配電用変圧器 リニューアル
現状設備の「安定稼働」・「予防保全」から「生産性向上」・「省エネ」、さらに設備の「見える化」・「安全対策」までを目標とするリニューアル製品をご提案します。当社はお客様の設備リニューアルを強力にサポートします。
製品の状態はいかがですか?
機器も老朽化すると、外観は正常に見えても、突然故障したり、復旧に時間がかかったりします。
ぜひこの機会に、予防保全活動への取組みをご検討ください。「備えあれば憂いなし」です。
更新例
配電用変圧器のリニューアルメリット
全損失低減により電力量料金削減!
- トップランナー変圧器では、鉄心に低損失な高配向性電磁鋼帯・磁区制御電磁鋼帯(油入・モールドRシリーズ、油入EX-βシリーズ)、アモルファス合金(モールドEX-αシリーズ)の採用により、無負荷損を従来の機種に比べ低減しています。
- 変圧器の発生損失を低減することで従来の製品使用時よりも、電力量料金の削減が可能となります。
環境保全にも配慮
同様に、変圧器の発生損失を低減することで従来の製品使用時よりも、CO2の排出量が削減され環境保全に貢献します。*3
小型化による設置スペースの自由度UP!
- 設計・製造技術の進歩により約30年前の変圧器に比べ、床面積・外形寸法を少なくし、小型化を実現しており、電気室や配電盤への収納時も機種選定の自由度が広がります。
- 油入EX-βシリーズに関しては、高効率シリーズでありながらトップランナー油入変圧器Rシリーズと同一の床面積・外形寸法を実現しております。
メンテナンス性が向上!
油入変圧器Rシリーズ、EX-βシリーズより、油面温度計と排油弁を75kVA以上機種で標準装備しており、保守点検作業の手間が軽減できます。
- *1油入変圧器 三相1000kVA60Hzの代表値
- *2単位電力量料金を12円/kWhとして計算
- *3CO2排出削減量(トン/年): 一般電気事業者とそれ以外の電気供給者平均排出係数0.551[kg-CO2/kWh] [出所:平成26年経済産業省・環境省告示第11号による]
老朽化による機器の更新時期
各機器の更新推奨時期と経年劣化で発生する事象
機種 | 更新推奨時期(使用開始後) | 経年劣化で発生する事象 | ||
---|---|---|---|---|
絶縁劣化 | 動作不具合 | |||
高圧交流負荷開閉器* | 屋内用 15年 屋外用 10年 |
または負荷電流開閉回数 200回 または負荷電流開閉回数 200回 GR付き開閉器の制御装置は使用開始後10年 |
○ | ○ |
断路器* | 手動操作 20年 動力操作 20年 |
または操作回数 100回 または操作回数 1,000回 |
○ | ○ |
高圧交流遮断器* | 20年 | または規定開閉回数 | ○ | ○ |
計器用変成器 | 15年 | ○ | ー | |
保護継電器* | 15年 | ー | ○ | |
高圧限流ヒューズ | 屋内用 15年 屋外用 10年 |
ー | ○ | |
高圧交流電磁接触器* | 15年 | または規定開閉回数 | ○ | ○ |
高圧進相コンデンサ 直列リアクトル、放電コイル |
15年 | ○ | ー | |
高圧配電用変圧器 | 20年 | ○ | ー | |
配線用遮断器 漏電遮断器 |
15年 | または規定開閉回数 | ○ | ○ |
電磁開閉器 | 10年 | または規定開閉回数 | ○ | ○ |
- *印を付した機器については、交換可能な最短寿命を表すものではなく、保守・点検状況またはメーカーの推奨する部品交換条件にしたがって、消耗部品、摩耗部品、電子部品等は適宜交換されることを前提としています。
また、長期間保管した予備品は、十分な点検、整備を行ってから使用してください。