和食シリーズ企画第3弾

これからの和食を考える。

ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化。 未来へつなぐために、今できること。ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化。 未来へつなぐために、今できること。

12回 ねぎ新提案レシピねぎの天ぷらとかき揚げ

加熱時間が短くても十分な甘みが出るうえ、衣でガードされて香りが抜けないので、
天ぷらもかき揚げも、ねぎの美味しさを引き出す合理的な調理方法です。
かき揚げは、具に粉をまぶした後、火が通りやすいように少なめの衣をからめて揚げました。
まとめにくいので、揚げ油の中で散ってしまうことがあるかもしれません。
でも、きれいにまとめられたとしても、ひと口で全部を食べるわけではありませんから、
気にせず慌てず揚げ終えてしまいましょう。
バラバラになったものはカラリと揚がり、かえって美味しかったりするものです。

ねぎの天ぷらとかき揚げの材料(4人分)

  • 天ぷら
    • 長ねぎ…太1本(正味量120g)
    • 天ぷら粉…大さじ1
    • 天ぷら衣
      • 天ぷら粉…30g
      • 水…60ml
  • かき揚げ
    • 長ねぎ…1本
    • むきえび…100g
    • 天ぷら粉…大さじ1
    • 天ぷら衣
      • 天ぷら粉…50g
      • 水…80ml
  • 揚げ油

ねぎの天ぷらとかき揚げの作り方

※三菱IHクッキングヒーターを使用した作り方をご紹介しています。

1天ぷらの下ごしらえをする

長ねぎは1cm厚さの斜め切りにする。

揚げる直前にポリ袋に入れて天ぷら粉大さじ1をふり入れ、空気を入れて口を閉じ、ふり混ぜて粉をまぶす。

2かき揚げの下ごしらえをする

長ねぎは葉も含め1cm厚さの小口切りする。

むきえびは背わたを除き、1cm厚さの小口切りにする。

長ねぎとえびを合わせ、揚げる直前にポリ袋に入れて天ぷら粉大さじ1をふり入れ、空気を入れて口を閉じ、ふり混ぜて粉をまぶし、8等分する。

3天ぷらを揚げる

天ぷら用の衣を混ぜ合わせて長ねぎを1枚ずつくぐらせ、180℃の揚げ油に入れ、途中で裏返しながらねぎの縁が色づくまで揚げる。

4かき揚げを揚げる

かき揚げ用の衣を混ぜ合わせる。

小さなボウルに長ねぎとえびの8分の1量を入れ、衣大さじ1を加えて混ぜ、木べらにのせる。

170℃の揚げ油にすべり落とし、途中で裏返しながらねぎの縁が色づくまで揚げる。

5盛り付ける

天ぷらとかき揚げを器に盛り、塩を添える。

2017.10.03