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坂本 一樹(タイ・バンコク)
坂本 一樹
Kazuki Sakamoto
Mitsubishi Electric Asia (Thailand) Co., Ltd
2012
入社 本社 人事部 人事IT企画グループ 配属
2014
本社 人事部 本社グループ 兼務
2019
本社 人事部 人事業務改革推進プロジェクトグループ 兼務
2022
現職

2023.06.29

海外生活で学んだ大切な気づき

皆さんサワディーカップ!今回が最後の投稿になります。最後に皆さんへ、私が海外生活で学んだ大切な気づきについて、3つお伝えしたいと思います!

★コミュニケーションで一番大切なことは、相手への「リスペクト」★
私は英語が大の苦手でした。今回の海外赴任にあたって必死に勉強したものの、付け焼き刃感は否めず、海外赴任の最大の心配事は、現地スタッフとしっかり意思疎通をとって仕事ができるのか?ということでした。
実際に海外で仕事をすると、(今思えばグローバル企業なので当然ですが)シンガポール、タイ、インド等どこの国のスタッフも当然のようにビジネス英語を駆使します。改めて自分の英語力のなさを痛感すると同時に、もっと若い時から真剣に勉強しておけば良かったと後悔し、今も継続勉強中です。。

ただ、そんな中でも色んな国のスタッフと信頼関係を築きコミュニケーションを取っていかなければなりません。そこで私は、相手への「リスペクト」を常に意識し、「日本で経験したことのないことは全て挑戦する!」ことを実行してきました。その国の言語、食事、交友、仕事、遊び等は全てが異なりますが、まずは全てを尊重し、オープンマインドで異国文化を体感し、相手と同じ目線や立場でコミュニケーションを取ることを欠かさず実行しました。すると、自然と現地スタッフとの接点が生まれ、他にも色んなことを教えてくれるようになり、次第に日本や私のことを知りたいと言ってくれるようになりました。今では、毎日色んなスタッフが笑顔で声をかけてくれて仕事の会話もできるようになり、心の距離が縮まったことを実感します。余談ですが、私生活で最近街で買い物をするとタイ人に間違えられる回数が増えてきたことが、私にとってこの上ない喜びです笑

私は、このことが決して海外でのみ重要なことではなく、どこでどんな仕事をしても生活をしても、常に重要なことだと感じています。最近では、様々な価値観の違いが顕在化する世の中になっていますが、役職、職種、性別、国籍、地域等、様々な違いを乗り越える一つの手段として、まず相手への「リスペクト」を示し、自分が持ち合わせていないものを理解し前向きに受け入れ尊重することが、ダイバーシティなのではと学びました。この経験を、今後のHRとしての仕事にも活かしていきたいと強く感じています。

ボランティア活動に300人近くが喜んで参加するのも尊敬すべきタイの国民性です!

ボランティア活動に300人近くが喜んで参加するのも尊敬すべきタイの国民性です!