そだてるタウン企画展示 vol.1暮らし方が変わる、分身ロボットの可能性と未来みんなでつくる未来の街そだてるタウン企画展示 vol.1暮らし方が変わる、分身ロボットの可能性と未来みんなでつくる未来の街

新型コロナウイルス等の感染予防および拡散防止のため、現在METoA Ginzaではお客様と従業員の安心・安全の確保を最優先に、マスク着用や検温、手指や館内の消毒、入場制限などのソーシャルディスタンス確保を徹底しています。
本取材も感染防止に十分配慮のうえ実施いたしました。

※METoA Ginzaは東京都が発行する「感染防止徹底宣言ステッカー」を取得しています。

暮らしを支える様々なテクノロジーは、私たちの「こうなればいいな!」という想いから生まれたもの。
いろんな願いをカタチにすることで、未来は今よりもっとワクワクする世界になるはずです。
そんなみなさんの描く理想の未来を、三菱電機と共に探り、育んでいく“共創の場”が、
METoA Ginzaの新しいイベント「そだてるタウン」です。
約1年半をかけて街を育てていく本イベントでは、テーマごとに展示が入れ替わる点にもご注目!
第1弾の「暮らし方が変わる、分身ロボットの可能性と未来」では、
テレプレゼンスロボットやデジタル仮想通貨などの最先端テクノロジーを通じて、
ひと足先に未来の暮らしを体験できます。
ここでしか出会えないレアな開発段階の技術の数々を、ぜひお楽しみください!

開催期間
2022年3月17日(木)~2022年6月14日(火)終了しました

【1F】
未来の仮想都市「そだてるタウン」への入口はここから!

1Fから3Fまでの全フロアを通じて、理想の未来都市を体験できる「そだてるタウン」。その入口となる1Fでは、街を象徴するオブジェが登場。イベントと連動したカフェメニューやセレクトグッズにも注目です。

真ん中にいるのが、今回のテーマのひとつである分身ロボット(テレプレゼンスロボット)。2F、3Fではその活躍ぶりや操作体験も楽しめます。

街で今起きていることをオブジェで再現

1Fのウェルカムオブジェとして展示されるのは、ビルや商店、レストランが建ち並ぶ可愛らしい街並みの模型。よく見ると、愛嬌のあるロボットや宙に浮かぶ風船の姿もあります。実はこれ、2Fや3Fで体験するミッションのひとコマを表したものなのだとか。いったいどんなチャレンジが待ち受けているのか、想像するだけでもワクワクしてきます。

サステナブルなグッズたちが大集合!

ショップでは、「そだてるタウン」で体験するロボットや地域通貨にまつわるグッズや書籍のほか、サステナブルで環境に配慮したアイテムをセレクト。ミツロウラップや野菜・果物から作られた紙文具、電源いらずのスピーカーなど、地球に配慮した個性派アイテムに出会えます。

イベントごとに様変わりするセレクトアイテムの数々。SDGsへの取り組みに関連したグッズや書籍は、今後も引き続きご紹介していくそうです。
「ベジタブルミートピゼッタ」1,188円(税込)
※1日限定20食
※プラス220円(税込)でスープ付きセットにできます。

大豆ミートが主役のコラボメニューに注目!

METoA Cafe & Kitchenでは、サステナブルフードとして話題の“大豆ミート”を使ったコラボメニュー、「ベジタブルミートピゼッタ」が登場。ピゼッタとは、イタリア語で“小さなピザ”を指しますが、今回はタコス風にアレンジしているところがポイントです。大豆ミートで作ったスパイシーなタコミートとたっぷり野菜のハーモニーをぜひご堪能あれ!

【2F】
分身ロボットが活躍する未来の街を覗いてみよう

2Fでは、巨大なMEToA VISIONを舞台にした企画展示、「暮らしが変わる、分身ロボットの可能性と未来」を開催中。遠隔操作できる自分の分身ロボット=テレプレゼンスロボットを操作して、街中で起こる様々なミッションに挑戦します。

街のお困りごとをテレプレゼンスロボットで解決!

