DIATONE SOUND. NAVI
リモート端子へのリレー機器接続に関するご注意
2015年10月29日
日頃は弊社製品をご愛顧いただきまして、厚く御礼を申し上げます。
この度DIATONE SOUND. NAVI(過去のシリーズを含む)とパワーアンプなどの外部機器を接続する際において弊社製品のリモート端子部分に市販リレー機器を接続する際にトラブルが発生する案件がございました。
DIATONE SOUND. NAVIにリレー機器を接続する場合に、ナビ側に故障を引き起こすリスクがございますので、リレー機器を使用する場合は、必ず下記取り付けをしていただくよう、お願い致します。
対象機種
NR-MZ60シリーズ、NR-MZ80シリーズ、NR-MZ90シリーズ、NR-MZ100シリーズ
症状
- 1)
- リレー機器スイッチOFF時に逆起電力が発生した場合、ナビ内部のトランジスタが故障するリスクがあります。
- 2)
- スイッチがショート状態で破損した場合
→接続機器電源がON状態なります。
※結果、外部アンプ側が常時ONになり、車両バッテリーがあがります。 - 3)
- スイッチがオープン状態で破損した場合
→接続機器電源がOFF状態になります。
※外部アンプ側が立ち上がらない症状になります。
症状が起きる配線
REMOTE、P.ANT端子の先にリレー機器を使用して、上記の様な取付を行わないでください。
リレー回路を使用する場合の配線
外部アンプを複数枚使用してリレー機器を入れる場合は、『ダイオードを有したリレー機器の採用』、もしくは下記のように『ダイオードの追加』をお願い致します。
なお、ダイオードの容量については、下記の内容でお願い致します。
- ・逆方向電圧(逆耐電圧)・・・160V以上
- ・電流・・・リレー機器の定格電流以上(あくまでも目安です)
リレー機器を使用する場合は、必ずリレー機器の仕様書・説明書・注意事項をご確認の上、ダイオードの選定及び接続をお願い致します。
ご注意
誤ったリレー機器接続に際しての不具合につきましては、保証外の対応となり有償対応となってしまうことからリレー機器接続に関しましては、十分ご注意していただくようお願い申し上げます。