![WRITER PROFILE 渡部 潤一 Junichi Watanabe 1960年 福島県会津若松市生まれ。1983年 東京大学理学部天文学科卒。 東京大学より理学博士、国立天文台・光学赤外線天文学研究係・助手を経て現在、自然科学研究機構国立天文台 副台長、教授。専門は太陽系の中の小さな天体（彗星、小惑星、流星など）の観測研究。[主要著書]ガリレオがひらいた宇宙のとびら（旬報社）新しい太陽系（新潮社）夜空からはじまる天文学（化学同人）](img/column_w_im_02.jpg)
2014年12月17日 vol.90今年最後の流星群を眺めよう12月末の声を聞くと、忙しくて星空どころでもなくなるのだが、そんなときこそ、ちょっとだけ時間をつくって夜空を眺める余裕を持ちたいものである。
2014年11月19日 vol.89幻の流星群、出現するか？2014年12月2日、幻の流星群が出現するかもしれない、と予測されている。「ほうおう座流星群」である。
2014年10月14日 vol.88サイディング・スプリング彗星の火星への接近10月20日、火星に彗星がニアミスする。サイディング・スプリング彗星（C/2013 A1）が、火星に約14万kmの距離まで大接近するのである。
2014年9月18日 vol.87皆既月食を観察しよう2014年最大の天体ショー。それは10月8日の皆既月食だろう。皆既月食のすべての過程が観察できるという好条件！
2014年8月19日 vol.86宵の南西の空で火星と土星が接近8月末の土星と火星の接近時には、両者の色の違いに注目！
2014年7月15日 vol.85夏の流星を楽しもう夏休みになると、星空も夏祭り。夏休みに入るやいなや、多くの流星群が活動するので、たくさんの流星が見られるのである。
2014年6月18日 vol.84大きく傾いた土星の環を眺めよう土星が見頃になっている。ぜひ眺めて欲しいのは土星の環である。なにしろ、天体望遠鏡で眺める土星は美しい。
2014年5月19日 vol.83きりん座の流星群日本からも一年中見える位置にあるきりん座。この星座に放射点を持つ流星群の活発な出現が見られるかも知れない!?
2014年4月14日 vol.82春の夜空に輝く火星火星は約2年2ヶ月ごとに地球に近づく。地球のすぐ外側を回る惑星なので、接近前後はとても近く、明るくなる。
2014年3月20日 vol.81春分の日今年の春分の日は、3月21日。実は、春分の日も秋分の日も昼の方が長い。これには、ふたつの理由がある。
2014年2月18日 vol.80冬空に輝く巨大な十字架夕方、暗くなると夜空の真上に堂々と輝く明るい星、木星。冬の星座に移動した木星と冬の大三角を結んでみると？
2014年1月21日 vol.79金星が明けの明星に太陽ー金星ー地球と並ぶ「内合」を経て、金星は宵の明星から明けの明星へと姿を変える。
画像提供：国立天文台,ステラナビゲータ／アストロアーツ,工学院大学,NASA