三菱ジャー炊飯器

三菱ジャー炊飯器
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北海道 きらら397

JAあさひかわ会長
生産者:岩井敬治さん

大雪山系の山々を東にのぞみ、その雪解け水が豊富に流れる石狩川を擁する旭川。土壌の良さにも定評があり、JAあさひかわ管内は北海道という冷涼な地方のなかでも、有数の米どころです。過去には米どころに味は及ばないと言われた時代もありましたが、新しい品種の開発や栽培方法の熟達により、食味は向上。また温暖化に伴い、結果として稲作に適した環境も調ってきました。冷害が少なくなったことで、品質も安定感を増しています。またハウス栽培のメロンやミニトマトのほか、リーフレタスやサニーレタス、水菜などの葉物野菜の生産も行っています。

「きらら397」はどんなお米ですか?

いまも愛され続ける、"元祖"道産ブランド米です。

1988(昭和63)年に一般公募によって、きらめく様子・白い米のイメージなどから「きらら397」という名前が決定されました。粒形が崩れにくく、噛むほどに甘みが豊かで、粘りも強すぎない。食味の良さとほどよい食感からその後、誰もが知る老舗牛丼チェーンに採用されたほどです。その後、世紀をまたいで「ななつぼし」「ゆめぴりか」が生まれるまで、道産米ブランドを一身に背負ってきました。誕生から30年を超えた現在も道内外で愛されている、「ななつぼし」「ゆめぴりか」に続く道内3番目の作付面積を誇る、北海道の元祖ブランド米です。

岩井うちの作付面積としては「ななつぼし」「ゆめぴりか」「きらら397」の順となっていますが、デビューから30年以上経ってなお、業務用のブレンドのベース米として人気の高いお米です。生産側の立場でいうと、種まきから育苗、収穫までが非常にやりやすい品種で、ゆっくり大きくなるから味もいい。うちは早生のゆめぴりか、中間のななつぼし、そしてきらら397の順で育てています。旭川は11月になると雪が降るので、うちのエリアではきらら397を収穫するとお米のシーズンは終わりですね。食味としては、やはり粒立ちがしっかりしていて、汁気の多い食材を組み合わせてもふやけない。業務用米として作っていますが、自分のお米のデキは気になるので、家族でも食べますよ。特にカレーには最高ですね。

相性の良いオカズ

スープカレー

北海道生まれの「スープカレー」。さらりとスパイシーなカレーソースは「きらら397」のあっさりした食感にぴったりと合います。半歩下がった味わいのお米が、さまざまな具の味わいを主役クラスに底上げします。

中華丼

さまざまな具の味をとろりとした餡でまとめあげた中華丼も、「きらら397」の粒立ちとの相性も◎。山海の味わいをしっかり蓄えた餡に埋もれることなく、輪郭のしっかりしたお米が互いのおいしさを引き立て合います。

ザンギ

北海道民のソウルフードと言えば「ザンギ」。にんにく香る香ばしい衣をひとかじりすれば、中からジューシーに揚がった濃厚な鶏肉の味わい。そこにごはんをほおばれば、肉汁でくどさのないお米が弾けて、口の中においしさが拡散します。

JAあさひかわ 岩井敬治さん、上原由大さんに試食していただきました。うれしいコメント、ありがとうございました。

JAあさひかわ岩井敬治さん「ん! これはおいしい! これ、きらら397ですよね? 正直うちで炊くきららよりもおいしいです。たいていの炊飯器は味と香りで好みが分かれますが、これは味も香りも文句なしにおいしい!」

JAあさひかわ上原由大さん「僕は粘りよりも、粒感がしっかりしたお米が好きで、粘りが強いと量を食べたときに飽きちゃうんです。まさに僕のイメージするおいしいお米そのものです!」

※「本炭釜 KAMADO」の当社従来品(NJ-AWB10)を使用。

「月刊 食糧ジャーナル」 鶴田裕編集部長からひとこと

あっさりとした食味食感の『きらら397』は、暑い夏でも美味しくごはんを食べられる特性を備え、「カレー」や「冷やし茶漬け」にも最適。

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