産業用ロボット 垂直多関節ロボット RV-FRシリーズ


コンセプト
FRシリーズは、この3つの柱によってあらゆる自動化ニーズにお応えします。
- 次世代知能化:今まで自動化できなかった作業を簡単に実現します。
- 安全・人協働用途:高い安全性によって人と共に働くことを可能にします。
- FA-IT連携機能:次世代のものづくりを支えます。

進化した知能化技術
MELFA Smart Puls対応 (*1)

MELFA Smart Pulsとは
「ビジョンセンサ」との連携強化や「力覚センサ」の進化により、より高速・高精度で高度な作業を実現します。
(*1:RV-35FR/50FR/80FRは対応しておりません。)
- 「MELFA Smart Plus」は次世代知能化を実現するオプションです。
- MELFA Smart Plusカードをコントローラに挿入することで各種知能化機能をご使用頂けます。
- 「知能化機能」や「AI機能」を活用し設計・立上げ・運用・保守のさまざまフェーズで、ロボット導入の容易化と、難易度の高い作業工程の自動化を可能にします。
知能化技術のさらなる向上

精度の高いビジョンセンサやロボットで力加減を制御する力覚センサなどを活用することによって、難易度の高い作業を自動化します。
- 知能化技術活用例
力覚センサ、3次元/2次元ビジョンセンサ
協調制御
軌跡精度向上機能
干渉回避
トラッキング等、種々の作業を容易に実現する機能
FA-IT 連携
FA製品との連携力強化
シームレスな機器連携によって,生産状況に応じた,フレキシブルなものづくりを実現。
生産性・保守性の向上、TCO(Total Cost of Ownership)削減を可能にします。

- シーケンサ「MELSEC iQ-Rシリーズ」との連携で,より高度な作業を実現します。
- CC-Link IE Field、SLMPに対応し、シームレスなデータ通信が可能です。
- 生産現場の操作をGOTに一元化し,運用・保守性を向上します。
- エラー発生前後のロボット情報やプログラム実行状態をログデータとして保存可能。エラーの究明を容易化できます。
- ロボット機構部の固有データを機構部内に記録保持し、保守・メンテナンスを容易化します。
安全性向上
安全オプションによる人恊働支援により、人とロボットによる作業エリアの共用化を可能にし、生産性と柔軟性を兼ね備えた工場を実現します。
※お客様によるリスクアセスメントが必要となります。
- リスクアセスメントの容易化を実現する安全機能を準備。
- 2重化された安全I/Oにより安全システムとの接続に対応します。
- CC-Link IE TSNの安全通信機能に対応しています(CR800-R)。
- 速度監視機能でロボットの速度を監視可能です。
- 安全監視機能の作業条件(ロジック)を定義可能です。
CC-Link IE TSN 安全通信機能

CC-Link IE TSNの安全通信機能に対応(CR800-R)。
安全機器の省配線に加え、安全CPUユニットに直接ロボットCPUユニットを挿すこともでき、システム構成の簡素化を実現します。
関連カタログ
※製品仕様などの詳細はカタログをご覧ください。