当社および三菱電機グループでは、現在PCB入り電気機器を製造しておりませんが、過去に製造した電気機器でPCB入り絶縁油が使用されている可能性がございます。
PCBの含有有無の判別について詳しくは、以下をご覧ください。
対象の変圧器は何年製ですか？
1990年以降の製造品
弊社出荷時点では、絶縁油にPCBは含まれておりません。
保守に伴うPCB混入の判別について
保守に伴い、低濃度（微量）のPCBが混入している可能性がある場合は、絶縁油のPCB分析をお願いいたします。
分析機関については、一般社団法人 日本電機工業会（JEMA）のWEBサイトをご参照ください。
1973～1989年の製造品
絶縁油に低濃度（微量）PCBが混入している可能性があります。
低濃度（微量）PCB混入の
変圧器の判別について
絶縁油のPCB分析を実施いただき、低濃度（微量）PCB混入の有無をご確認いただきますようお願いいたします。
分析機関については、一般社団法人 日本電機工業会（JEMA）のWEBサイトをご参照ください。
（注）2001年7月15日に「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」（平成13年法律第65号、以下「PCB特別措置法」）が施行され、事業者は、PCB入り電気機器を都道府県知事等に届け出る必要があります。同法に関連する「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法施行規則」（平成13年環境省令第23号）によれば、PCB入り電気機器すべてが届出の対象となっています。
1955～1972年の製造品
絶縁油に高濃度ないし低濃度(微量)PCBが混入している可能性があります。
判別方法は以下の通りです。
高濃度PCB使用変圧器の判別について
1955年（昭和30年）～1972年（昭和47年）の製造品については、下記となります。
- ■高濃度PCB使用変圧器 ※1 ※2 ※3
PCB使用の表示記号
不燃性油入（銘板内もしくは銘板近傍に表示）
※1鉄道車両用を除きます。
※2古い変圧器の場合、「不燃性油入」の表示が消えている、もしくは銘板近傍の「不燃性油入」の銘板が外れている可能性がありますのでご注意下さい。表記がなくても「低濃度（微量）」PCB混入の疑いがあります。
※3機種情報をいただいても判別できない場合があります。法令に基づく適正な処置をお願いいたします。
高濃度PCB廃棄物に関する詳細は、環境省のホームページよりご確認いただきますようお願いいたします。
http://pcb-soukishori.env.go.jp/
上記高濃度PCB使用変圧器に該当しない場合は、低濃度（微量）PCBが混入している可能性があります。
低濃度（微量）PCB混入の
変圧器の判別について
絶縁油のPCB分析を実施いただき、低濃度（微量）PCB混入の有無をご確認いただきますようお願いいたします。
分析機関については、一般社団法人 日本電機工業会（JEMA）のWEBサイトをご参照ください。
（注）2001年7月15日に「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」（平成13年法律第65号、以下「PCB特別措置法」）が施行され、事業者は、PCB入り電気機器を都道府県知事等に届け出る必要があります。同法に関連する「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法施行規則」（平成13年環境省令第23号）によれば、PCB入り電気機器すべてが届出の対象となっています。
なお、モールドおよび乾式変圧器については油入りではないため、PCB含有判定対象外の製品です。
PCB含有判定対象外機種一覧（PDF：371KB）
お問い合わせについて
お客様へ的確・迅速に情報を提供するため、専用のお客様窓口を以下の通り設置しております。本件に関わる内容のご確認、個別の電気機器に関するご照会などはこちらにお願いいたします。
お問い合わせいただく際には、機器情報（「形式」「相数」「定格容量」「周波数」「製造番号」「製造年」）が必要となります。また、対象となる機器の銘板写真と銘板写真が写った機器の全体写真を添付のうえお問い合わせをお願いいたします。
※機器情報と銘板写真をいただいた場合においても、弊社にて機器情報の確認ができなかった場合はPCBの回答が出来ないことをご了承いただきますようお願いいたします。
1989年以前の機器は低濃度（微量）PCBの可能性が否定できないため、分析による判別をお願いいたします。
- ■写真について
以下の写真のご用意をお願いいたします。
- （1）銘板を含む機器全体の写真
- （2）銘板全体の写真
- ・銘板座も含めて撮影してください。
- （3）銘板の拡大写真
- ・（2）の写真だけでは銘板の内容が見えにくい場合は、製番などを大きく写した写真を（1)（2）とあわせて送付ください。
- ・シール銘板の場合でも、製造番号、製造年がわかるように撮影してください。
- ■銘板の取付け位置と銘板写真の撮影イメージ
お問い合わせ窓口 ※お問い合わせは、E-Mail又はFAXでの受付となります。
- ■油入変圧器（2000kVA以下）に関するお問い合わせ先
E-Mailでのお問い合わせはこちら 
（メールアドレス：mei-trans.pcb@mf.MitsubishiElectric.co.jp）
FAX：052-712-1582
（注1）変圧器の容量により連絡先が異なります。お間違えのないようお願いいたします。
油入変圧器（2000kVAを超えるもの）については、こちらのページよりお問い合わせください。
（注2）ご照会の回答には、数日～1週間ほどいただいております。
1週間以上経っても回答がない場合（注3）は、お手数ですが再度ご照会メールをお願いいたします。
（注3）当社が発行するPCB見解書は､「ダウンロード版見解書」「個別発行見解書」を問わず、環境省等から公布された押印省略に関する省令に基づき、社印の押印を省略いたします。