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電力管理用計器 集合形漏電監視装置

集合形漏電監視装置

「警報監視」から「見える常時監視」へ

現在の漏電監視は、漏電リレーに代表されるように、事故レベルの漏電発生を監視し、漏電発生時に警報出力する警報監視となっています。
しかし、近年一般産業の分野において漏電による設備の停止が大きな損失になることから未然に異常を検出したいという要求が高まっています。
三菱集合形漏電監視装置は、多回路の漏洩電流を常時計測・表示して“見える”監視としました。
さらに通信機能による上位監視システムでの常時監視も可能としました。

特長

  大形LCDにより充実した表示が可能


漏洩電流レベルを全回路同時にバーグラフ表示

漏電レベルの10回路同時表示が可能です。また、各回路の漏洩電流値をデジタル表示できます。

表示画面が自動的に切り換わるサイクリック表示機能

回路ごとの漏洩電流現在値、漏洩電流最大値の表示画面が3秒間隔で自動的に切り換わるサイクリック表示機能を搭載しています。
定期点検などのデータ確認時に、表示切替ボタンを押す手間が省けます。

漏洩電流最大値と最大値発生時刻を記憶表示

時計機能を搭載し、漏洩電流最大値と最大値発生時刻を記憶し表示します。異常が発生した場合の分析をサポートします。


時計機能は停電時にはリセットされますので再設定が必要です。

EPAL(漏電プレアラーム)警報機能搭載


感度電流での警報出力に加え、EPAL(漏電プレアラーム)での警報出力機能を搭載し、感度電流以下のレベルでの警報監視も選択可能。


警報出力設定は、感度電流またはEPALのいずれか選択となります。

設定値情報も表示

各種計測値に加え、以下の回路ごとの設定値も表示できます。

 動作時間

 感度電流値(またはEPAL)

通信機能付品のラインアップ


上位の監視システムで常時監視が可能

通信機能付をラインアップし、従来の警報出力に加え、上位の監視システムで常時監視が可能です。漏洩電流のトレンドが容易に把握できることで、異常時の分析や設備の予防保全に役立ちます。

2種類の通信に対応

通信機能は、受配電分野で多くの実績があるB/NET伝送と生産設備系も含めて幅広く採用されているオープンネットワークのCC-Link通信の2種類をシリーズ化しています。

ラインアップ

複数回路の漏洩電流を監視する製品です。5回路監視用、10回路監視用を揃えています。

通信機能なし

LG-5F、LG-10F

B/NET伝送

LG-5F-B、LG-10F-B

CC-Link通信

LG-5F-C、LG-10F-C

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