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パエリア
(スペイン・火祭り)スペイン第三の都市、バレンシアで毎年3月15日~19日まで5日間に渡って行われる「サン・ホセの火祭り(Las Fallas de San José)」。イエス・キリストの養父で、大工の守護聖人である「サン・ホセ」の日に、大工が不要な木材などを燃やしたのがその起源と言われています。
期間中、町の広場には「ファジャ」と呼ばれる数百の巨大な張り子人形が飾られます。小さいものでも2~3メートル、大きなものだと10メートルにも及ぶような巨大な張り子人形が町中に出現。車両は通行止めとなり、道路にはパエリアなどの出店が立ち並びます。
実はパエリアはバレンシア発祥の郷土料理で、15~16世紀にかけてバレンシアの農村地域で生まれたと言われています。地元の農家が鳥や野うさぎ、畑で穫れた野菜をコメと一緒に煮込んで食べたのが原型と言われ、現在のような鶏肉やうさぎ肉に豆類を加えるバレンシアのパエリアが確立されていきました。そもそもは松ぼっくりに、松やオレンジの枝を燃やして炊き上げるのが、伝統的なスタイルだとされています。
日本におけるパエリアと言えば、魚介類を入れるイメージが強いかもしれませんが、実はあの調理法はバレンシアではなく、他地域に伝わった後に生まれたもの。本家バレンシアではパエリアに魚介類は使いません。
火祭り最終日は「サン・ホセ」の祝日である3月19日。その夜には張り子人形が焼き払われて街中に火の粉が舞い、炎の熱気に包まれます。いかにもラテンらしいにぎやかな香り漂う華々しい祭りのなか、バレンシアで生まれたパエリアは熱狂する人々の心と胃袋を満たします。
今回は、三菱調理家電で作る
パエリアのレシピを
ご紹介します。
材料(専用グリルディッシュ1皿分・約3人分)
白米(洗わない)200g
鶏モモ肉1枚(200g)
鶏手羽元3本
モロッコインゲン50g
パプリカピーマン(赤・黄)各1/2個
グリンピース(茹でたもの)50g
タマネギ1/4個
ニンニク1かけ
調味料
白ワイン大さじ2
トマトピューレ大さじ2
パプリカパウダー小さじ1
スープ
お湯2カップ
顆粒コンソメ小さじ1
サフランひとつまみ
塩小さじ1/2
塩、コショウ少し
オリーブ油大さじ2・1/2
レモン(くし形切り)適量
作り方
①下ごしらえをする
鶏モモ肉は大きめのひと口大に切り、鶏手羽元は骨に沿って切り込みを入れ、塩、コショウをまぶす。
タマネギは粗みじん切り、ニンニクはみじん切りにする。モロッコインゲンは3cm長さの斜め切りにし、パプリカピーマンは2cm角に切る。
②炒める
フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、【火力6~7】で鶏肉を焼き色がつくまで焼き、とり出す。
オリーブオイル大さじ1・1/2を入れてタマネギ、ニンニクを加え、【火力4~5】で炒める。
タマネギが透き通ってきたらインゲン、ピーマンを加えて軽く炒め合わせ、鶏肉をもどし入れて調味料加え、炒める。
③煮る
スープを加えて【火力6】で加熱し、煮立ったら白米を加え、【火力4~5】で7~8分、フツフツと煮立っている状態で煮る。
④グリルで加熱する
深型ディッシュに移して表面を平らにし、浅型ディッシュをかぶせる。グリルあみにのせてグリルメニュー【パエリア】で25分加熱し、浅型ディッシュを外してグリル【火力4】で3分ほど焼く。
⑤盛る
グリンピースを散らし、レモンを添える。
※専用グリルディッシュがない場合は、フライパンのままふたをし、火力を落として汁気がなくなるまで煮込む。
※白米は洗うと味の染み込みが悪くなり、仕上がりが水っぽくなるので洗わない。
※グリンピースは冷凍でもOK。約1カップの熱湯に浸して冷めるまでおいておくと皮にシワが寄らず、ふっくら解凍できる。
世界各地の三菱電機をご紹介
スペイン
1978年にスペインの⾸都マドリードで「MELCO IBÉRICA,S.A.」として創業し交通事業からスタートしました。
1980年代以降、空調機器、FA(ファクトリー・オートメーション)等に事業を拡大し、現在スペイン国内にバルセロナ、マドリード、バレンシア他 計8ヶ所の営業拠点を構え、社員数は300名を超えています。
CSR活動にも積極的に取り組んでおり、2000年より若手音楽家の育成を目的とするカタルーニャ音楽堂コンクールへの支援を続けています。
その活動がスペインと日本との友好親善関係発展への功績として認められ、2017年に「平成29年度外務大臣表彰」を受賞しました。
2021.03.02