広島湾は、中国山地から何本もの川が流れ込むため、かきの生育に必要な養分に富んでいます。
古くから養殖が行われ、その始まりは戦国時代末期。江戸時代になると、
かきを売ったり料理を出す「かき船」が大阪に上るようになりました。
かき飯は、その船でも作られていた代表的なかき料理のひとつです。
【材料(6人分)】
- 米…3合
- 生がき(加熱用)…300g
- せり…1束(100g)
- 昆布…5cm角
- 調味料
- 酒…大さじ3
- みりん…大さじ1
- 薄口しょうゆ…大さじ1
- 塩…小さじ1/2
- 水…適量
- 塩
※三菱IHクッキングヒーターとジャー炊飯器を使用した作り方をご紹介しています。
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かきは3%の塩水で洗い、水気をきる。
せりは1cm長さに切る。 -
米は研ぎ洗いし、ザルに上げて20分ほどおく。
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鍋に調味料を入れて【火力8】でひと煮立ちさせ、かきを加えて軽く混ぜながら食べごろになるまで火を通す。
ざるでこし、かきと煮汁に分ける。- ※かきは火を通しすぎると身が縮み、かたくなりますが、火の通りが不十分では甘みや旨みが引き出されません。この段階で白っぽくぷっくりと膨らむまで火を通しましょう。
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炊飯器の内釜に米を入れ、煮汁に水を加えて2・3/4カップ(550ml)にし、加える。
さっと洗った昆布をのせ、【白米・炊込み】で炊き上げる。
さっくりと混ぜ合わせ、かきをのせて10分ほど蒸らす。 -
さっくりと混ぜ合わせて器に盛り、せりをのせる。