本ページは、「消費生活用製品安全法」に基づき、弊社製品に係る事故報告のうち、以下の情報を公表するものです。
- 「ガス機器・石油機器に関する事故」
- 「ガス機器・石油機器以外の製品に関する事故であって、製品起因が疑われる事故」
- 「ガス機器・石油機器以外の製品に関する事故であって、製品起因か否かが特定できていない事故」
- 「ガス機器・石油機器以外の製品に関する事故であって、製品に起因して生じた事故かどうか不明であると判断した事故」
掲載されている情報は、速報段階のものであり、今後の追加情報、事故調査進展等により変更があります。
重大製品事故とは消費生活用製品安全法に規定された下記の事故です。
- 死亡事故
- 重傷病事故(治療に要する期間が30日以上の負傷・疾病)または後遺障害事故
- 一酸化炭素中毒
- 火災(消防が確認したもの)
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事故 発生日 |
製品名 【機種・型式】 |
製品事故に関する情報 |
2013年 6月6日 | 除湿機 【MJ-Z70CX】 (製造事業者 三菱電機ホーム機器株式会社) |
発生 場所 |
栃木県 |
事故 概要 |
建物の2階部分を全焼する火災が発生し、現場に当該製品があった。調査の結果、
○当該製品は、焼損が著しく、溶融した樹脂部品のほか、除湿ローター(空気中の水分を吸着させる部品)、モーター、ヒーター、基板、電源コード、内部配線等が残存していた。
○基板の半分以上が焼失しており、電源コード及び内部配線とも、一部確認できない箇所があり、溶融痕が認められた。
○モーター、ヒーター等のその他の電気部品には出火痕跡は認められなかった。
●当該製品は焼損が著しく、基板の一部等が確認できないことから、製品起因か否かを含め、原因の特定には至らなかった。 |
関連 情報 |
6月20日に消費者安全法の重大事故等として公表済
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2013年 5月20日 | 換気扇 【V-20Z2-1】 |
発生 場所 |
三重県 |
事故 概要 |
異音に気付き確認すると、当該製品を焼損する火災が発生していた。
調査の結果、長期使用(約33年)により、当該製品のコンデンサーが劣化してファンが回転しない故障が生じ、使用されていなかったが、誤ってスイッチを入れて連続通電になっていたことから、コンデンサーが異常発熱し、内部短絡が生じて発煙・発火したものと考えられる。 |
関連 情報 |
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2013年 5月10日 | 電気冷蔵庫 【MR-JF42D】 |
発生 場所 |
埼玉県 |
事故 概要 |
当該製品から発煙し、当該製品の内部部品を焼損する火災が発生した。
事故原因は、当該製品のコンプレッサーの電源線が端子カバー端部で損傷したため、短絡・スパークが生じて出火に至ったものと考えられるが、事故原因の特定には至らなかった。 |
関連 情報 |
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2013年 4月15日 | 液晶テレビ 【LCD-32MX40】 |
発生 場所 |
静岡県 |
事故 概要 |
建物を全焼する火災が発生し、現場に当該製品があった。調査の結果、
〇当該製品は樹脂部品が全て焼損し、背面の基板が著しく焼損していた。
〇インバーター基板、デジタル基板、アナログ基板の部品は、ほとんどが確認できなかったが、基板自体に局部的な焼損箇所は認められなかった。
〇電源基板は原形を留めていなかったが、確認できた部品に出火の痕跡は認められなかった。
〇電源スイッチ基板は未回収で確認ができなかった。
●当該製品の残存部品に出火の痕跡は認められなかったが、焼損が著しく、未回収で確認できない部品もあることから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 |
関連 情報 |
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2013年 2月26日 | 除湿機 【MJ-Z70BX】 (製造事業者 三菱電機ホーム機器株式会社) |
発生 場所 |
群馬県 |
事故 概要 |
建物を全焼する火災が発生し、現場に当該製品があった。調査の結果、
○当該製品は焼損が著しく、樹脂製部品は焼失し、電源コードの一部と送風用モーターは確認できなかった。
○残存していた電源コードとゼオライトローター駆動用モーターのリード線に溶融痕が認められた。
○制御基板は焼損が著しく、原形をとどめていなかった。
○当該製品は延長コードを介して壁コンセントに接続されていたが、延長コードに溶融痕等の異常は認められなかった。
○当該製品は常時運転されていた。
●当該製品は焼損が著しく、確認出来ない部品があり、事故時の詳細な状況も不明なことから、製品起因か否かを含め、原因の特定には至らなかった。 |
