和食シリーズ企画第3弾

これからの和食を考える。

ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化。 未来へつなぐために、今できること。ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化。 未来へつなぐために、今できること。

8回 豆腐伝統のレシピ炒り豆腐

木綿豆腐は料理に合わせて水切りをすると、豆の風味が濃くなるだけでなく
調理しやすくなったり、味付けが決まりやすくなったりします。
パックから皿に取り出して20分ほどおくだけでも重量の5%ほどの水が抜けますが、
キッチンペーパーや電子レンジを利用すると、しっかり水を抜くことができます。
また、炒めながら崩すなら、水切りの段階で崩しておく方が効率的。
炒り豆腐を作って、この水切りテクをお試しください。

炒り豆腐の材料(4~6人分)

  • 木綿豆腐…2丁(600g)
  • にんじん…1/2本(80g)
  • 干し椎茸(もどしたもの)…2枚
  • 万能ねぎ…5本
  • 桜えび…15g
  • 溶き卵…2個
  • サラダ油…大さじ1
  • だし汁…1カップ
  • 調味料
    • 酒…大さじ2
    • 砂糖…大さじ2
    • しょうゆ…大さじ1・1/2
    • 塩…小さじ1/3

炒り豆腐の作り方

※三菱レンジグリル(オーブンレンジ)を使用した作り方をご紹介しています。

1豆腐の水きりをする

耐熱皿にキッチンペーパーを5枚ほど重ねて置き、豆腐1丁をのせて粗くくずす。ペーパーで豆腐を包み、合わせ目を下にして電子レンジ【600W】で2分加熱し、取り出して冷めるまでそのままおく。残りの1丁も同様にする。

2野菜を切る

にんじんは2cm長さの細切りにする。

干し椎茸は軸を切り落とし、半分に切って薄切りにする。

万能ねぎは小口切りにする。

3炒める

フライパンを【予熱モード190℃】で熱し、【火力4】にして桜えびを香りが立つまで空炒りし、取り出す。

フライパンをキッチンペーパーでふき、サラダ油を熱してにんじんと干し椎茸を軽く炒める。

豆腐をにぎりつぶしながら加えて【火力6】にし、豆腐がポロポロになるまで3~4分炒める。

桜えびを加え混ぜる。

4煮る

【火力4】にしてだし汁を加え、2~3分煮て調味料を加え、ときどき混ぜながら汁気がほとんどなくなるまで15分ほど煮る。

5仕上げる

溶き卵を回し入れ、底から返しながらポロポロになるまで混ぜ合わせる。

火を止め、万能ねぎを加え混ぜる。

2017.06.09