ここでの体験は、まず自分の分身ロボットをつくるところから。タブレット上でテレプレゼンスロボットを好みの色や表情にカスタマイズし、名前を付けたら、いよいよミッションスタート。「公園」「ケーキ屋」「神社」「防災」の4つのシーンから2つを選び、それぞれの世界のお困りごとを、分身ロボットを使って解決していきます。

場所や身体に縛られない未来の働き方を体験!

編集部員が最初に選んだのは、「ケーキ屋」さん。ここでの役割は、人手の足りない遠方のお店でケーキ作りをお手伝いする有名パティシエです。タブレットでロボットを操作しながら、お客さんの注文を聞いたり、ケーキに生クリームを絞ったり、いちごをデコレーションしたりと大活躍!

みごとバースデーケーキを完成させ、ミッション完了!テレプレゼンスロボットがいれば、このように離れた場所でも働けるようになり、新しい雇用の創出や人手不足の解消、さらには地方経済の活性化にも貢献できるかもしれません。そんな未来の働き方の一端に触れられる、楽しくて貴重な体験となりました。

地域の安全と安心、文化を守り伝えるミッションも

ちなみに、「公園」を選ぶと、女の子が飛ばしてしまった風船をロボットのアームバンドで取ってあげるミッションが発生。「神社」では外国人観光客に盆踊りを教え、「防災」では災害支援ボランティアとして避難民を助けたり、大木を撤去したりといったロボット操作を体験できます。

「公園」編では、迷子になった女の子をママのところまで送り届けるミッションも。強風の中ドローンを飛ばすといった難易度の高い操作も用意されています。
テレプレゼンスロボットを使って外国人観光客に盆踊りを伝える「神社」編のハイライト。タブレットを持って踊ると、ロボットも同じ動きをしてくれます。

体験者の声が未来のロボット開発につながります

ミッション終了後は、アンケートに回答。テレプレゼンスロボットがあれば役に立つと思うシーンや、体験の感想などをタブレットに記入します。書いたコメントは、自分のロボットと共に「みんなの声で成長する街」の画面に出現。さらに、三菱電機の開発にもフィードバックされ、未来のものづくりに活かされるそうです。

【3F】
ロボットやデジタル地域通貨のある暮らしを体験

3Fでは、テレプレゼンスロボットやデジタル地域通貨のある暮らしを「そだてるタウン」の中に再現。実際にロボットを遠隔操作したり、顔認証を使ったショッピングを疑似体験することもできます。

“視覚的力触覚”を活用してロボットを直感的に操作

テレプレゼンスロボットをより直感的に操作するソリューションとして注目される、三菱電機のVISUAL HAPTICS(ビジュアル ハプティクス=視覚的力触覚)。これはロボットがモノに触れた時の力加減を、色の濃淡などの視覚で伝える技術です。操縦者に装着する力加減を伝達するための機器などを必要としないため、よりシンプルに人とロボットをつなぐことができます。ではさっそく、その操作を体感してみましょう。

まずは利き手の右腕をスキャンして、テレプレゼンスロボットのアームとリンク。腕や指を動かすだけで、ロボットを操作できるようになりました。

ロボットを操作していちごをケーキに飾り付けよう!

ここで挑戦するのは、2Fで体験した「ケーキ屋」ミッションの実物版。本物のロボットを遠隔操作して、いちごをひとつずつつまんでデコレーションケーキに運んでいきます。コントローラーは、自分自身の腕と指のみ。画面の色で力加減を確認しながら、いちごをつぶさないようにやさしく運ぶのがポイントです。かなりシビアな操作を要求されますが、色だけで力加減がわかる仕組みにナットク!まだ研究段階の技術にいち早く触れることで、未来への可能性を感じる体験となりました。

アームがいちごに接触すると、力加減を色でこまかに伝達してくれるため、自然と指の力も抑えられます。
ここでは模型のいちごを使って挑戦!高難易度のミッションですが、いちごを上手く運べたときの達成感はひとしおです。

