ホームエレベーターの広告を制作するために結成された「千本松 詠一の川柳で宣伝し隊!」。
遂に今回「ホームエレベーターに開眼」篇の最終回。川柳でしかコピーが書けない詠一は、
果たして本当に広告を作れるのか!?いま、詠一の筆先に、熱い視線が注がれる!!
編集部で、缶詰。
- 編集長
- おはよう、トモちゃん。いやー、困っちゃったよ詠ちゃんにも。
- トモ
- どうしたんですか?
- 編集長
- 今回、いよいよ川柳でホームエレベーターの広告を作るにあたって、よく作家がする缶詰に僕もなりたいと、詠ちゃんが言い出したんだよ。
- トモ
- あ、そういえば、会社へ来るなりみんなが、社内を浴衣でウロつく男性がいるって噂してましたが・・・。
- 編集長
- そうなんだよ、そのオールド・ファッションド・ボーイこそ、我らが詠ちゃんなんだよ!予算の関係で、ウチの会議室を開放したんだけど、まさか浴衣で来るとは・・・。
トモちゃん、ちょっと様子を見て来てくれるかな。
いざ、会議室へ。
- トモ
- ふふふ、面白そうですね、わかりました。・・・(トントン)詠一さん、トモです、入りますよ。
- 詠一
- いやー、トモさん、今回はお邪魔しています。それにしても缶詰っていいですね、憧れだったんですよ。
もう、さっきから落ち着かなくて。部屋を出たり入ったり、編集部の冷蔵庫を開けたり閉めたり、ついでに誰かのアイスをペロっと舐めたり、ふふふふ。
- トモ
- まあ、呆れた。そんなことより、川柳コピーは進んでるんですか?ユーザーさんの取材や工場取材の成果をいまこそ発揮する時ですよ。
- 詠一
- もちろん!ちょっといまできてる川柳を詠みますね。
「ホームエレ お前も俺も ノリがいい」
「ホームエレ いつかは俺も 所帯持ち」
「ホームエレ 俺も大好き・・・」
- トモ
- ちょっ、ちょっと待ってください、詠一さん。俺も俺もって・・・詠一さんのことは川柳にしなくていいんですよ。
- 詠一
- あっ、そうでしたか!この数カ月、ホームエレベーターのことばかり考えていたので、もう他人事とは思えなくなってしまって、ふ~。ちょっとクールダウンするために、ソファをお借りして横になろうかなと、ス~フィ~、ス~フィ~、ス~フィ~・・・。
- トモ
- あっ、一瞬で寝息を立て出したわ。ここをどこだと思ってるのかしら!もう、しばらく放っておくしかないわね。
- 詠一
- スッスス~フィ~・・・ま、待ってー、行かないでー!ハッ、夢か・・・。いま、最初に今回の依頼を受けた時からの夢を見ていたなぁ・・・。
愛知に取材に行った時の奥さん、親切だったなぁ。娘さんも元気にしてるかなぁ。帰りに食べたひつまぶしは、ちょっぴりしょっぱかったっけ。ホームエレベーター工場の取材で出会った天使・原田さんも、かわいかったなぁ。
今度は個人的に工場見学に行ってみようかなぁ。工場五人衆も、見た目通りの熱い人たちだったなぁ。ホント、ご縁って、不思議だなぁ。つくづく、つくづく、そう思うよ。それにしても、いざホームエレベータの川柳コピーを書くとなると、思ったより難しいなぁ。う~ん・・・とにかく、思いつくまで考えるしかないなぁ・・・。
詠一、もぐもぐタイム。
- トモ
- (トゥルルルルル:内線受信音)はい、トモです。
- 詠一
- あ、トモさん、そろそろ3時なので、おやつにバームクーヘンをご用意していただけますか。
- トモ
- まあ、ちゃっかりしてるわ。おやつもいいですが、川柳コピーの方は進んでるんですか?
- 詠一
- 苦戦しましたが、なんとか完成しましたよ。
- トモ
- え、ホントに!?じゃあ、編集長と一緒に、バームクーヘンを持ってそちらへ行きますね!!
- 編集長
- (トントン)いや~、詠ちゃんおつか・・・。
- 詠一
- バームクーヘンはっ?
