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三菱電機のご近所さんぽ

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October

今月のメインビジュアル

#06
丸の内イルミネーション

Information

丸の内仲通り、東京駅周辺、大手町仲通り

主催:丸の内イルミネーション実行委員会

お問合せ:丸の内コールセンター
03-5218-5100

https://www.marunouchi.com/新しいウィンドウが開きます
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幻想的な光に彩られた
冬の丸の内仲通り

三菱一号館美術館

昨年開催時の様子

クリスマスや年末年始に向けて、街が美しくライトアップされる季節。三菱電機の本社があるここ丸の内でも、「丸の内イルミネーション2019」が開催中です。丸の内イルミネーションは、約1.2kmにおよぶ「丸の内仲通り」の街路樹220本以上を約100万球ものLEDで彩る冬の恒例イベントで、今年18回目を迎えます。通り一面が丸の内オリジナルカラーである「シャンパンゴールド」に煌めくなか、いつもとは違う、ちょっと幻想的な“丸の内さんぽ”を楽しむことができます。

さて、この「丸の内仲通り」というのは、丸の内を晴海通りから永代通りまで南北に貫く目抜き通りのこと。大正7年には、すでにこの呼称が使われていたといわれています。当時は「三菱仲7号館(旧三菱第13号館)」「三菱仲8号館(旧三菱第12号館)」というように、“仲”を冠した煉瓦造りの事務所が軒を連ねており、すでにオフィス街として賑わっていたようです。レトロな街並みは、やがてオフィスビルの建設が進んだ1960年代からの高度経済成長期を経て先進的なビジネスエリアへと発展します。また、モータリゼーションへの対応のため、幅員も現在の21mへと大きく拡張されました。

しかし、この様相も2002年に新しい丸ビルが完成すると同時に変化を見せ始めます。それまでの「丸の内仲通り」といえば、平日午後3時には金融機関のシャッターが閉まり、休日にはほとんど人通りのないエリアでしたが、そうしたオフィス特化型の街からの脱却が図られるようになったのです。“クルマのための通路”から“人が中心の空間”へと生まれ変わるべく、歩道:車道:歩道の幅員も、6m:9m:6mから7m:7m:7mへと改修されました。

もともと「丸の内仲通り」では、路上に彫刻を展示する「丸の内ストリートギャラリー」や歩行者天国「ランチョンプロムナード」などの取り組みが早くからなされており、空間としてのポテンシャルは十分。近年では「丸の内de打ち水」や「東京丸の内盆踊り」「丸の内ラジオ体操」、そして現在開催中の「丸の内イルミネーション」など、四季折々の多彩なイベントで訪れる人々を楽しませています。

かつてのオフィスだけの街から、緑あふれるファッションストリートへ。つねに変わり続ける「丸の内仲通り」の最前線を、この冬、美しいライトアップのもとで眺めてみてはいかがでしょう。「丸の内イルミネーション2019」は、2020年2月16日まで開催の予定です。