、将来の安全安心なITS社会の実現を目指して活動している。

2024年10月時点 当社調べ

護衛艦搭載用レーダー

海に囲まれた日本の海洋の自由で安全な利用を守る

四方を海に囲まれた島国である日本は広大な排他的経済水域を保有し、外国との貿易ではその9割以上を海上交通に依存している。船舶の自由な交通等、安全な海洋の利用を守ることは、私たちの平和と繁栄の基礎であり欠かせない。
鎌倉製作所では、その役割の多くを担う海上自衛隊の護衛艦の対空レーダー開発に長年取り組んできた。これらにより培った技術で、360度全周を常に監視し、対空以外にも水上捜索等を行う多機能レーダーを新たに開発。日本の海洋の安全を守る現在の護衛艦の能力を支えている。

静止気象衛星「ひまわり」

気象現象に加え、地球環境の監視機能を持つ人工衛星

静止気象衛星は日本の防災や気象予報を支える人工衛星。当社は「ひまわり7号」の開発から携わり、現在軌道上で運用されている「ひまわり8号、9号」は、前号機の「ひまわり7号」と比べて観測センサーの性能が飛躍的に向上しており、気象予報の精度向上に寄与している。
また、2023年には次期静止気象衛星「ひまわり10号」受注。「ひまわり10号」では「ひまわり8号、9号」からの更なる性能向上を図り、台風や集中豪雨、線状降水帯の予測精度向上や防災気象情報の高度化など、防災機能強化による貢献を目指す。

次期戦闘機

イギリス・イタリアとの最新式戦闘機の共同開発

世界各国の戦闘機が高機動性、高ステルス性、更には無人機との協働等を追求し開発競争が進む中、それらに対抗できる新たな戦闘機を開発すべく、日本がイギリス・イタリアと3か国による共同開発を行うこととなった。三菱電機は、この戦闘機に搭載するレーダーを始めとした「戦闘機の目と頭脳」とも言える様々な搭載電子機器システムの開発担当企業として参画している。鎌倉製作所ではこれまでも当時日米の先進の技術を結集して開発されたF-2戦闘機のレーダーなどの開発・製造を行っており、これまでに培った技術を駆使し世界最高の戦闘機を創り上げるべく、イギリス・イタリア企業とも連携して取り組んでいく。