多くのお客さまにご利用いただく施設ということもあり、個々の設備について直接お客さまからお声をいただくことは、なかなかないのですが、ご使用いただく頻度から、ニーズに合ったサービスをきちんと提供できていると思っています。

また開港以来、大きな不具合もありませんし、導入してよかったと感じています。
お客さまが直接ご利用される機器なので、安心・安全であることは大前提ですが、三菱電機ビルソリューションズ（株）による万が一の保守管理体制もきちんと取れているので、そういう面でもジェットタオルを選んで正解でした。

2020年3月からジェットタオルの使用を停止し、2022年7月から再稼働しました。
新型コロナウイルスが出始めた頃、まだどういう類のものかわからなかったので、安心・安全を第一に考え、まずは社会の動きに合わせて一旦停止させました。
当時は国際線の運航や国内の移動が制限されており、トイレを利用されるお客さまも少なく、特にペーパータオル等も置いていませんでした。
そのためか、姿見には水滴が見受けられたり、壁や床にも水たれによる汚れがあったと清掃スタッフから聞いています。ジェットタオルが使えなかったことで、不便な思いをされたお客さまもいらしたのではないでしょうか。

再開したのは、ガイドライン^※の改訂があり、使用しても問題ないという判断があったからです。
他の空港でも、このタイミングで使用を再開されたと聞いています。
三菱電機さんからも、コロナ禍においてもジェットタオルの使用は問題ないというデータを基にした報告をいただきました。再び使用できるようになり、以前のように手洗い後の衛生状態も改善し、またトイレ自体もキレイになったと思います。

※ 一般社団法人 全国空港事業者協会 発行
「航空分野における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」