関連 情報 |
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2013年 2月14日 | 電気毛布 【SH-R450】 (三菱電機株式会社ブランド 製造事業者 日本電熱株式会社) |
発生 場所 |
熊本県 |
事故 概要 |
当該製品を使用して就寝中、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生し、1名が火傷を負った。調査の結果、
○当該製品の毛布部全体の約1/3が焼損していた。
○ヒーター線が異常過熱し検知線と発熱線間短絡した場合に溶断する温度ヒューズは溶断した状態であった。
○焼損箇所のほぼ中央部のヒーター線に断線が認められたが、ヒーター線が一部確認できなかった。
○焼損していない部分のヒーター線に、亀裂等の経年劣化の痕跡は認められなかった。
●当該製品の焼損箇所の中央部でヒーター線が断線した際のスパーク等により出火した可能性があるが、焼損が著しく、製品起因か否かも含め、原因の特定には至らなかった。 |
関連 情報 |
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2012年 12月2日 | 照明器具 【FCK60A】 (製造事業者 三菱電機照明株式会社) |
発生 場所 |
福岡県 |
事故 概要 |
当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。
調査の結果、長期間(約28年)使用により、蛍光ランプ用の雑音防止用コンデンサーが絶縁劣化し、出火に至ったものと推定される。 |
関連 情報 |
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2012年 10月20日 | 食器乾燥機 【TK-ST6S】 (製造事業者 三菱電機ホーム機器株式会社) |
発生 場所 |
石川県 |
事故 概要 |
当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。調査の結果、
○当該製品は、前面及び右側面の焼損が著しかった。
○前面側内部配線の断線箇所に溶融痕が認められたが、一次痕、二次痕の特定はできなかった。
○焼損した前面側に設置された、タイマースイッチユニット及びユニットに接続される内部電線が未回収で確認できなかった。
○ヒーターや送風ファン用ACモーター等の電気部品から出火した痕跡は認められなかった。
●当該製品は焼損が著しく、確認できない部品があることから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 |
関連 情報 |
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2012年 10月4日 | エアコン 【MS-35SC】 |
発生 場所 |
東京都 |
事故 概要 |
当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。調査の結果、
○当該製品は著しく焼損しており、樹脂部は全て焼失していた。
○ファンモータ用コンデンサーの内部に溶融痕が認められたが、溶融痕には大きな気泡があり、一次痕か二次痕かの特定はできなかった。
○ファンモーターのリード線にも多数の溶融痕が認められたが二次痕であった。
○温度調節器の接点部、風量制御スイッチ、周波数切替スイッチは未回収で確認できなかった。
●当該製品の運転コンデンサー内部に溶融痕が認められたが、溶融痕には大きな気泡があり一次痕か二次痕かの特定ができず、未回収で確認できない部品もあることから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。 |
関連 情報 |
使用期間:32年
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2012年 8月9日 | 電気温水器 【SRE-3742】 |
発生 場所 |
大阪府 |
事故 概要 |
火災報知機が鳴動したため確認すると、当該製品付近から大量の蒸気が発生していた。止水栓を閉じたところ、しばらくして当該製品から発煙する火災が発生した。調査の結果、長期使用により当該製品のヒーター用リレーの接点が、微溶着して連続通電となり、逆止弁が取り付けられていなかったため、湯が逆流して給水配管から湯と蒸気が放出し、当該製品のタンク内の水位が低下した。その後、給水配管の止水栓を閉めたが電源を切らなかったため、タンクが空だき状態になったことで、タンク表面温度が上昇し、タンク保温材保護用の樹脂製ラミネートシートの溶融、焼損及びサーミスタ等の焼損に至ったものと考えられる。なお、据付工事説明書には、「給水側へのお湯の逆流を防ぐため逆止弁を必ず取り付ける」旨、記載されていた。 |
関連 情報 |
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