本ページは、「消費生活用製品安全法」に基づき、弊社製品に係る事故報告のうち、以下の情報を公表するものです。
- 「ガス機器・石油機器に関する事故」
- 「ガス機器・石油機器以外の製品に関する事故であって、製品起因が疑われる事故」
- 「ガス機器・石油機器以外の製品に関する事故であって、製品起因か否かが特定できていない事故」
- 「ガス機器・石油機器以外の製品に関する事故であって、製品に起因して生じた事故かどうか不明であると判断した事故」
掲載されている情報は、速報段階のものであり、今後の追加情報、事故調査進展等により変更があります。
重大製品事故とは消費生活用製品安全法に規定された下記の事故です。
- 死亡事故
- 重傷病事故(治療に要する期間が30日以上の負傷・疾病)または後遺障害事故
- 一酸化炭素中毒
- 火災(消防が確認したもの)
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事故 発生日 |
製品名 【機種・型式】 |
製品事故に関する情報 |
2011年 6月15日 | 電気こんろ 【CR-1501】 |
発生 場所 |
東京都 |
事故 概要 |
当該製品の上に置いていた可燃物(電気ケトル)を焼損する火災が発生した。事故原因は、身体等が当該製品のつまみに触れてスイッチが入り、当該製品の上に置かれていた可燃物(電気ケトル)に引火したものと考えられる。 |
関連 情報 |
平成19年7月3日から事業者が共同してリコールを実施
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2011年 9月4日 | 布団乾燥機 【AD-670】 (製造事業者 三菱電機ホーム機器株式会社) |
発生 場所 |
広島県 |
事故 概要 |
当該製品を使用中、ブレーカーが作動したため確認すると、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生していた。調査の結果、
○当該製品は焼損が著しく、原形をとどめていなかった。
○残存していたヒーター部、内部配線、ファンモーター等の電装部品及び配線等に溶融等の出火の痕跡は認められなかった。
○本体内部の運転切換スイッチの端子、タイムスイッチの端子及び内部配線の一部が確認できなかった。
○電源コードは、途中で断線しており、断線位置から差込みプラグまでのコード及び差込みプラグは残存していなかったが、残存する電源コードに溶融痕等は認められなかった。
●当該製品は焼損が著しく、残存していた電気部品や内部配線等に溶融痕等の出火の痕跡は認められないが、一部確認できない部品等があることから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 |
関連 情報 |
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2011年 3月6日 | 電気冷蔵庫 【MR-2165H】 |
発生 場所 |
東京都 |
事故 概要 |
異臭がしたため確認すると、当該製品から発煙する火災が発生しており、当該製品及び周辺が焼損した。調査の結果、
○当該製品は、背面下部の機械室が焼損していた。
○機械室左横に取り付けられている電装箱上部の配線コネクターは、焼損が著しく、その上のドレンホースは焼失していた。
○配線コネクター内の2本の電源線は、配線被覆のカシメ部が溶融していた。
○その他の電気部品及び配線に、出火の痕跡は認められなかった。
○機械室の底面には、綿埃、布、煮干しの他にネズミの死骸が残っていた。
●当該製品は、機械室の配線コネクター部で短絡スパークが発生し、出火に至ったものと推定され、短絡原因については、小動物の尿の可能性も考えられるが、機械室の焼損が著しいことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 |
関連 情報 |
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2011年 2月23日 | 除湿機 【MJ-50LD】 (製造事業者 三菱電機ホーム機器株式会社) |
発生 場所 |
新潟県 |
事故 概要 |
当該製品を使用中、当該製品及び周辺が焼損し、2名が負傷する火災が発生した。
調査の結果、
○当該製品は約24年前に製造されたもので、洗濯物乾燥用としてほとんど毎日使用しており、事故時も使用中であった。
○当該製品のコードリール摺動部の摺動板に溶融痕が認められ、内側摺動板の溶融が著しい。また、摺動板を保持している樹脂製ケースに著しい焼損が認められた。
○当該製品の溶融した樹脂に衣類等の残留物が認められた。
○コードリール摺動部での接触不良及びトラッキング、更に本体に衣類等覆い被せた状態等、再現実験を事業者が実施したが、摺動板の溶融及び本体への延焼は再現できなかった。
●当該製品のコードリール摺動部の摺動板に溶融痕が認められることから、摺動部での接触不良等が生じて異常発熱し、コードリール摺動板の近傍から出火に至ったものと推定されるが、摺動板の溶融が著しく、さらに、溶融した樹脂に衣類等の残留物が認められ、事故時の使用状況が不明なことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 |
