「Feel the Communication in Ginza -心までつたえる、先進コミュニケーション技術」 三菱電機イベントスクエア METoA Ginza 体験レポート 「Feel the Communication in Ginza -心までつたえる、先進コミュニケーション技術」 三菱電機イベントスクエア METoA Ginza 体験レポート

インターネットやスマートフォン、SNSなどのコミュニケーションツールが発達した現代社会。
ひと昔前と比べれば、誰かに何かを伝えたりすることが便利で簡単にはなったものの、
果たして私たちの気持ちは相手にきちんと伝わっているのでしょうか──?

三菱電機は、「人」を中心に考えた、気持ちや思いまで伝えるコミュニケーションをテーマに、
さまざまな分野で先進技術を磨き続けています。
三菱電機グループの技術・サービスに「見て」「ふれて」「体験して」いただける、
三菱電機イベントスクエア「METoA Ginza」では、
現在、「Feel the Communication in Ginzaー心までつたえる、先進コミュニケーション技術」を開催中。
心と通じあう未来のコミュニケーションを、編集部が体験してきました!

開催期間
2017年6月21日(水)~2017年10月13日(金)終了しました

【1F】
オリジナルメッセージで来場者をおもてなし

コミュニケーションのスタートは、シンボルオブジェによるお出迎え。53台ものタブレットで構成されたタワーが、来場者に合わせた映像とメッセージで一人ひとりをおもてなしします。

シンボルオブジェとの“対話”を楽しもう

1Fのエントランスフロアにそびえ立つのは、53台のタブレットが織り成すシンボルオブジェ「Connect & Flow」。何だろう?と近づいてみるとすぐに、映像やナレーションが流れ始めます。これは、来場者を感知しておもてなしをしてくれるという仕組み。ナレーションは時間帯や天候に合わせて変化するほか、人の動きによって映像も変化します。オブジェと自分が“対話”していることに気づく、まさにコミュニケーションをカタチにしたアートです。

時間帯や天候、来場者の動きに合わせてオリジナルの映像とメッセージを繰り出す、シンボルオブジェ「Connect & Flow」

二次元コードをかざせば、特別なメッセージも!

「Connect & Flow」の隣にあるリーダーに二次元コードをかざすと、特別な映像とメッセージが流れます。二次元コードはMEToA Ginza公式サイトなどで配布していますので、ぜひ試してみてくださいね。

スマホなどを使って二次元コードをかざすだけで、映像やナレーションが特別なメッセージに変化します。

【2F】
映像に参加して未来のコミュニケーションを体験

光のアニメーションに従ってエレベーターに乗り、「METoA VISION」のある2Fへ。ここでは64面の大画面ディスプレイを舞台に、自分自身がアバターとなって未来のコミュニケーション社会を体験できます。

光のアニメーションで館内をご案内

1Fの「Connect & Flow」からエレベーターで2Fへ、エレベーターを降りてから続く光のアニメーションによるナビゲート。これは、三菱電機の「アニメーションライティング誘導システム」を活用した、新しい館内誘導のスタイル。目的の場所へ迷わず到着できるだけでなく、エレベーターへのスムーズな乗り降りや譲り合いをも促してくれます。こんなふうに人とビルとのコミュニケーションを楽しめるのも、今回のイベントの醍醐味です。

エレベーターが近づくと、エレベーターの扉と床に光のアニメーションでお知らせ。扉が開くと、フロアに降りる人を歓迎するアニメーションとともに、進むべき方向を矢印とメッセージで表示し、やさしく誘導してくれます。

アバターになって、大画面の中に飛び込もう!

イベントごとに趣向を凝らした迫力の映像を楽しむことができる「METoA VISION」。今回の作品「Into the future」では、なんと自分自身がアバターとなって大画面の中を歩き回れるという驚きの仕掛けが用意されていました。編集部スタッフも、さっそくブースに入って顔写真を撮影。やがて、自分の顔をしたアバターが映像の中に登場してきました。アバターは、道行く外国人と会話したり、三菱電機のコンセプトカー「EMIRAI3 xDAS(イーミライスリーエックスダス)」 に乗って「路面ライティング」で周囲とコミュニケーションを図ったりと、三菱電機の先進技術を体験しながら未来の街を散策。まるで自分自身が未来の街に飛び込んだような臨場感を味わえます。

64面ディスプレイいっぱいに広がる未来の街には、METoA Ginzaや「EMIRAI3 xDAS」も登場。フォトブースで顔写真を撮影することで、誰でもこの世界に参加できます。アバターは大人や子ども、男性、女性の4タイプから選択可能。ぜひご家族やお友だちと一緒に未来の街を探検してみてください。

