労働力不足対策に貢献する製品・ソリューションオートメーション技術による貢献
労働力不足対策をオートメーション技術で推進する三菱電機の製品・ソリューションをご紹介します。
- 産業用PC MELIPC MI5000
- データサイエンスツール MELSOFT MaiLab
- サーボシステムコントローラ iQ-Rシリーズ モーションユニット RD78G
- 産業用ロボット MELFA FRシリーズ
- 協働ロボット MELFA ASSISTA
- iQ Care MELFA Support
- FAセンサ MELSENSOR ビジョンセンサ
オートメーション技術
による貢献
FA機器
(制御・駆動機器、
ロボットなど)
産業用PC MELIPC MI5000
装置のリアルタイム制御と、FAとITの間で情報処理を行うエッジコンピューティングの両方に対応した産業用PCです。仮想化技術によってリアルタイムOS VxWorksとWindowsの同時稼働を可能にし、装置制御と生産情報の収集・分析・診断を1台で実現します。装置のデータを収集し、解析・診断結果に基づき制御を行うことで検査工程の自動化を推進します。
データサイエンスツール MELSOFT MaiLab
データサイエンスツール MELSOFT MaiLabはベテランの経験や勘をAIでデジタル化するデータ分析・診断ソフトウェアです。設備の自動化が進んでいても現場作業員の経験や勘に頼った工程は少なくありません。MELSOFT MaiLabでこれらをデジタル化していくことで、技術継承や生産性向上の実現による労働力不足への対応に貢献します。
サーボシステムコントローラ iQ-Rシリーズ
モーションユニット RD78G
マルチコアのプロセッサ搭載のモーションユニットです。CC-Link IE TSN対応サーボアンプと組み合わせて高性能なサーボシステムを構築し、装置の性能アップに貢献します。シンプルモーションモードのモーションユニットでは最小演算周期が従来比約1.7~3.5倍速くなり、サーボアンプからのデータ、入出力信号の授受を高速化し、装置のタクトタイムの短縮により労働力不足対策に効果を発揮します。
産業用ロボット
MELFA FRシリーズ
制御性能と処理能力を追求し高速・高性能な動作を実現した産業用ロボットです。市場における消費ニーズの多様化やグローバリゼーションに対応するため、産業用ロボットは従来の単一作業だけでなく、新たな知能化ソリューションによって、さらに簡単に・高度に・柔軟に「次世代のものづくり」を実現します。
協働ロボット MELFA ASSISTA
人とロボットが同じ生産現場で協力しながら作業する環境に適した協働ロボットです。自動車・電気電子部品・食品・医薬品・衛生用品等の業界向けに、衝突検知などの安全機能を備えた「MELFA ASSISTA」をご活用頂くことで、事業環境変化への柔軟な対応と生産性向上、TCO削減を実現し、労働力不足の課題解決に貢献します。
iQ Care MELFA Support
産業用ロボットと協働ロボットのモニタリングサービス・点検サービス・保証延長サービスをパッケージ化したプログラムです。ロボットシステムの立ち上げから運用・保守・修理に至るまで、生産現場の自動化や生産性向上をトータルでサポートします。
FAセンサ MELSENSOR
ビジョンセンサ
有無検査や傷検査などの目視チェック作業を自動化するセンサです。産業用ロボットとの組み合わせにより、センサで得た搬送物の位置ずれをロボットへ伝達することで、搬送作業の自動化を実現し、さらなる省人化に貢献します。
配制機器
(低圧配電制御機器や省エネ・
検針・配電監視システムなど)
低圧遮断器 SQ
(スプリングクランプ端子仕様)
電線をスプリングによる圧力で直接押し付けて接続可能な遮断器です。端子ねじを使用していないため、配線作業時間の削減に貢献します。また、盤および機械装置の納入時・点検時の増し締め作業が不要になります。
貢献データ
フェルール端子で配線した場合
作業時間22%
単線、より線で配線した場合
作業時間55%
※非熟練者(作業経験2年)での比較 (一般社団法人日本配電制御システム工業会の調査による)
低圧遮断器 BPM(配電盤用プラグイン遮断器)
主母線に直結可能で回路の増設や仕様変更に柔軟に対応する遮断器です。配電盤の標準化設計が可能となり、増設時の停電時間を削減でき、作業時間短縮に貢献します。またインジケータを搭載しており、接続完了を容易に確認可能です。
低圧遮断器 BH-BV-CP QT/EQT
電源側および負荷側端子のねじレス化を行った分電盤用遮断器です。電源側プラグイン構造により、ワンタッチにてブスバーへ接続が可能です。また、負荷側は速結端子仕様となっており、電線を差し込むだけで配線が完了します。電源側、負荷側両方においてねじ締めが不要です。
モバイル検針
(M2PMシリーズ/
M8FMシリーズ)
電力量計からBluetooth®通信でモバイル端末に使用電力量の収集が可能なモジュールです。取得した計量値データはCSVファイルとしてパソコンへ送信が可能。読み取りミス・転記ミスが防止でき、電力量計1台あたりの検針時間を大幅に短縮できます。
貢献データ
読取り時間(目視検針と比較した場合)
一台あたり70%
検針業務時間※
全体30%
※異動時間・計量値確認・パソコンへの入力時間の合計、いずれも当社調査による
検針業務の安全性向上や
作業ミス防止を実現
- 電力量計を直接のぞき込む必要がなくなり、検針作業が効率化
- 高所・暗闇に設置している電力量計でも
脚立・懐中電灯が不要になり、作業者の安全性が向上 - 通信で計量値を取得するため、
読み取り間違い・書き間違いの防止につながる
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スマートメーター機能搭載 M8FMシリーズ
スマートメータ機能(電力量の30分タイムデータ・通信機能)を搭載した電力量計です。上位装置と組み合わせて使用することで、遠隔での詳細なエネルギー監視・時間帯別計量を実現します。