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- おうちで白熱! ボードゲーム
おうちで過ごす時間が増え、最近人気が高まっているのがボードゲームです。
なかでも40年ほど前からドイツを起点として世界中に広まった大人向けのボードゲームが注目を集めており、
今日では2万種類以上も販売されているといいます。
推理系、戦略系といった既存のジャンルでは分けられない仕掛けやルールを楽しめるのが特徴です。
そんな中でも今回は初心者におすすめのボードゲームを厳選してご紹介します。
運と戦略が勝敗を分ける名作「カルカソンヌ」
フランスの城塞都市をモデルにした陣取りゲームです。はじめに道路や都市、修道院などの絵が一部だけ描かれた「地形タイル」と呼ばれるカードを引いて、絵がつながるように並べていきます。そこに手持ちのコマを置いて、領地(都市、修道院など)を完成させると得点が与えられるルールです。タイルをつなげてコマを置くというシンプルなゲームですが、狙ったカードが引けずに領地が未完成のまま終わることもあります。一度配置したコマは移動できず、使える数も限られるため、どのタイミングでコマを配置するのかも重要です。戦略性が求められる一方で、運も勝敗を左右するため、何度やっても飽きない名作として世界中で親しまれています。
カルカソンヌ
- 対象年齢:7歳~大人
- 人数:2~5人
- 所要時間:35分
- ルール難易度:
- 価格:3,800円(税込)
タイルを揃える快感がやみつきになる「ラミィキューブ」
番号が振られた14枚のタイルを、いち早く使い切った人が勝ちのゲームです。場に出せるのは、同じ色の連番が3枚以上揃ったタイルか、異なる色で同じ数字が3枚以上揃ったタイルのみ。揃わない場合は、新たなタイルを引きます。ゲームが進み、場に出されたセットが増えてきたら、そこに手元のタイルを付け足しても構いません。例えば、誰かが出した「3・4・5」という連番のあとに「6」を出すことが可能です。タイルは出せる限り何枚でも連続して出せるため、どんどん手元のタイルが片付いていく爽快感が人気を呼んでいます。
ラミィキューブ
- 対象年齢:8歳~大人
- 人数:2~4人
- 所要時間:20分
- ルール難易度:
- 価格:3,960円(税込)
麻雀の魅力をミニマムに凝縮した「すずめ雀(ジャン)」
このゲームでは索子(ソーズ)と呼ばれる1〜9の牌に加え、發(ハツ)、中(チュン)という文字が描かれた計11種類の牌を使います。手元にある6牌のうち1つを別の牌と入れ替えていき、同じ牌、または連番の牌が3個×2セットで揃ったら、そのゲームは上がりです。それを数回繰り返し、牌の組み合わせによって得られる総得点で1位を競います。すずめ雀の特徴は、スタートから「この牌を捨てたら、誰かに上がられてしまうかも」という麻雀の終盤と同じ駆け引きが楽しめる点です。麻雀の複雑なルールが削ぎ落とされているため、麻雀経験者と未経験者が対等に真剣勝負を楽しめます。
すずめ雀(ジャン)
- 対象年齢:6歳~大人
- 人数:2~5人
- 所要時間:30〜40分
- ルール難易度:
- 価格:3,740円(税込)
相手が選んだコマを揃える四目並べ「クアルト」
インテリアの一部になりそうな、格調高い見た目のボードゲームです。盤面には4×4のマス目があり、色(白・黒)、形(四角・丸)、高さ(高い・低い)、穴(あり・なし)といった特徴の異なる16個のコマを交互に置いていきます。色や高さなどに同じ特徴があるコマをいち早く一列で並べたほうが勝ちですが、コマは自分では選べません。相手が選んだコマを使う点が、このゲームの肝です。渡されたコマをどこに置くか、相手にどのコマを渡すか、常に先を見通す力が求められます。
クアルト
- 対象年齢:6歳~大人
