和食シリーズ企画第3弾

これからの和食を考える。

ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化。 未来へつなぐために、今できること。ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化。 未来へつなぐために、今できること。

1回 しょうゆ伝統のレシピいり鶏

鶏肉と野菜を油で炒めてから、しょうゆベースの甘辛い味を煮含め、照りが出るまで煮詰めます。
ポイントは、だし汁を使わず素材の持ち味を生かすこと、
火の通りにくい硬い野菜から順に炒めること、そして、しょうゆを2回に分けて使うこと。
仕上げのしょうゆで味がキリッと引き締まり、香りよく仕上がります。

いり鶏の材料(6人分)

  • 鶏もも肉…大1枚(300g)
  • ごぼう…太1/2本(150g)
  • こんにゃく…1/2枚(125g)
  • にんじん…1本(正味量150g)
  • 里芋…4~5個(正味量150g)
  • 干し椎茸(もどしたもの)…小6枚
  • れんこん…1本(正味量150g)
  • 絹さや…9枚
  • 煮汁調味料

    砂糖…大さじ4
    みりん…大さじ3
    しょうゆ…大さじ3

  • しょうゆ(仕上げ用)…大さじ1/2~1
  • サラダ油…大さじ1
  • 水…2・1/2カップ

いり鶏の作り方

※三菱IHクッキングヒーターを使用した作り方をご紹介しています。

1下ごしらえをする

鶏肉は大きめのひと口大に切る。

<野菜1>ごぼうはたわしなどでこすり洗いして大きめの乱切りにする。こんにゃくはスプーンでひと口大にちぎり、ゆでる。にんじんは乱切りにする。

<野菜2>里芋は大きめのひと口大に切る。干し椎茸は軸を除き、半分に切る。

<野菜3>れんこんは大きめの乱切りにする。
絹さやは塩ゆでし、斜め半分に切る。
煮汁調味料の材料を混ぜ合わせ、砂糖を溶かす。

2鶏肉を炒める

中華鍋にサラダ油を入れて【予熱モード190℃】で熱し、皮を下にして鶏肉を入れる。【火力5】で脂が出てくるまで炒め、裏返して炒め、取り出す。

3その他の具を炒める

中華鍋に<野菜1>を入れ、よく炒める。<野菜2>を加えて油が回る程度に炒め、<野菜3>を加えて軽く炒める。鶏肉を戻し入れる。

4煮る

水を加えて【火力6】でひと煮立ちさせてアクを除き、煮汁調味料を加えて【火力5】にして落とし蓋をし、ときどき混ぜながら煮汁が少なくなるまで煮る。

5仕上げる

絹さやとしょうゆ(仕上げ用)を加えて混ぜ合わせ、煮汁をからめる。

2016.11.01