自分で望遠鏡を買って操作して星を見るのは、何となく難しそう。そんなアナタにオススメしたいのが、天体観望会。たとえば東京都三鷹市にある国立天文台では、毎月2回、無料で観望会が行われている。遠く北海道や沖縄からやってくるファンも多いとか。 |
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国立天文台三鷹キャンパスにやってきたよ! 観望会は毎月第2金曜日と第4土曜日に開かれていて、人が多いのはやっぱり土曜日なんだって。まずは受付に並ぶ。今日は残念ながら空がくもっていて、星が見えそうにない。それでも、50人ほどの人が集まってきたよ。何が始まるのかな。ワクワク。 |
受付をすませたら、ポスターでちょっとお勉強。国立天文台って、星を見て色々な研究をしているのか・・・。おっ、来年は世界天文年2009というのがあるらしいよ。ガリレオが望遠鏡を見てから400年だって。ガリレオは知ってるよ。 |
いよいよ、今日見る星の講義が始まった!テーマは「ミザールとアルコル」。説明してくれるのは、国立天文台で研究している大学院生で福江さんというお兄さんだ。 |
今日は天気がよくないから、星はどうやら見られそうにない。だからその分、スライドを見ながら、お話しをいっぱいしてくれた。ミザールとアルコルは北斗七星の中の星。となりどうしに並んでいて、見かけは一つの星に見える「二重星」だ。目のいい人なら、ミザールの近くに小さなアルコルが見えるらしい。昔のアラビアでは兵士の視力検査に使われていて、ミザールとアルコルが肉眼で見分けられれば合格だったそうだ。 |
20分ほどのお話しが終わった。くもってはいるけれど、観望会で使う望遠鏡を見せてくれるそうだ。やったー! さっそく講義室から外に出て、50㎝望遠鏡まで歩いていく。外はまっ暗。お兄さん達が赤いライトで足元を照らしてくれる。ここは東京?広島のおばあちゃんの家みたい。さすが天文台だなぁ・・ |