「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されてから数年が経ちます。
「このままでは衰退する可能性がある食文化」とされた和食は、あれから歩みを前へと進めることができたのでしょうか。
2021年に創立100周年を迎えた三菱電機は、日本の暮らしとともに歩み続けてきました。
これからも家電メーカーとして日本の食文化に寄り添っていくために、
この100年間の日本人の食卓、そして家電の歩みを振り返り、次なる100年を考えていきます。
出前・宅配・
デリバリー篇
「出前といえば、そば・うどん、鮨」だった昭和の頃、ピザのデリバリーの登場、そしていま主流となっている宅配専門サービスまで。「出前」はどのように「デリバリー」や「宅配」に形を変えてきたのでしょうか。
日本人の食卓を変えた即席麺篇
袋麺からカップ麺に至るまで、戦後、日本人の食生活に大きな影響を与えた即席麺はどのように発展し、食卓に欠かせないものになってきたのでしょうか。時代や地域によって細かくチューニングされ続けた味わいの背景には、食品メーカーならではの調査、研究、開発という地道な努力がありました。
日本人の栄養と健康篇(後篇)
私たち忙しい現代人は、毎日の食事においてどのようにうまく栄養バランスをとればいいのでしょうか。前篇で、女子栄養大学出版部の『栄養と料理』浜岡さおり編集長から教わった「四群点数法」をベースに献立の組み立て方とレシピを紹介します。
日本人の栄養と健康篇(前篇)
生活様式や食を巡る環境が大きく変化するいま、私たちは毎日の食事とどう向き合うべきなのでしょうか。体をつくり、健康を保つ食生活の考え方、メニューやレシピ例を女子栄養大学出版部の『栄養と料理』編集長の浜岡さおりさんに聞きました。
パンと日本人篇
戦後に日本人の食生活を大きく変えた「パン」。バラエティも豊かで、「ごはんよりもパンが好き」という人も少なくありません。日本人にとっての「これまでのパン」と「これからのパン」とは?
大衆“和”食の王様「丼」篇
日本人に馴染み深い「丼」の、100年前の姿とは?知っているようで、あまり知られていない「丼」のお話。みんな大好きな「丼」の秘密に迫ります。
知っておきたい和食のマナー篇
家庭で食卓を囲む機会が増えたり、誰と食事をするかも、慎重に考えたくなる今、あらためて正しい和食のマナーに注目が集まっています。この機会に正しく、美しい食事のお作法をおさらいしてみませんか?
白飯の源、かまど炊きごはん篇
第14回のテーマは、前回に引き続き和食の柱「ごはん」。かまどでごはんを炊き、ごはんが食卓の中心にあった当時は、どんな食生活だったのでしょうか。
ごはん食の現在、過去、未来篇
第13回のテーマは、いよいよ和食の柱とも言える「ごはん」です。日本人はこの100年、「白飯」や「炊飯」とどう向き合ってきたのでしょうか。
カレーライスを国民食にした日本のごはん篇
カレーライスにとってごはんはどういう存在なのか、近年話題のさまざまなお米とともに、「カレーとごはん」の関係を考察していきます。
国民食カレーライスの100年史篇
明治維新とともに日本にカレーがやってきてから約150年。和食というイメージはないかもしれませんが、「日本のカレーライス」は、長い年月をかけて独自の進化を遂げてきました。その歴史をひもときながら、カレーライスのこれまで、そしてこれからを考えます。
ちゃぶ台からダイニング・キッチンへ篇
実は「ダイニング・キッチン」は昭和30年代の公団住宅が世に広めたものなのだとか。今回は日本住宅公団の歴史を継ぐ、UR都市機構の増重雄治さんに、団地から生まれた昭和の食卓の変遷を伺いました。
三菱冷蔵庫のはじまり篇
日本国内において電気冷蔵庫が普及したのは、前回の東京五輪前、高度経済成長当時でした。しかし三菱電機は1933(昭和8)年から電気冷蔵庫の生産販売を始めていたのです。今回は、そんな三菱冷蔵庫の始まりの物語をお届けします。
冷蔵庫が家庭にやってきた篇
冷蔵庫の登場が、食卓にどのような変化をもたらしたのか。幼い頃から「氷箱」も「電気冷蔵庫」も使っていらしたという料理研究家の堀江ひろ子さんにお話を伺いました。
油で揚げない100年後のカツ篇
ノンフライ調理ができる三菱IHクッキングヒーターのオーブンを利用した“揚げないカツ”をご紹介いたします。
とんかつも洋食篇
豚肉を油で揚げるとんかつも、100年前はあまり庶民には馴染みのない「洋食」でした。当時の洋食について、明治創業の老舗洋食店「ぽん多本家」でお話を伺いました。
家庭で
プロ直伝の洋食を篇
上野精養軒の取材で富田高彦総料理長に教えて頂いた、ご家庭でもちょっと背伸びすれば作れる本格洋食煮込み料理を、三菱電機の最新調理家電を使用してご紹介します。
100年前の洋食篇
現存する最古の西洋料理店で明治初頭の創業以来、日本の洋食を見続けてきた「上野精養軒」に100年前の洋食と日本人の関わりについて伺いました。
100年前の
献立から学ぶ篇
100年前の献立に見られる先人たちの知恵を活かして、現代の食卓に合わせて簡単に作れるよう三菱調理家電を使ってアレンジした手軽に作れる干し野菜料理と具だくさんのみそ汁をご紹介します。
100年前の食卓篇
100年前の日本人はどんな食卓で食事をしていたのでしょうか。当時使われていた「箱膳」を使い、日本の食べごと文化をいまに伝える活動が行われている長野県の鬼無里(きなさ)村に伺いました。
100年前の日常篇
100年前の日本人の暮らしぶりを知るべく、当時(大正時代)の東京・下町の街並みが再現されている台東区立下町風俗資料館に伺いました。
企画会議篇
大好評の和食シリーズ企画の第4弾がスタート!
この100年間の日本人の食卓、そして家電の歩みを振り返り、次なる100年を考えていきます。