地域通貨で街を元気にする「そだてるコインAR」

地域課題の解決に役立つ取り組みとして注目されている、デジタル地域通貨。その仕組みを楽しく疑似体験できるのが、「そだてるコインAR」です。「そだてるタウン」の街並みにタブレットをかざすと、魚屋さんや靴屋さんとの会話が始まり、地域通貨「そだてるコイン」の使い方を学べます。「そだてるコイン」ではお買い物ができるだけでなく、公園のボランティアや洋服のリサイクルでポイントがもらえたり、貯まったポイントで映画館やレストランが割引になったりも。こうしてコインが循環していくことで、街がどんどん元気になっていく様子を体感できます。

街なかのお店にタブレットを向けると、店員さんとの会話が始まります。何やらみなさん、お悩みを抱えているようです……。
「そだてるコインAR」で訪れるチェックポイントは6カ所。制限時間内にミッションをクリアするというゲーム要素も楽しめます。

手ぶらでスマートにお買い物できる顔認証決済

スマホを介したキャッシュレス決済が当たり前になった今、次に来るのは「顔認証決済」だといわれています。これは文字通り、登録した顔画像で本人を識別し、タッチレスで支払いを行うというもの。顔認証ならなりすましも困難で、セキュリティ面でも安心です。近い将来に実現するこの技術を、METoA Ginzaでさっそく疑似体験してみました。

まずは自分の顔を登録!これが財布代わりになります。データは体験終了後、すぐ消去されるので安心です。
画面に顔を向けるだけで自動決済。レジに並ぶ必要もありません。支払い履歴はスマホで確認できます。

「そだてるタウン」版ekinoteでおすすめの街情報を発信

三菱電機が3月にリリースしたばかりのiPhoneアプリ「ekinote(エキノート)」。日本全国にある約9100の鉄道駅と周辺の街の魅力を再発見&収集できるこのアプリの魅力を、特別バージョンで楽しめるのが、「ekinote@そだてるタウン」です。ここでは、将来実装予定の“みんなで街を育てる”機能を体験できます。自分の住んでいる地域や好きな駅のおすすめ情報を入力して、街の魅力を発信してみましょう。

好きな駅を選んでコメントを入力すると、おすすめ情報として掲載されます。編集部員も参加しました!
駅と街のガイドブックアプリ「ekinote」はiPhone用無料アプリ。ダウンロードしてすぐお楽しみいただけます。

声を届けて三菱電機との「共創」を実現しましょう

3F出口付近には、体験したみなさんのご意見・ご感想をお寄せいただくコーナーも。カードにコメントを書き込むことで、会場内の壁やノートに足跡を残すことができます。集められたお声は、三菱電機が今後開発する技術や取り組みに反映されるそうなので、ぜひ“実現したい未来の夢”もお願いしてみてはいかがでしょう。その一言から、「そだてるタウン」の目指すみなさまとの「共創」が始まるかもしれません。

「共創ライブ」や「from VOICE」もお楽しみください!

METoA Ginzaでは、展示コンテンツに関連した著名人や有識者をゲストに迎えたトークセッション「共創ライブ」を年8回開催。第1回は、「テレプレゼンスロボットによる新たな社会貢献の可能性」をテーマに、4月5日に実施されました。その様子は、 METoA Ginza公式サイト 新しいウィンドウが開きますYouTubeチャンネル 新しいウィンドウが開きますでもご覧いただけます。

また、METoA Ginza公式サイトでは、日常のちょっとした疑問から社会課題について考える記事コンテンツ「from VOICE 新しいウィンドウが開きます」もスタート。覗いてみると、「スーパーに外国産の魚が多いのはなぜ?」「最近すずめを見ないけど、どこに行ったの?」「災害時にペットはどうしたらいいの?」といった、思わずうんうんとうなずいてしまうVOICEがズラリ。ぜひ耳を傾けてみてください。

『そだてるタウン』
企画展示 vol.1
暮らし方が変わる、分身ロボットの可能性と未来

開催期間: 2022年3月17日(木)~2022年6月14日(火)

2022.05.23

CLUB MITSUBISHI ELECTRICでは今後も引き続き、
METoA Ginzaの最新情報をご紹介していく予定です。
ぜひお楽しみに!