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原子力プラント用電気品

海外事業について

中国をはじめ台湾やスウェーデン等の原子力発電所で三菱電機の製品が採用されています。

国内でも実績のある当社の発電機他電気品及び計装制御システムの信頼性と品質は、海外でも高く評価されております。1970年代の発電機他電気品納入を皮切りに、当社は海外事業で実績を重ねてまいりました。
2007年より、中国の原子力発電所向けに当社のデジタル計装制御システムが採用され、合計14基の原子力発電所の安全運転に貢献しています。
また、2016年からは、米国の大手エネルギー技術企業Holtec(ホルテック)社と小型原子炉SMR-160の共同開発を進めています。

更に、2018年11月、当社の計装制御システム「MELTAC Nplus S(メルタックエヌプラスエス)」が、米国原子力規制委員会(略称:NRC)の審査プロセスを経て、NRCが規定する原子力発電所安全系設備に対する厳しい審査基準を満たし、米国の原子力発電所への適用許可を取得しました。
「MELTAC Nplus S」は、米国の規制に準拠した当社の品質保証プログラムを基に開発したものであり、米国の原子力発電所への適用許可を得たことにより、今後は、米国の原子力発電所の安全系設備の更新および新設需要に向けて、本製品と設計から試験までの一貫したサービスを提供していきます。
尚、上記のSMR-160にも同「MELTAC Nplus S」を適用する予定です。

MELTAC Nplus S

「MELTAC Nplus S」

海外事業については、計装制御システム以外にも、特に、中国市場において発電機や電動機(大型ポンプモーター)等の納入実績がありますので、これからも保守サービス等のビジネスを拡充させていきます。

中国での納入実績

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