事業の特徴
技術紹介
Our Technology
三菱電機の発電プラント計装制御システム事業は、発電プラントの進化と共に歩んできました。その歴史の中で、様々な技術を生み出し、性能の高度化を進めてきました。その結果、人の手によって行われていた、発電プラントの多くの機能の自動化を実現しました。三菱電機の技術が、安定的かつ安全な発電プラントの運用を可能としています。
事業用火力向け計装制御システム
MELSEP5
最新のIoT技術を融合させ、発電プラントの中央制御室と現場の一体感を高めるよう進化した監視・制御システム「MELSEP5」。ハードウェア、ソフトウェアともにこれまでのシステムを継承することができます。
燃料制御
APC
Automatic Plant Controller
自動プラント制御装置
ABC
Automatic Boiler Controller
自動ボイラ制御装置
ABNC
Automatic Burner Controller
自動バーナ制御装置
回転数制御
GOV
Governor Controller
ガバナ制御装置
GSTC
Gas Turbine and Steam Turbine Controller
タービン制御装置
補機制御
SEQ
Sequence Controller
シーケンス制御装置
分散・監視制御システム
MELSEP5G
MELHOPE530/MELJC530
事業用火力向けの高性能・高信頼な制御装置をベースとし、ユニバーサルデザイン適用・MELSECとの融合・国際標準規格準拠により、大中小規模システムに幅広く適用可能な制御装置です。
DCS
Distributed Control System
分散制御システム
SCADA
Supervisory Control and Data Acquisition
監視制御システム
タービン計装品
TSI 900D
TSI 900D Plus
TSI 900S
リミットスイッチ
発電プラントのタービンの回転軸の震動・偏心・軸位置などの変位量を連続的に計測する「TSI」や、蒸気加減弁の開度を計測する「リミットスイッチ」なども自社開発し、高効率かつ安全な発電プラントの運用実現に貢献しています。
TSI
Turbine Supervisory Instrument
タービン監視計器
リミットスイッチ
TOPICS
「MELSEP」シリーズの開発と進化
三菱電機の発電プラント計装制御システム「MELSEP」シリーズは、時代の変化に伴う技術発展に伴い、研究開発を積み重ね高性能化を進めてきました。現行の「MELSEP5」「MELSEP5G」では、HMI機能は過去シリーズを踏襲しつつ操作性・視認性を向上。そのほか、アッパーコンパチブルな開発を行うことで、従来のアプリケーションなどの有効活用が可能なシステムとしています。
また「MELSEP5G」は、国内でも圧倒的なシェアを誇る三菱電機の汎用シーケンサー「MELSEC」との接続ができるよう開発を行いました。
「MELSEP5G」では、オペレータステーションを通して「MELSEC」を監視操作することができます。オペレータステーションの中にエンジニアリングツールを搭載しているので、MELSEC、MELSEP5Gともに同じエンジニアリングツールでエンジニアリングすることができます。そして、コストパフォーマンスと利便性に優れた製品開発を今後も進めてまいります。