九州支社×福岡
発展し続ける都市と
緑あふれる自然
九州最大の人口を有する都市、福岡。今回は福岡の「都市」と「自然」、2つの特色をご紹介します!「都市」としての福岡は、紙与博多中央ビルの「エレ・ナビ」やレベルファイブスタジアムの「オーロラビジョン」など、福岡を支える三菱電機製品の活躍を。福岡の「自然」では、福岡市立油山市民の森で行われた里山保全活動に参加!当日の様子をご紹介します。
九州最大の人口を有する都市、福岡。今回は福岡の「都市」と「自然」、2つの特色をご紹介します!「都市」としての福岡は、紙与博多中央ビルの「エレ・ナビ」やレベルファイブスタジアムの「オーロラビジョン」など、福岡を支える三菱電機製品の活躍を。福岡の「自然」では、福岡市立油山市民の森で行われた里山保全活動に参加!当日の様子をご紹介します。
REPORTER
ビルシステム部 営業第二課平木 仁太
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埼玉出身で九州に地縁はなかったのですが、福岡の街はとてもにぎやかで毎日発見があります。新しいオフィスビルへの当社製品の納入や里山保全活動など、まだ入社2年目ですが様々なことを経験していきたいです。福岡の街と自然の魅力をお伝えできるよう頑張ります!
HIGHLIGHT
AREA
発展し続ける九州最大の都市
私の勤務する九州支社の所在地でもある福岡市 天神地区では「天神ビッグバン」と呼ばれるプロジェクトが推進されています。国家戦略特区となったことでビルの高さ制限の緩和が行われ、それに伴ってビルの建て替えなどを進め、雇用数が約2.4倍、約8,500億円の経済波及効果が見込まれている一大プロジェクトです。
そんな様々な再開発が進み、にぎわいが更に増している福岡市の人口は約157万人、全国で5番目(2018年4月時点)に人口が多い大都市です。その歴史において重要な役割を果たしてきたのが紙与産業グループ。初代 渡邉與助氏が紙与呉服店を開業したことに始まり、3代目の渡邉與八郎氏が路面電車などの交通インフラの整備を行い、天神は一大商業地区として発展してきました。その功績が讃えられ、與八郎氏の死後、天神地区の幹線道路である「渡辺通り」にその名前を残しています。
都市を支える新オフィスビル
紙与博多中央ビルの「エレ・ナビ」
福岡を古くから支えてきた紙与産業グループの中核企業である紙与不動産。その新しい賃貸オフィスビルである「紙与博多中央ビル」がJR博多駅近くに完成しました。地上13階建のこのビルでは、三菱電機の昇降機システムである「ELE-NAVI エレ・ナビ」が導入されています。
「エレ・ナビ」は行き先階ごとに利用者を振り分け、スムーズな乗り降りを実現するシステム。利用者が行き先階を選ぶと、自動的にその人が乗るべきエレベーターが表示され、朝の出勤時の混雑緩和などに役立っています。紙与博多中央ビルは「エレ・ナビ」を九州地方で初めて導入しました!
アビスパ福岡のホームスタジアム
レベルファイブスタジアムの
「オーロラビジョン」
福岡は空の玄関口である福岡空港から天神まで、地下鉄で約10分とアクセスが非常に良いことも特徴の一つです。その空港のすぐ近くに「レベルファイブスタジアム」があり、Jリーグのアビスパ福岡のホームスタジアムとして使用されています。このスタジアムには三菱電機製の大きな「オーロラビジョン」がホームゴール裏にあり、選手紹介の映像が流れるなど、試合を盛り上げるために一役買っています。私はサッカーを観戦することが好きなので、地元チームのホームスタジアムで三菱電機製品を見ることができて感激です!
実際にアビスパ福岡のホームゲームを観戦しました!当日は試合開始前から、すでに「オーロラビジョン」のあるホームゴール裏に大勢のアビスパ福岡サポーターが集まっていました。応援歌を歌い、選手が紹介されるたびに大きく歓声を送り、すごい熱気と迫力がありました。
試合はアビスパ福岡が快勝!選手のゴールにスタジアムは大歓声に包まれました。観客も選手も気持ちを一つにして盛り上がることのできるスポーツの素晴らしさを改めて感じました!