- トモ
- 詠一さん、ちゃんと用意してますよ。もう、そんなに焦らなくても、はい、どうぞ。
- 詠一
- おー、これはこれは!(ムシャムシャ、パクパク、ムシャムシャ、パクパク・・・)
- 編集長
- 詠ちゃん、食べながらでいいから、できた川柳を見せてくれるかな。
- 詠一
- はい。
- 編集長
- えーと・・・。
「家族にも 財布にもやさしい ホームエレ 」 - トモ
- なるほどー、お年を召した方はもちろん、家族みんなの役に立つってことね。しかも、購入価格も、維持費もお手軽ってわけね。
- 編集長
- 「荷が下りた 所帯の荷を上げ ホームエレ」
- トモ
- 肩の荷が下りた世代の方々を上げ下げするだけでなく、普段の荷物なんかも一緒に上げ下げできる利点を謳っているのね。
- 編集長
- 言いたいことはわかるよ、川柳としても成立している、でも広告としてはどうかなぁ・・・難しい所ではあるんだけどね・・・。
いざ、川柳コピー。
- 詠一
- 編集長、トモさん。ここに一枚、隠し持っている川柳コピーがあります。
今回の取材を通して、こんな視点があったことに、自分でもハッとしたんですよ。それがこれです! - 編集長・トモ
- 「先々で 出会ったマドンナ 忘れない」(ドタ!:イスからズリ落ちる)
- 詠一
- あ、すみません!これは、僕の心の川柳でした!!こ、こっちです!ジャーン!!
「3階建てを 平屋に変えた ホームエレ」 - トモ
- あ、なるほどぉ!確かにトモも、この話にはピンときてました。編集長、どうですか?
- 編集長
- ・・・・・・よし、これでいこう。
- 詠一
- やったー!
- トモ
- よかったわね、詠一さん!
- 詠一
- うんっ!
- 編集長
- ユーザーさんならではの視点と実感が込められているね。この川柳コピー、私は好きだな。詠ちゃん、川柳コピーライターの面目躍如だね。
- 詠一
- はい!いま、止まっていた時計が動き出した思いです。
- 編集長
- いつから止まっていたのかな?
- 詠一
- え?
- 編集長・詠一・
トモ - はっはっはっはっはー・・・!
- 詠一
- ・・・あれ、なんだかんだで、もう終業時間なんですね。じゃあ、せっかくなので、今日はここで泊まりたいと思います。
- トモ
- え、どうして?
- 編集長
- トモちゃん、今夜はひとりにしておやり。「千本松 詠一の川柳で宣伝し隊!」が名残惜しいんだよ。
- トモ
- 私たち、これで解散ですか?
- 編集長
- どうだろうね、今回の川柳コピーの反響次第だろうね。それまで、この「千本松 詠一の川柳で宣伝し隊!」は、私の胸に、そっと、しまっておくよ。(静かに扉を閉める、編集長とトモちゃんでした)
- トモ
- でも、明日の朝には帰ってもらいましょうね。
設置したいけど敷地に余裕がない!
そんな方には収納スペースに設置。
吹き抜け部分や収納スペースを活用し、ホームエレベーターを設置。現在お住まいの家のレイアウトを大きく変える必要はありません。
現在のレイアウトを変えずに設置したい!
そんな方には増築による設置。
間取りはそのまま、建物の外側にエレベーターを設置できます。
- ※
- エレベーターの出入り口を建物外部に面して設置することはできません。
新築だけでなく、
リニューアルでも設置が可能です。
2018.08.01
川柳コピー広告は、実際に宣伝に使用します!
詠一たち「川柳で宣伝し隊!」が制作したホームエレベーターの川柳コピー広告は、実際に宣伝で使用されます。もしどこかで広告を見つけたら、ぜひクリックしてみてください!
本編未公開の川柳コピー広告も・・・!?
詠一が詠んだ川柳は、本編で紹介したもの以外にもたくさんあります。広告では本編で未公開バージョンも展開されますので、ぜひ探してみてください!
みなさん、
また会える日を楽しみにしています!!
- 千本松 詠一
- 川柳でしかコピーが書けないフリーの川柳コピーライター。そのため、滅多に仕事が来ないが、本人はお構いなし。
- トモちゃん
- 優秀と噂される「CLUB MITSUBISHI ELECTRIC」のデザイナー。自分のことをトモと呼ぶ、ややクセのある女性。
- 編集長
- 仕事の人選には定評がある「CLUB MITSUBISHI ELECTRIC」の編集長。放任主義を装いながらも、社員の仕事ぶりをよく見ている。