

インフラの制御設備を担い、高い技術力で快適な生活を守る
電力や水道、鉄道、道路など、さまざまなインフラ関連事業を高い技術力で展開してきた「神戸製作所」。今回お話を聞いた花島啓太は、主力となる水インフラ事業に従事し、水処理プラントの根幹「制御盤」の設計を手がけています。現在の業務内容からやりがい、目標まで、技術を通じて人々の快適な生活を支える仕事に迫ります。
三菱電機発祥の地に建てられた「神戸製作所」。鉄道交通や道路関連システム、電力情報分野など、インフラ整備において重要な役割を担ってきました。花島が所属する社会システム第一部は水環境に関わる事業に携わっています。水環境技術を駆使して、安定した生活の維持に貢献する。社会インフラの要となる仕事の内容とは——。
花島「社会システム第一部では、浄水場や下水処理場など、水処理プラントと呼ばれる設備の設計を行います。私は主に制御盤の電気回路設計や筐体設計を担当。ポンプや吐出弁(としゅつべん)の動きをコントロールし、効率的な水処理を実現します。私たちの生活に密接に関わる水インフラ。些細なミスが地域一帯に影響を与える可能性があるため、非常に緊張感のある仕事です。お客様とのやりとりから設計、引き渡しまで、チームの一人ひとりが責任感を持ち、協力しながら業務にあたっています」
制御盤の設計を通して、人々の生活を支えている花島。お客様の要望や現場の状況、納入後のトラブルなど、あらゆる状況を想定して最善の道を選択することがこの仕事の真価であると語ります。
花島「私たちが作成した設計書をもとに、工事担当者の方が製造、取り付けを行います。回路設計の条件はお客様の要望や環境によって異なり、正解は一つではありません。また、停電や故障などあらゆる可能性を想定しておく必要があります。より良いものをつくるために、現場の状況を確認したり、過去の事例から知識やノウハウを吸収したり。苦労はありますが、自分が担当した制御盤が実際に活用されている様子を見ると感慨深いです」
仕事をこなすたびに着実にスキルアップしている日々。周りの人々からの刺激も成長につながっていると言います。
花島「仕事で関わる方々からも、知識や技術を学ぶ機会は多いです。たとえば、関西で行った水処理設備のリプレース(新しいものに取り換えること)。当時3年目だった私にとって、高い技術力と集中力を要する難しい案件でしたが、先輩方から基本の設計など丁寧に教えていただいたおかげで知識を深めながら取組むことができました。
また、3年間教育担当として指導してくださった先輩からも、技術的な部分からお客様とのやりとりまで、さまざまなことを学びました。優れた知識、技術で周りの人々から頼りにされている姿は私の憧れです。仕事の基礎から倣い、私自身も信望がある技術者へ成長したいですね」
仕事中は、丁寧に自分の考えを説明したり、メールや電話を使い分けながら接したりと、コミュニケーションにもひと工夫。常に「相手の背景をくみ取る」姿勢で仕事に臨んでいると、花島は語ります。仕事や周りの人々に真摯に向き合う。誠実なスタッフが三菱電機で多く活躍しています。
わたしたちの三菱電機オノマトペ
憧れの先輩のように、会社の大黒柱のような存在へ。安定感のある技術者を目指して、さまざまな案件を担当しながら経験を積んでいきます。

※記事、所属・役職及び写真は取材当時のものです。
大学時代は流体のシミュレーションを研究。
その応用となる水インフラに携わることを目指して三菱電機へ。
休日は神戸という立地を満喫しながら、家族と映画などを楽しんでいます。