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洋服を選び、色を合わせ、小物をチョイスする…女性にとってコーディネートはときめきの時間。
…の筈なのに、ついワンパターンになってしまったり、無難にまとめてしまったりしていませんか?
色の作用を知ってトータルなバランスを考えることで着こなしの幅は広がります。
「これ着たい!」を大切に大人のコーディネートを楽しみましょう。
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くすみがかったスモーキーな色という意味で使われていますが、まさに年を重ねた大人こそが上品に着こなせる色合いです。
中でもマスタードは秋を思わせる色。対照的なネイビーと合わせると互いを引き立たせ、インパクトがありながら調和する配色です。 -
逆にオリーブとブラウンのような類似色を重ねると、落ち着いたまとまりのある印象になります。
色の面積の割合は7:2:1が望ましいとされていますが、「1」を差し色にすることで遊びが生まれ、洗練された装いを演出することができます。バッグ、靴はもちろん、マフラーや手袋。ダークな色合いになりがちな秋冬は差し色アイテムがより映える季節です。
「色」は、その色自身・組み合わせ(配色)・分量・形によって私たちの視覚に様々なイメージを与えます。
たとえば、青といっても緑よりの青、紫よりの青、鮮やかな青、暗い青…と無数にあります。肌や髪、瞳の色によって似あう青はそれぞれ違います。
似合う色は、瞳が冴え、肌もツヤよくイキイキと見えます。反対に似合わない色はほうれい線やシミなどが目立ち、疲れて見えてしまいます。
できれば洋服やスカーフを何枚か顔の近くにあてて比べてみてください。この時、メイクは落とし、暖色の灯りではなく自然な白い光の中で行ってくださいね。
もしお気に入りの服や好きな色が似合わない色だったら…。
そんな時は顔に近いところに似合う色を持ってくることで印象はガラリと変わります。明るい表情に見せてくれるスカーフや薄手のストールを数枚用意しておくと重宝します。
思い込んで諦めていることってありませんか?
たとえば白x白は膨張しそうと敬遠する方がいますが、白コーデはどの世代の女性にも品良く洗練された印象を与える装いです。
大事なのはシルエット。
上下ともゆるめな着こなしはNG。メリハリが大事です。人気のフレアパンツは上下のコントラストをつけるのに優秀なボトムスです。手首や足首、華奢な部分を見せるのもコツ、ほどよい抜け感にもなります。襟元は縦に開いたものを。ポイントの色使いもアクセントになりスッキリ映ります。
ウール、カシミヤ、アンゴラ…冬の白コーデは暖かく優しいイメージ。大人の女性を柔らかく素敵に見せてくれるでしょう。
鮮やかな色は元気とエネルギーを運んでくれます。何より気持ちが上がりますね。でも派手に見えそうで気後れしてしまう…
そんな時に助けてくれるのがメイクです。リップやチークの色は抑えめに。眉と目元のラインは印象的に。最も大切なのは肌。厚塗りは厳禁です。ハイライトとコンシーラを使い、ナチュラルに見せて実はシッカリ作り込む。ここで手を抜くと洋服の鮮やかさに負けてくすんでしまうので丁寧に。ヘアスタイルはできるだけタイトにすると品良く着こなせます。
今シーズンはぜひ花柄を。ただし、柄モノに慣れていないからと遠慮がちに地味な色合いの小花模様をチョイスすると老けて見えてしまうことも。大胆なくらいの花柄x地色に革ジャンを掛け合わせるとコントラストがこなれた感じでお洒落です。革ジャンでお勧めなのはベージュ。革素材でもハードになりすぎず、大人の女性こそが着こなせる長く使えるアウターです。
そして引き続き注目されているのがチェック。ストールはコートに羽織れば変化を楽しめますし、セーターに重ねてベルトに挟み込むのも新鮮です。マフラーなら襟元の差し色に。多色使いなので合わせやすく使い回しがききます。冬素材のチェックはリッチ感もあり大人カジュアルにピッタリ。男性にも取り入れやすいトレンドです。
色のチカラと全体的なバランス。少しのヒントや視点を変えることで、
眠っている洋服達が息を吹き返したり、新しい自分に出会えたりします。
日々の装いは気持ちを上げてくれる自分だけの特別なツール。
コーディネートにときめいてチョットいい毎日をお過ごしください。
2018.10.02