- 人数:2人
- 所要時間:15分
- ルール難易度:
- 価格:6,600円(税込)
ユニークな絵柄のメモリーゲーム「イチゴリラ」
神経衰弱ゲームのようにカードをめくって同じ絵柄を揃え、最も枚数を多く集めた人が勝ちのゲームです。神経衰弱ゲームと異なるのは、絵柄がペアだけでなく、3枚セットや5枚セットもあるところ。ゴリラとごくう、サンタとどろぼうなど、よく似た絵柄が混ざっているのも要注意なポイントです。めくるカードを間違えるとライバルにヒントを与えてしまうため、どのカードを狙うかが鍵となります。
イチゴリラ
- 対象年齢:3歳~大人
- 人数:2~6人
- 所要時間:10〜20分
- ルール難易度:
- 価格:1,540円(税込)
質問タイムに交流が深まる「かたろーぐ」
出題者の好みを推理するゲームです。出題者は同梱されている「お食事メニュー」「強そうな動物」などのカタログで好きな品目を7位まで決めたら、☆や□といった記号が描かれたコマを自由に選んで品目の上に置きます。このとき☆や□が何位を示すのか、他のプレイヤーにはわかりません。そこでどの記号が1位なのか、さまざまな質問をしながら探っていきます。順位を当てられたらご褒美としてハート型のコマをもらうことができ、これをたくさん集めた人が優勝です。このゲームの魅力は、質問を通じてプレイヤー同士の好みを深掘りできること。カタログは、身近なチラシや図鑑に置き換えても構いませんし、テーマを「嫌いなものランキング」などに変えることもできます。アイデア次第で楽しみ方が無限に広がるゲームです。
かたろーぐ
- 対象年齢:5歳~大人
- 人数:2~8人
- 所要時間:10分
- ルール難易度:
- 価格:2,200円(税込)
目隠ししながらコマを揃える「フォーセンシズ」
アイマスクを装着し、手探りで盤面にコマを並べるゲームです。盤面には4×4の丸い穴があり、円状のコマは穴(あり・なし)や高さ(1段、2段)がそれぞれ異なります。コマを置くことで穴や高さといった条件をいち早く一列に揃えられたら上がりです。すでにコマがある場所にも重ねて置けるルールのため、次々に穴の有無を変えたり、高さを変えたりできます。たとえ目隠しをしていなくても楽しめる名作です。
フォーセンシズ
- 対象年齢:8歳~大人
- 人数:2~3人
- 所要時間:15分
- ルール難易度:
- 価格:3,520円(税込)
選択次第でストーリーが変わる「ドラゴンをさがしに」
戦士や魔法使いになって守護神であるドラゴンを迎えに行くゲーム絵本です。その特徴は、3分割されたページがあること。読み進めていくと問いが現れ、選んだ答えによって物語が枝分かれしていきます。誰でも必ず最後のページまで進みますが、途中で怪我をするなどのハプニングに遭遇してドラゴンまでたどり着けないことも。「どの選択を間違えたのか」と原因をさかのぼって何度も読み直せるのが、この絵本の魅力です。本国のフランスでは大人気で、シリーズ第6作まで発行されています。
ドラゴンをさがしに
- 対象年齢:4歳~大人
- 人数:1人
- 所要時間:15分
- ルール難易度:
- 価格:2,640円(税込)
気になるものは見つかりましたか? ボードゲームの魅力は、家族や仲間との交流を深められること。
選ぶ際には自分の好みだけではなく、一緒に遊ぶ相手の好みや反応を想像してみることも大切です。
そのうえで対象年齢、所要時間、ルールの難易度を参考に選んでみてください。
2021.11.02
監修:すごろくや
2006年創業。海外製を中心とした近代型のボードゲームを600種類以上取り扱う、国内最大級の販売を営むボードゲーム専門の総合企業。高円寺店と神保町店では丁寧な説明をモットーとしており、初心者でも気軽に相談できる。オンラインで好みのボードゲームを選定する「相談フォーム」も好評。