イベントレポート:2015新商品展示会レポート

ルームエアコン 霧ヶ峰ADVANCE FZシリーズ

2つのファンで気流を吹き分け
お部屋のみんなに快適な空調を実現

1968年に世界初※1のラインフローファンを搭載し、エアコンのスタンダードをつくり上げた「霧ヶ峰」。2015年、今度は2つのファンを持つ「パーソナルツインフロー」で再びエアコンに革命を起こします。三菱独自の「ムーブアイ極」と組み合わせることで、ひとりひとりに快適な温度と風を届ける新生「霧ヶ峰」。画期的なそのしくみを聞いてみました。

※1
2015年8月25日現在、当社調べ。

編集部:エアコンのファンといえば、くるくる回る円柱状の送風機が一般的ですが、新しい霧ヶ峰にはそれがありません。代わりにプロペラ型の大きなファンが2つ、上部に搭載されていますね。

説明員:エアコンを一から見直した結果、半世紀ぶりにたどり着いたのがこの形です。その目的は、1台のエアコンで暑がりの人にも寒がりの人にも同じように快適な空調をもたらすため。左右2つのファンが独立して動く「パーソナルツインフロー」なら、異なる気流を吹き分けることで、暖房時最大約3°Cの温度差でお部屋を空調することができるんです。

編集部:もともと「霧ヶ峰」は、人の体感温度を測って最適な気流を届けるのが得意なエアコン。それが今度は、暑い寒いという一人ひとりの温度の感じ方まで見分けて、ぴったりの風を届けてくれるんですね。

説明員:はい。センサーである「ムーブアイ極」も従来比4倍の解像度となり、ひとりひとりの手足の先までの温度をより細かく判断できるようになりました。またファンとモーターを一新したことでエアコン内部にスペースが生まれ、熱交換器の搭載量もアップ。より効率を高めるW字型の形状に変更し、大幅な省エネを実現しています。

編集部:部屋中の誰もが快適に過ごせるうえ、電気代もおトクになるなんてうれしいですね。

かんたんモード画面

説明員:リモコンもより使いやすく進化しました。タッチパネル式大画面液晶に業界最大※2の文字サイズを使用し、視認性がより向上。「暖房」「冷房」「温度」「切タイマー」設定のみを表示する「かんたんモード」も、リモコン側面のスイッチで切り替えられます。

編集部:なるほど。ハードキーで簡単に切り替えられるなら、家族で使い分けるときにも便利ですね。

※2
2015年8月25日現在。三菱電機調べ。国内家庭用ルームエアコン付属のリモコンにおいて。温度表示部分の文字高さ最大26mm×幅最大33mm

編集スタッフの体感メモ

指先の温度までを見守って
気持ちいい風を運んでくれる

「ムーブアイ極」の測定ポイントをサーモグラフィで確認。指先の温度までしっかり捉えているのがわかります。さらにデモ用の風車を見ると、風の強さも場所によって違う。その人にとって心地よい温度と風をしっかり吹き分けてくれているんですね。夏冬はもちろん、人によって体感温度が異なる季節の変わり目などはとくに心強い機能といえます。

2015 三菱電機新商品展示会レポート
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