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人工衛星SATELLITE
革新的衛星技術実証プログラム
小型実証衛星2号機
「革新的衛星技術実証プログラム」は、日本政府の宇宙基本計画で示された「宇宙システムの基幹的部品等の安定供給に向けた環境整備」の一環として、民間企業や大学などが開発した機器や部品、超小型衛星などを軌道上実証する機会を提供することを目的としたプログラムです。「小型実証衛星2号機」は、2018年度にJAXAが公募により選定した部品や機器を搭載する100kg級の小型衛星で、これまでの中・大型衛星よりも短期かつ低コストでの衛星プラットフォーム開発が求められます。
- 納入先
- 宇宙航空研究開発機構
- 打ち上げ時期
- 2021年11月9日
- 打ち上げロケット
- イプシロンロケット
- 打ち上げ場所
- 内之浦宇宙空間観測所
- 軌道
- 太陽同期軌道
- 質量
- 100kg程度
- 電力
- 200W程度
- 設計寿命
- 1年以上
- 当社担当
- プライムコントラクター
小型衛星標準プラットフォームを確立します
近年、低価格、短工期、且つ様々なミッションに対応できる小型衛星の需要が非常に高まっています。当社は小型実証衛星2号機の開発を通じ、100kg級の小型衛星標準プラットフォーム※1の設計・製造・運用技術を確立します。これにより、商用通信・放送衛星市場をターゲットとした大型衛星標準衛星プラットフォーム「DS2000」に加えて、小型衛星の新たなラインナップを拡充します。
※1 標準衛星構成のうち、姿勢制御や電源など基幹的な役割を担う部分を標準化したもの
多様なユーザニーズに対応した小型衛星システムをご提供します
現在、数十機以上の小型衛星による編隊を形成し、協調した動作により全世界をカバーして目的を果たす小型衛星コンステレーションが世界中で計画されています。小型衛星コンステレーションを活用したサービスとして、1日に1回地球上の全地域を撮像してデータを販売する新しいデータビジネスや、世界中のあらゆる場所でインターネット通信を提供するサービスなど、民間企業における小型衛星を活用したサービスに対するニーズが高まっています。
今後当社は、100kg級の小型標準衛星プラットフォームの開発にて確立した技術と、既に保有してるセンサー技術や地上システムの技術を組み合わせ、様々なユーザーニーズに対応する総合的な衛星システムを提供します。
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