関連 情報 |
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2011年 2月3日 | 電気式浴室換気乾燥暖房機 【V-100BZ4-YH】 |
発生 場所 |
神奈川県 |
事故 概要 |
当該製品を使用中、建物の電気が切れ、異臭がしたため確認すると、当該製品及
び周辺が焼損する火災が発生していた。
事故の原因は、当該製品の電源電線と屋内配線との工具による電線接続の圧着が
不十分であったことから、接触不良が生じて発熱し、出火に至ったものと考えら
れる。当該製品については、接続工事が不適切なために同様の事故が発生したこ
とを受けて、平成18年6月30日に経済産業省より点検等の要請を行い、当該
製造事業者の修理部門が平成18年12月16日に点検を行っていたが、作業員
の点検が不十分であったために事故が発生したものであった。 |
関連 情報 |
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2010年 11月21日 | エアコン 【MSZ-G225】 |
発生 場所 |
和歌山県 |
事故 概要 |
当該製品の設置してある部屋から異臭がしたため確認すると、当該製品の基板の一部が焦げていた。事故原因は、当該製品内の電解コンデンサーの封口ゴムが経年劣化したことから、電解液が蒸発し内部抵抗が増大したため、ツェナーダイオード及び三端子レギュレーターへの電流が増加し、異常発熱により異臭が発生したものと考えられる。 |
関連 情報 |
製造から10年以上経過した製品
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2010年 10月17日 | 電気冷蔵庫 【MR-3054】 |
発生 場所 |
広島県 |
事故 概要 |
当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。調査の結果、
○当該製品の最上部冷凍室天板付近及び背面下部のコンプレッサー室の焼損が著しく、庫内は最上段の冷凍室上部が焼損していた。
○当該製品の最上部冷凍庫点板付近に設置されている冷媒圧縮機駆動モーター用の熱動安全器や運転コンデンサー及び庫内冷気循環モーター用の運転コンデンサーが確認できなかった。
●当該製品の最上部冷凍庫天板付近の焼損が著しく、当該箇所から出火した可能性があるが、確認できていない部品があり、製品起因か否かも含め、事故原因の特定には至らなかった。 |
関連 情報 |
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2010年 9月14日 | 布団乾燥機 【AD-J200】 (製造事業者 三菱電機ホーム機器株式会社) |
発生 場所 |
千葉県 |
事故 概要 |
当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。調査の結果、
○電源コードに溶融痕が認められたが、一次痕であるのか特定できなかった。
○本体内部から出火した痕跡は認められなかった。
●当該製品の電源コードに溶融痕が認められたことから、屈曲等の機械的ストレスが加わり、コードが短絡・スパークしたことで溶断したものと推定されるが、使用状況が不明なことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 |
関連 情報 |
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2010年 8月17日 | 換気扇 【WF-850AC】 |
発生 場所 |
兵庫県 |
事故 概要 |
異臭及び発煙がしたため確認すると、当該製品から出火する火災が発生しており、当該製品が焼損し、周辺が汚損した。事故原因は、当該製品は、長期使用(約34年)により、ファンモーターの起動用コンデンサーが絶縁劣化し、コンデンサー内部で短絡が生じたため、出火したものと考えられる。 |
関連 情報 |
製造から30年以上経過した製品
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2010年 4月1日 | 布団乾燥機 【AD-E200】 (製造事業者 三菱電機ホーム機器株式会社) |
発生 場所 |
福岡県 |
事故 概要 |
建物が全焼し、1名が負傷する火災が発生し、現場に当該製品があった。調査の結果、
○当該製品の焼損が著しく、外郭樹脂の大部分は溶融していた。
○残存するモーター部、ヒーター線及び電源コードを調べたところ、電源コードの一部とみられる溶融痕があったが、解析の結果は二次痕であり、モーター部及びヒーター線には溶融痕がなく、それらから出火した痕跡は認められなかった。
○サーモスタット、ヒーター用温度ヒューズ及び電源プラグが現場から回収されておらず、確認できなかった。
●当該製品の焼損が著しく、回収できていない部品があるため、製品起因か否かも含め事故原因の特定に至らなかった。 |
関連 情報 |
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