【3F】
人もクルマも快適になれるコミュニケーション技術

3Fの展示スペースでは、未来のコミュニケーションにまつわる三菱電機の最新技術をご紹介。空中ディスプレイや自動運転技術など、先進のテクノロジーを体験しながら楽しく学べます。

SF映画の主人公気分を味わえる「空中ディスプレイ」

3Fの入口で来場者を出迎えるのは、空中に浮かび上がるナビゲーター。ただの映像ではないことは、手を差し入れてみればわかります。何もない空間に、人物が鮮明に映し出されているのです。まるでSF映画のようなこの光景は、遠隔コミュニケーション用途に期待される三菱電機の先進映像技術「空中ディスプレイ」によるもの。会場では、カメラの前に立つだけでこのディスプレイに自分を投影できる体験コーナーも用意されています。ぜひ未来のコミュニケーションを先取りしてみては?

そこにいるかのような鮮明な映像でありながら、中を人が通り抜けることもできる「空中ディスプレイ」。この空間に、自分自身を投影させることもできます。

光で気持ちを伝えるクルマ「EMIRAI3 xDAS」が登場!

東京モーターショーなどでもおなじみのコンセプトカー「EMIRAI3 xDAS」。普段なかなかお目にかかれないこの車体が、本イベント開催期間中は3Fに展示されています。×DASが目指すのは、ドライバーとクルマがコミュニケートし、周囲の人やクルマとも通じあえる快適な社会。そのための技術のひとつとして、今回はクルマの動きやドライバーの意思をアニメーション化して路面に投影する、「路面ライティング」の実演を行っています。またVRを使ったバーチャル乗車体験では、EMIRAI3xDASに搭載されたドライバーとのコミュニケーション機能を楽しむこともできます。

3Fでもっとも注目を集めていた「EMIRAI3 xDAS」の実車展示。光のアニメーションで路面を照らし、安全な乗り降りや周囲への注意喚起を促します。
歩行者に向けた「お先にどうぞ」という意思表示を、カルガモの親子が歩くアニメーションで表現。人とクルマが通じあえる社会は、こんなコミュニケーションから生まれるのかもしれません。
EMIRAI3xDASには、車載機器のジェスチャーコントロールやヘッドアップディスプレイによるルート表示、ドライバーの状況を把握する機能などさまざまな運転支援技術を搭載。バーチャル乗車体験コーナーでは、その全貌をVRで体験できます。

より正確に車の位置を把握することが「自動運転技術」のカギとなる

誰もが安心できるクルマ社会を目指して、三菱電機では幅広い事業で培った技術を集結した「自動運転技術」の開発に取り組んでいます。技術の核となるのは、三菱電機が設計・製造を担当した準天頂衛星システム「みちびき」と、その信号を受信して自車位置を把握する高精度ロケーター。これに高精度3次元地図データやセンシング技術、人工知能などを組み合わせ、周囲とコミュニケーションを交わしながら最適な判断で安全な自動運転を追求していきます。展示コーナーでは、その全体像をつかめるほか、バーチャル乗車体験も用意されています。

バーチャル乗車体験では、VRによる自動運転を再現。未来のドライバー気分をひと足先に体験できます。
自動運転の技術をわかりやすいアートで表現した「SAFE CAR CONNECTION」。モニターの上に障害物を置くと、クルマが自動で避けてくれます。

「Feel the Communication in Ginzaー心までつたえる、先進コミュニケーション技術」は、
2017年10月13日(金)まで開催の予定です。

Me‘s CAFE & KITCHEN(METoA Ginza 1F)

今回のイベント限定スイーツは、「エルダーフラワーのコーディアルシャーベット」

ハート型の寒天がキュートな、コーディアルシャーベット。コーディアルとは、オーストラリアで親しまれている、ハーブをシロップに漬け込んだ濃縮ドリンクのことです。でも今回は、ただのドリンクではありません。万能ハーブといわれるエルダーフラワーのコーディアルをシャーベットにし、ソーダ水をかけていただくという趣向。氷とハーブの清涼感を味わいつつ、溶けた頃にはサイダーとしても楽しめます。ちなみに、エルダーフラワーの花言葉は「思いやり」。今回のテーマにぴったりの、会話も弾むスイーツです。

CLUB MITSUBISHI ELECTRICでは今後も引き続き、
METoA Ginzaの最新情報をご紹介していく予定です。
ぜひお楽しみに!