生産ラインのヒューマンマシンインタフェースである表示器(HMI) GOT に、MES インタフェース機能を搭載しました。MELSEC-Q シリーズ計測ユニットを介し、CC-Link を通して電力・水・エア・ガス・燃料などの計測値を収集して表示。
リアルタイムにエネルギー消費量を監視できるだけでなく、生産現場情報と合わせ、エネルギー管理や品質管理、設備監視にも活躍します。さらにシーケンサ、モーションコントローラ、CNC、それぞれに接続されていた種類の異なるモニタ装置を、GOT に統合できます。
シーケンサの「MESインタフェース」では、MES(製造実行システム)に発信するデータをSQL文で自動生成。これまで必要だった、ゲートウェイパソコンや通信用のプログラムなしで、シーケンサとMESを簡単に直結できます。
エネルギー情報を始め、生産・設備・品質などの工場内のあらゆる情報をシームレスなネットワークで収集管理。
生産設備とMESの情報連携を、簡単に、しかも低コストで実現します。
高速・簡単・低コストで、従来にない正確なデータロギングを実現する「高速データロガーユニット」。MELSEC-Qシリーズ電力計測ユニットの電力量・電流値データをロギングした電力監視や、原単位日報の作成が可能です。生産過程における様々なデータを蓄積することで、エネルギーコストの削減はもとより、生産品質の向上や効率的な生産現場を構築するために必要なシステムの最適化に貢献します。