プロジェクトME 第6回 長崎県 長崎製作所編
三菱電機製のオーロラビジョンは、長崎県にある長崎製作所で開発されています。プロジェクトMEでは、ダイナミックな映像と多彩な情報表示で観客に興奮と感動を提供する、大型映像表示装置の開発現場の舞台裏をご紹介しています!
プロジェクトME 長崎製作所編
市民の憩いの森を守る
里山保全活動
福岡は市街地だけではなく、玄界灘に面し、取り囲む山並みも美しく、豊かな自然に恵まれています。そんな福岡市にある「油山」の中腹に位置する「福岡市立油山市民の森」は、大自然の魅力がつまったスポットです。ハイキングを楽しむことのできるキャンプ場や森林浴コースはもちろん、市内を一望できる展望台や野鳥などを観察できる自然観察センターも整備されています。「油山」という名前は、日本で初めて椿の実からツバキ油を精製したことに由来するといわれ、山にはヤブツバキが自生しています。3月には恒例の油山椿まつりも行われます。
三菱電機グループは、九州支社を中心に、2011年からこの森で「里山保全活動」を行っています。
九州支社は、子ども達に自然の大切さを知ってもらうため実施している「みつびしでんき野外教室」の活動拠点でもある森のために、お役に立てることがないか自然観察センターに相談したところ、常緑樹の落葉清掃や看板清掃、ごみ拾いなどのリクエストを受け、里山保全活動を実施することになりました。今春のこの活動に、私も参加しました!
8年目となる今年は、グループ会社も含めた132名が参加しました。管理事務所に集合し、まずは準備運動。作業中のケガを防止するため、フィットネス体操をしっかりと行いました。
その後は、いくつかのグループに分かれ、いよいよ活動開始です。グループには自然観察指導員の方が同伴してくださリ、ガイドをしてもらいながら作業を行います。参加者の中には社員のご家族もいらっしゃいます。私のグループにも、三菱電機システムサービスの児嶋さんとお子さん達が参加されていました。
グループみんなでコースを清掃しながら進み、途中で植物を守る柵を修復する作業を行います。渓流の横を通ったり、橋を渡ったりなど、大自然の中を進みながら作業を行っていきました。晴天に恵まれ、爽やかな陽気でしたが、アップダウンが激しく、杭を抜いたり運んだりする作業はなかなか良い運動になりました…!作業のあとはキャンプ場に集合し、昼食のハヤシライスと豚汁を食べました。自然に囲まれた中で、おいしくいただきました!
今回の里山保全活動を担当していた三菱電機 九州支社 総務部 木原課長と、私たちのグループのガイドも務めていただいた自然観察センター 久保川所長にお話を伺いました。
木原課長「本当に天気に恵まれて良かったです。参加者も今までで一番多かったです!ご家族で参加された方は、働いている姿や職場の仲間など、普段と違った姿をお子さんにも見せることができて良かったかなと思います。また、グループ全体として1つのことに取り組むという意味でも、とても良い活動になっていると感じています。」
久保川所長「みんな楽しそうに活動してもらえてよかったです。私も楽しくてつい時間を忘れてしまうほどでした(笑)。活動のあとには『綺麗になってよかったねー、誰がしたと?』と利用者の方に聞かれたこともあります。今回も一生懸命整備していただき、とても綺麗になったので市民の方に喜んでもらえると思います。この場所は山に親しんだり、緑の中で森林浴で癒されたりする場所として、市民にとって大切な場所だと感じています。そんな森の保全に継続して協力していただき、本当に感謝しています!」
九州最大の人口を誇り、新たなプロジェクトも進んでいる福岡。その中での三菱電機製品の活躍を実際に見ることができ、オフィスビルからスポーツ施設まで、幅広い分野で市民の生活を支えていることを改めて実感することができました。また、里山保全活動に参加して、緑あふれる自然豊かな地域でもあるということも感じました。油山の素晴らしい自然環境を守るために、九州支社、グループ会社一体となって引き続き活動していきたいと思います。
都市と自然、様々な魅力のある福岡という地域に、弊社の製品や活動を通じてこれからも貢献していきます!