旬の食材を使ったおやつと3夜分の
おつまみが
たった1回のお買い物で作れます。
三菱調理家電で作る旬を楽しむレシピを
ぜひお試しください。
今回は、1月に旬を迎える食材を中心にした
レシピをご紹介します。
3日分の食材
- 魚
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- たら(切り身)150g(約2切れ)
- むきえび70g
- 肉・肉加工品
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- 豚ひき肉60g
- 野菜・キノコ・果実
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- ゆり根2個(正味180g~200g)
- 紫さつま芋(皮をむいたもの)230g
- ショウガ約20g
- (薄切り:15g、みじん切り:小さじ1)
- 白菜210g
- (葉先の部分:150g、葉元の部分:60g)
- 香菜2株
- ニンニク(みじん切り)大さじ1/2、小さじ1(計約10g)
- タマネギ2/5個(約80g)
- レモン適量
- 卵・乳製品
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- 牛乳1/2カップ
- バター10g
- 豆・大豆製品
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- 油揚げ2枚(約40g)
- 乾物・その他
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- タピオカ粉45g
- 片栗粉18g
- きび砂糖83g
- クコの実適量
- レモン汁大さじ3
- 白ワイン大さじ1
- クミンパウダー小さじ1/3(1g)
- 粗挽き黒コショウ少し
- カイエンペッパー少し
- バゲット(5mm厚さの薄切り)適量
- ラー油適宜
今月の旬の食材
ゆり根
ゆり根はその名の通り、ユリ科の球根(鱗(りん)茎(けい))のこと。アーティチョークや芍薬の蕾のような形で、白色や黄白色をしています。食用にできるゆり根はオニユリとコオニユリ、ヤマユリの3種類で、現在はコオニユリを改良した品種が主流。苦みが少なく、上品な甘みがあり、加熱するとほっくりとした味わいが特長です。
ゆり根の生産は北海道が90%以上を占め、多くが関西に出荷されます。栽培期間は3~6年と長く、また、傷がつきやすいため、おがくずに包まれて輸送されます。栽培から輸送までとても手間暇のかかる野菜です。色が白く、傷が少なく、かたく締まっているものが良品とされています。
流通のピークは秋から冬にかけて。お正月の食材として使われることが多いため年末に出回る量が増えますが、関西では春先まで店頭に並びます。料亭料理や和食、中華の他に、グラタンやポタージュなど洋食にも向いています。
今月、使用する
ほかの旬の食材
旬の食材を楽しむおやつとおつまみのレシピ
おやつ
ゆり根と紫芋圓
(ユーユェン)
生姜シロップ
台湾スイーツ「芋圓(ユーユェン)」にゆり根をあわせました。ほっくりとした食感のゆり根と、紫さつま芋で作った芋圓のほのかな甘みがショウガの風味とよく合います。乾燥と寒さが厳しいこの時期に、体の芯から温まる優しいおやつです。
おつまみ1夜目
ゆり根と白菜の
モロッコ風ソテー
スパイスやハーブの風味にキリッとしたレモンが合わさって、さわやかな味わいのソテー。ゆり根のほのかな甘さと淡白な白菜がより際立ちます。ゆり根のシャキシャキとした食感は火を通しすぎないことがポイント。簡単に作れてお酒にも合う一品に。
おつまみ2夜目
たらと紫さつま芋の
ブランダード
ブランダードは、干しだらに牛乳やジャガイモなどを混ぜて煮込み、ペースト状にした南フランスの郷土料理。今回は生のたらと紫さつま芋でアレンジしました。粗く潰して食感を残したブランダードは、たらの柔らかさと旨み、紫さつま芋のほっくり感を味わえるオシャレなおつまみに。バゲットに塗って召し上がれ。
おつまみ3夜目
えびと白菜の油揚げギョーザ
粗めに叩いたえびと白菜、香菜の香りがマッチしたギョーザです。油揚げにギョーザの餡を詰め込んでカリッと焼き上げました。香ばしい油揚げとジューシーな餡がビールやハイボールとよく合います。
- レシピ:小西 君枝(こにしきみえ)
- 料理家 / フードコンサルタント
女子栄養大学卒業。
企業での商品企画開発を経て料理家として独立。フードアドバイザー、企業や飲食店などの商品開発、イベント調理、料理教室なども行う。素材を生かし、シンプルな調味料とハーブやスパイス、素材の組合せでワクワクするような料理を得意とする。
2023.01.11