高知県を代表する郷土料理。
名前の由来は、分厚く切った身に塩や薬味などまぶし、手でたたいて味をなじませるため、
とする説もある一方で、たたかない作り方もあり、定説はありません。
かつおを五枚おろしにして皮付きのまま稲わらや茅(かや)の火で手早くいぶし焼くのが本格的な作り方ですが、
家庭で作りやすいフライパン焼きの方法をご紹介しましょう。
【材料(4人分)】
- 鰹(皮つき刺身用)…背身・腹身各1節
- 薬味
- にんにく…2かけ
- しょうが…1かけ
- 青ねぎ…2本
- みょうが…4個
- ポン酢しょうゆ…適量
※三菱IHクッキングヒーターを使用した作り方をご紹介しています。
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にんにくは薄切りにする。しょうがはすりおろす。みょうがは縦半分に切って斜め薄切りにし、水にさらす。青ねぎは小口切りにする。
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フライパンを【火力7】で30秒予熱する。
皮目を1分焼き、厚い方の身を30秒焼く。
残りの面を腹身は20秒、背身は30秒焼く。※かつおは、冷蔵庫から出したらすぐに焼き始めましょう。中まで熱が伝わらず、表面だけ香ばしく焼くことができます。
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1節ずつ濡らしたペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて氷水に浸ける。
※直接、ポリ袋に入れると、袋が溶けることがあります。必ず、濡らしたペーパータオルに包んでください。
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1cm厚さに切る。
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器にかつおと薬味を盛り合わせ、好みで青じそなどをあしらう。
ポン酢しょうゆでいただく。